ターコイズステークス2022の予想です。

ターコイズステークス2022の出走馬は、ママコチャ、ミスニューヨーク、エリカヴィータ、ウインシャーロット、アナザーリリックなど16頭。中山芝1600mで行われる牝馬限定のハンデ・G3戦です。

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ターコイズステークス2022の予想です

昨年のターコイズステークスは最後方を追走していたミスニューヨークが豪快に差し切り勝ち。例年ミドル~ハイペースで流れるため、差し、追い込みが届くレースではあるものの、外枠から外々を回って…というケースは少なく、ロスなく立ち回れるかがひとつのカギ。実際、過去5年の3着以内馬15頭のうち12頭はひとケタ馬番。昨年の勝ち馬ミスニューヨークも1枠2番だった。ハンデ戦で能力が拮抗している組み合わせ。内目でロスなく立ち回れて直線でもうひと脚使えそうな馬を狙いたい。

本命は人気でもママコチャから入りたい

マイルG1で3勝を挙げているソダシの全妹。春のクラシックに出走は叶わなかったものの、今夏に復帰してから破竹の3連勝。それも一戦毎にパフォーマンスを上げており、ここに来て馬がいかにも充実期に入っている。前走納屋橋ステークスは着差こそつかなかったものの、苦手な加速力勝負に対応しての勝利。ペースが流れていれば、着差はもっと開いていたのでは?と思わせる走りだった。ターコイズステークスのように淀みのないラップでの持久力戦は本馬に向いており、ここは前走以上の走りを期待していいだろう。枠順、上昇度、レース適性の高さを考えると、直線で不利等を受けなければ、上位争いに加わってくると見た。

相手にはまずアブレイズを狙いたい

ヴィクトリアマイル以降の3戦が馬券に絡めていないとは言え、高いレベルで安定したパフォーマンスを見せており、牝馬限定のG3なら斤量56キロでも好走して何ら不思議ではない。東京でも実績はあるが、中山芝ではフラワーカップ1着、中山牝馬ステークス2着。キズナ産駒で速い上り勝負には弱いので、本質的に中山>東京のタイプだろう。3走前のヴィクトリアマイルの走りならマイルにも対応できるはずで、枠順を生かして中団より前目で運べれば、馬券圏内に食い込むチャンスはあるはずだ。

3番手は3歳のサブライムアンセムが不気味

前走スワンステークスは後方追走から大外ぶん回しで負けるべくして負けた一戦。それでも直線に向いてからはしっかりと伸びており、秋初戦としては悪くない内容だった。今回は2枠4番をゲット。ロスなく立ち回ることができれば、前走以上のパフォーマンスを見せてくれるだろう。やや1400m巧者のイメージがあるものの、2走前の桜花賞では勝ち馬スターズオンアースから0.2秒差の9着。マイルも十分に守備範囲と言える。あとは出遅れ癖があるので、スタートを決めて流れに乗れるかがカギ。

シャーレイポピーはオープンクラスに上がってから結果が出ていないものの、前走京成杯オータムハンデでは4着ミスニューヨークから0.2秒差の6着に健闘。今回は枠順の並び的にミスニューヨークより前で運べそうで、当時と同じ斤量2キロ差なら立ち回りひとつで着順が入れ替わる可能性は十分にあるのではないか。鞍上的にも積極的に運んでくれそうだ。

ミスニューヨークは昨年のターコイズステークス勝ち馬。前走京成杯オータムハンデの走りを見ても、中山芝1600mへの適性は高いものの、今回はフルゲートの13番ゲートからどう捌くかがカギになりそう。昨年から斤量2キロ増で外目の枠に配置され、取り巻く条件は必ずしも歓迎とは言えない。

スカイグルーヴは重賞で安定した走りを見せていたが、前走スワンステークスがまさかの最下位に敗退。敗因がいまひとつハッキリしないが、長距離輸送のない中山の方が力を発揮しやすいか。前走の大敗で人気が抑制気味になるなら押さえておいた方がいい1頭だろう。

ライティアは前走府中牝馬ステークスで2番手追走から粘り込み、5着アブレイズから0.1秒差の6着。ディープインパクト産駒でも持久力型なので、東京より中山の方が合っているかもしれない。枠順の並び的に逃げるレイハリアの外目2番手をスッと確保できそう。自分の形には持ち込めるのではないか。

アナザーリリックは追い込み一辺倒の脚質で買いづらい馬だが、中山芝1600mは3歳時に菜の花賞2着、アネモネステークス1着がある舞台。コース実績あり、鞍上がマーカンド騎手なら無理に嫌う必要はないだろう。

フェルミスフィアは近走1400m中心に使われているが、新馬勝ちが東京芝1600mで、3歳時にはアネモネステークス3着がある馬。このメンバーに入るともうワンパンチ必要な気はするものの、5走連続で上り3位以内をマークしているように追われてからの良さがウリ。淀みなく流れの消耗戦なれば、浮上の余地はあるかもしれない。

エリカヴィータは近走で中長距離を使われているが、新馬が東京芝1600mで差し切り勝ち。デビュー2戦目のフェアリーステークスは4コーナーで致命的な不利があり、参考外の一戦だった。本質的にマイル前後が合っていそうで、コース替わり、距離短縮でパフォーマンスを上げてくる可能性はあるのではないか。ただ外枠は割引だろう。

最後にウインシャーロット。デビュー以降、ほとんど崩れたことがない堅実派。ここも内目の枠を引ければ、有力な1頭だったかもしれないが、15番ゲートはさすがに割引が必要だろう。本馬より内にポジションを取りに行きたい馬がいるので、近走のようにハナか外目2番手を確保するのは難しいはずだ。

ターコイズステークス2022の印です

◎②ママコチャ
○⑤アブレイズ
▲④サブライムアンセム
△⑦シャーレイポピー
△⑬ミスニューヨーク
△③スカイグルーヴ
×⑪ライティア
×⑥アナザーリリック
×⑨フェルミスフィア
×⑭エリカヴィータ
×⑮ウインシャーロット

以上、ターコイズステークス2022の予想でした。