東京プリンセス賞2018（大井）の予想です。
東京プリンセス賞2018の出走馬は、プロミストリープ、グラヴィオーラ、ゴールドパテック、ストロングハート、シングンレガシイなど16頭。大井競馬場1800mで行われる３歳牝馬限定のSI戦。このレースは勝負度Ｃ（自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆）を予定しています。
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東京プリンセス賞2018の予想と見解です
まずは過去５年の東京プリンセス賞３着以内馬の前走レースをまとめたのが以下の通り。
◆過去５年の東京プリンセス賞３着以内馬の前走レース（13～17年）
| 年 | 着順 | 人気 | 馬名 | 前走レース |
|---|---|---|---|---|
| 17年 | 1 | 5 | アンジュジョリー | ジーナＭ１着 |
| 2 | 3 | アップトゥユー | 桜花賞８着 | |
| 3 | 4 | ステップオブダンス | 桜花賞５着 | |
| 16年 | 1 | 2 | リンダリンダリンダ | 桜花賞２着 |
| 2 | 5 | スアデラ | 桜花賞４着 | |
| 3 | 1 | モダンウーマン | 桜花賞１着 | |
| 15年 | 1 | 7 | ティーズアライズ | 桜花賞８着 |
| 2 | 3 | スターローズ | 桜花賞９着 | |
| 3 | 1 | ララベル | 桜花賞１着 | |
| 14年 | 1 | 7 | スマートバベル | ベストビット特別１着 |
| 2 | 1 | ノットオーソリティ | ユングフラウ賞１着 | |
| 3 | 6 | イエスアイキャン | 桜花賞５着 | |
| 13年 | 1 | 1 | カイカヨソウ | 桜花賞５着 |
| 2 | 2 | イチリュウ | 桜花賞１着 | |
| 3 | 10 | ベルフェスタ | チューリップ特別２着 |
３着以内馬15頭のうち11頭は前走桜花賞組。例外は４頭のみで、昨年の勝ち馬アンジュジョリーは桜花賞→ジーナフォンテンメモリアルのローテーション。14年着ノットオーソリティは桜花賞除外からの参戦だった。南関東の３歳牝馬クラシック路線はご存知の通り、桜花賞→東京プリンセス賞→関東オークス。一冠目の桜花賞に世代のトップホースが集まるので、東京プリンセス賞で桜花賞組が強いのも当然といえるか。
ただし、注意したいのは桜花賞の着順が直結しないこと。
過去３年の３着以内馬を見ると、
17年１着アンジュジョリー（桜花賞６着）
17年２着アップトゥユー（桜花賞８着）
17年３着ステップオブダンス（桜花賞５着）
16年１着リンダリンダ（桜花賞２着）
16年２着スアデラ（桜花賞４着）
15年１着ティーズアライズ（桜花賞８着）
15年２着スターローズ（桜花賞９着）
と桜花賞で敗れた馬、それも掲示板外に敗れた馬の巻き返しが目立つ。桜花賞は浦和1600mで、東京プリンセス賞は大井1800m。求められる適性が異なるため、桜花賞の結果からガラッと変わることがあるのだろう。基本的には桜花賞組を評価しつつ、その中から大井1800mに適性がありそうな馬を狙いたい。本命は…
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プロミストリープの二冠濃厚と見た
ＪＲＡで２勝を挙げて南関東に転厩。初戦の桜花賞はスタートで出遅れ、終始馬群の後ろで揉まれる形になるも、直線で大外に持ち出されると１頭だけ別次元の末脚で差し切り。浦和1600mでは常識破りの勝ち方で、南関東の中に入れば、能力が一枚も二枚も抜けているのだろう。本質的にスピード型のヘニーヒューズ産駒なのでコース替わりはカギになるが、馬群の後ろでしっかりと折り合えるので、200mの距離延長でパフォーマンスが大きく落ちることは考えづらい。二冠濃厚と見た。
