@h_r_p_studio さんの写真。)

東海ステーク2017の予想考察です。

東海ステークス2017の出走予定馬は、グレンツェント、アスカノロマン、ロワジャルダン、ピオネロ、インカンテーションなど。中京競馬場ダート1800mで行われるG2戦。フェブラリーステークスの前哨戦です。

ツイッターにも書きましたが、2月に行くスイス・サンモリッツ競馬場のホワイトターフのチケットが届きました。

競馬場の指定席は日本だと2000、3000円くらいですが、これは日本円で約9000円。まあ1年に3回しか行われない競馬というかお祭りみたいなものなので、指定席料というよりも観戦料と思ったほうがいいのかもしれませんね。それより厄介なのはスイスの物価。各国の通貨の購買力を比較する時に用いられるビッグマック指数(マクドナルドのビッグマックが1個いくらかで測る指数)というのがあるみたいなのですが、スイスは堂々の1位。ちなみにスイスのマクドナルドのアルバイトは時給2000円みたいです。特にサンモリッツなんか日本の1万以下のホテルでも2、3万します。私はホテルというかアパートメントみたいなところを予約したのですが、それでも2泊で約3万ですからね。これはなんとしてもサンモリッツ競馬場で勝たなければいけません笑

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強い馬が強い競馬をするレース

東海ステークスは13年から年明けの1月に移動し、フェブラリーステークスの前哨戦として施行。ゴールドプルーフやヤマトマリオンなどが勝っていた時代が懐かしいですが、現在の東海ステークスはどうもレースのグレードも上がった感じで、単純に強い馬が強い競馬をするレースになりました。

過去4年の勝ち馬を見ていくと、

16年アスカノロマン⇒同年フェブラリーS&チャンピオンズC3着
15年コパノリッキー⇒現在、G1・8勝をマーク
14年ニホンピロアワーズ⇒12年ジャパンカップダート勝ち馬
13年グレープブランデー⇒同年フェブラリーステークス勝ち馬

といった面々。一言でいうならG1で勝ち負けできる力がないと勝てないレースです。そもそもダートは芝より力比べになりやすいですし、中京ダート1800mというコース形態も非常にタフなので、実力差が如実に出がち。14年・15年2着グランドシチーのように適性だけで好走してしまう馬も稀にいますが、基本は「どの馬が強いのか」という視点で考えていくべきレースだと思います。

東海ステークス2017の注目馬は?

近年、好メンバーがそろう東海ステークスですが、今年もアスカノロマン、グレンツェント、ピオネロ、インカンテーション、ロワジャルダン、ミツバといった実力馬が出走予定。なかなか面白いレースになりそうです。

能力、適性面を考えるとアスカノロマンは堅実駆けだと思いますが、馬券的に注目しているのは

ピオネロ

です。前走のシリウスステークスはマスクゾロがレースレコードで勝利しましたが、ピオネロはタイム差なしの2着なので、つまりレースレコードを更新しながら負けたという不運な競馬。しかもゴール手前ではマスクゾロに斜行を受けており、まっすぐ走れていれば、差し切っていた可能性があります。当時の3着アポロケンタッキー(アホマロではありません・笑)、ご存知の通り東京大賞典でアウォーディー相手に勝利。離された4着ミツバはノリさんと手が合うとはいえ、その後、ブラジルカップ→ベデルギウスステークスと連勝しています。あの2頭に先着しているのであれば、能力はここに入っても全くヒケを取らないでしょう。休み明けで人気が抑制気味になるなら面白い存在です。

以上、東海ステークス2017の予想考察でした。