ヴィクトリアマイル2021の予想です。
ヴィクトリアマイル2021の出走馬は、グランアレグリア、レシステンシア、デゼル、マジックキャッスル、テルツェットなど18頭。東京競馬場芝1600mで行われる牝馬限定のG1戦です。
5月16日(日)の平場の勝負レースはこちらから。
先週はいくつか当たりがありましたが、中でも中京ダートの二ケタ人気の爆穴から入った2鞍が大きかったです。
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≪中京12レース 2勝クラス 勝負度D(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★★)≫
◎⑤サンビショップ(12番人気3着)
○⑮ラホーヤノキセキ(1番人気1着)
▲①シンゼンマックス
△④メラナイト(5番人気2着)
△⑪コンクエストシチー
△②トモジャドット
×⑯グーデンモルゲン
×⑧カレンリズ
×③モハー
×⑭エムオータイショウ
×⑩ショウナンアニメ
×⑦ラミエル
ここは逃げ、先行勢がズラッと揃い、最終レースという性質を考えても、激流になりそう。展開がハマれば、台頭できる力のある伏兵がいるので、その馬から入ってみたい。
本命はサンビショップ。前走1勝クラスは馬の行きっぷりに反してブレーキをかけながらの追走で、終始リズムが悪かったものの、直線に入ると馬群を割りながらしぶとく伸びて4着に健闘。休み明け2戦目で前進が垣間見れる内容だった。今回は実績のあるダート1200mに変わり、展開の恩恵があるとすれば、馬券圏内まで届いても不思議ではないだろう。ほぼ毎回、人気以上の走りを見せており、過小評価されやすいタイプでもある。
相手には外枠からスムーズな先行策を打てそうなラホーヤノキセキ、前走が案外も内からでも捌けるシンゼンマックスを挙げたい。
馬券は3連複で1列目にサンビショップ、2列目にラホーヤノキセキ、シンゼンマックス、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。本線はラホーヤノキセキ絡み。あとは馬連、馬単を押さえる。
【参考買い目】
3連複:◎ー○▲ー〇▲△△△××××××(19点)…本線はラホーヤノキセキ絡み 本線139.3倍的中
馬連:◎ー○▲(2点)
馬単:◎→○▲(2点)
≪中京6レース 1勝クラス 勝負度C(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★★)≫
◎⑫シャークスポット(12番人気2着)
○⑭スカーレットスカイ(2番人気1着)
▲⑪プレジールミノル(3番人気3着)
△⑯ボイラーハウス
△⑧サステナブル
△③レッドソルダード
×⑩メイショウハナモモ
×⑤タガノネクステージ
×④タマモヒメギミ
×⑮サンライズシューズ
ここは門別出身馬のシャークスポットを大いに買いたい。◎ラペルーズ、◎サハラヴァンクールらの一連の走りを見ても、門別でそこそこの実績があれば、JRAの1勝クラスで即通用レベルなのは明らか。本馬は門別1勝馬とは言え、JRAに移籍する前に重賞のサンライズカップで3着に好走しており、トランセンデンスやノットリグレットらに先着していることを考えても、JRAの1勝クラスなら見劣りすることは全くないだろう。距離は少し短いかもしれないが、逃げ、先行勢がズラッと揃ったので、追って良さがある本馬の台頭があってもいいのではないか。
正直、勝負度Cにしたい案件も、新人の松本騎手が不安なので、◎サンビショップのように馬の能力だけで走られる可能性はあるものの、勝負度Dにしておきます。と思ってましたが、当日朝のオッズでは人気がやはり全然ないので、勝負度Cでいきます。
相手は前走で現級突破のメドが立ったスカーレットスカイ、休み明けでも2戦連続でタイムランクAのレースで強敵相手に揉まれてきたプレジールミノル、ボイラーハウスは1ハロンの距離延長がプラスに出そうだ。
馬券は3連複で1列目にシャークスポット、2列目にスカーレットスカイ、プレジールミノル、ボイラーハウス、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド3点でもOK)。本線は2列目がスカーレットスカイ、3列目がタマモヒメギミまで。あとは馬連、馬単を押さえる。
【参考買い目】
3連複:◎ー○▲△(ボイラーハウス)ー〇▲△△△××××(21点)…本線は2列目がスカーレットスカイ、3列目がタマモヒメギミまで 本線177.1倍的中
馬連:◎ー○▲△(ボイラーハウス)(3点) 75.7倍的中
馬単:◎→○▲△(ボイラーハウス)(3点)
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今週の土曜日はいまひとつの成績に終わってしまったので、日曜日は先週同様にどこかでガツンと当てたいと思います。
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ヴィクトリアマイル2021の予想です
ヴィクトリアマイルと言えば、かつてはヴィルシーナの2年連続の先行押し切りや、3連単2千万馬券が飛び出したストレイトガール→ケイアイエレガント→ミナレットの行った行ったなどがあったものの、近年は逃げ、先行勢に分が悪く、終いにしっかりと脚を使える馬が優勢になっている。
過去5年のヴィクトリアマイルの上り別成績を見ると、上り3ハロンで上位の脚を使えないと、馬券圏内に食い込むのはなかなか難しいのが分かる(以下参照)。
◆ヴィクトリアマイルの上り別成績(過去5年)
現在の東京芝も絵に描いたような高速馬場。今年も決め手が明暗を分けるレースになるのではないか。
本命はグランアレグリアに逆らう余地はないか
前走大阪杯は距離、馬場、コースともに未知数だったが、積極策から早め早めに進出を開始し、2着モズベッロから0.2秒差の4着。思わぬ伏兵に足をすくわれてしまったが、初物尽くしの条件だったことを考えると、むしろよく健闘したと言える内容だろう。今回はG1で3勝を挙げているマイル戦。東京芝1600mは昨年の安田記念でアーモンドアイ、インディチャンプ相手に完勝しており、牝馬同士なら純粋に能力が抜けているだろう。ディープインパクト産駒らしく切れる脚が使えるので、今の決め手が要求される東京芝も歓迎だ。
相手にはリアアメリアのガラリ一変に期待したい
前走阪神牝馬ステークスでは9着に敗れたものの、他馬より1キロ重い斤量55キロを背負い、スタートで出遅れて後方追走になる中、上り3位タイの脚でまとめており、「スタートさえ決まっていれば、上位に加われていたのでは?」と思わせる内容だった。
戦績や厩舎の特徴的に早熟臭は確かにするものの、3走前のハイレベルなエリザベス女王杯では差し、追い込み決着の中、2番手追走から勝ち馬ラッキーライラックから0.6秒差に留まっており(以下参照)、前走の走りを見ても、牝馬限定のG1なら通用するだけの力はまだ残っているのではないか。
◆エリザベス女王杯の結果
2歳時の東京芝1600mで行われたアルテミスステークスでは豪快な大外一気を決め、距離が明らかに長かったオークスでもデアリングタクト、ウインマリリンらと差のない競馬をしていたので、東京コース替わりもプラスに捉えていいのではないか。今年のヴィクトリアマイルは上位勢の層が厚いものの、伏兵でそこに食い込めるとすれば、本馬と見た。
3番手は人気でもデゼルが有力だろう
前走阪神牝馬ステークスは上り3ハロンの極限の末脚勝負で勝利を収め、2走前の初音ステークスでは淀みのない流れでもダントツの上りをマークしているので、高速馬場でペースがそこそこ流れそうな今回のヴィクトリアマイルは本馬にとって絶好の舞台だろう。いかにも上り調子のディープインパクト産駒のイメージ。昨年のサウンドキアラのように本番でも上位争いに顔を出してくるのではないか。
マジックキャッスルは昨年秋華賞2着以降、愛知杯1着、阪神牝馬ステークス2着とコースに関係なく安定したパフォーマンスを披露。乗り難しい1枠1番に入ってしまったが、馬群の中でも苦にしないタイプなので、直線でスペースさえ見つけられれば、そこから鋭く伸びてきそうだ。
レシステンシアは能力上位なのは自明も、スピードの持続力を生かして粘り込むタイプなので、速い上りが要求された時に後れを取る可能性も。それでも牡馬の一級線相手に互角の勝負を演じてきた馬。牝馬限定戦なら能力でカバーしてもいい。
ランブリングアレーは2走前の愛知杯で勝ち馬マジックキャッスルからタイム差なしの2着に好走しており、マジックキャッスルに好走のチャンスがあるなら本馬にもあっていいか。距離は1ハロン短いかもしれないが、淀みのない流れになれば、力を出し切れるだろう。
最後にテルツェット。マイルに限れば、4戦4勝とまだ底を見せていない馬。このメンバーで上位争いに加わるにはもう一段上のパフォーマンスが求められるものの、キャリアの浅さを考慮すると、前走ダービー卿チャレンジトロフィーからの上積みがあってもいいだろう。
ヴィクトリアマイル2021の印です
◎⑥グランアレグリア
○⑯リアアメリア
▲⑤デゼル
△①マジックキャッスル
△⑱レシステンシア
△⑧ランブリングアレー
×⑨テルツェット
以上、ヴィクトリアマイル2021の予想でした。