相手はグラヴィオーラが堅実に走ってくるか
昨年の東京２歳優駿牝馬ではストロングハート、ゴールドパテック、シングンレガシイらを下して勝利。桜花賞で３着に好走してしまったが、レースセンスがある上、追って味もあるので、大井1800ｍに変わってパフォーマンスが落ちることはないだろう。ユングフラウ賞、桜花賞の結果を見ても、ストロングハート、ゴールドパテックらとは勝負付けが済んだといえるか。素直に能力を信頼したい。
３番手はミスサハラが面白そう
非桜花賞組だが、前走ラヴァリーフリッグ・メモリアルではローレル賞２着・桜花賞６着のハタノサンドリヨン相手に完勝。負かした相手を考えれば、桜花賞２着以下の馬が相手なら互角の競馬をしても不思議ではなさそう。スパッと速い脚はないものの、じわじわとどこまでも伸びてくるタイプで、距離延長にも魅力がある。全体的に逃げ、先行勢が手薄なので、早め早めに動ければ、しぶとく粘り込むかもしれない。
穴ならミスマンマミーア。前走クラウンカップは休み明け、スタートの出遅れ、前残りの展開など、力を発揮できずの敗戦。２歳時のフローラルカップではストロングハートらを下しており、このメンバーに入っても能力的に見劣ることはない。追って味があるので、大井の外回りコースは良さそう。叩き２走目、コース替わりでガラリ一変があっても驚けない。
シングンレガシイはいまひとつ詰めが甘いものの、タイムパラドックス×マルゼンスキーのスタミナ血統なら距離延長は歓迎のはず。鞍上の赤岡騎手も二度目の騎乗で、癖をつかんでいるだろう。早めに動いてもバテないので、前々で流れに乗りたいところ。
最後にゴールドパテック。小回り向きの差し馬の印象を受けるが、浦和の２戦は忙しかった感じで、やや消化不良の競馬。昨年の東京２歳優駿牝馬では勝ち馬グラヴィオーラから0.3秒差の３着と健闘。当時だけ走れば、展開ひとつで馬券圏内には加わってもいい。
東京プリンセス賞2018の印
◎⑦プロミストリープ
○⑧グラヴィオーラ
▲⑨ミスサハラ
△⑭ミスマンマミーア
△⑮シングンレガシイ
△⑪ゴールドパテック
東京プリンセス賞2018の予想ファイル
東京プリンセス賞2018の買い目
まずは水曜日の羽田盃的中された方々、おめでとうございました！
前回の東京湾カップが痛恨のタテ目を食らったので、◎→○→▲と印上位３頭で決まってスカッとしました。それにしても大井の外回りのこの条件はよく当たりますね。
本日も続きたいところですが、ここは勝負度Ｄ（自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆）に変更します。羽田盃は上位３頭に人気が集中していた上、ワグナーコーヴ、モジアナフレイバーともに印下位だったので妙味もありましたが（脚質も同じでいかにも１頭くらい飛びそうだった）、このレースはプロミストリープ１強、あとはほぼ横並びで、オッズ妙味はそれほどありません。それでも３番人気ストロングハートは怪しいと見ているので、そこをバッサリと切れば、当たればそれなりに回収できるでしょうか。森さんは昨日頑張ったので今日は大人しくしておいて欲しいです（笑）
あと昨日から外枠から位置を取れる馬に有利な馬場なので、シングンレガシイの評価を上げます。
◎⑦プロミストリープ
○⑧グラヴィオーラ
▲⑮シングンレガシイ
△⑨ミスサハラ
△⑭ミスマンマミーア
△⑪ゴールドパテック
【本線】
３連複：７－８、９、１１、１４、１５－８、９、１１、１４、１５（10点）
３連複でプロミストリープから印を打った馬へ。２列目はグラヴィオーラ、シングンレガシイ、３列目はミスサハラまでが本線。あとの組み合わせは当たってもトントンくらいに押さえるつもりです。グラヴィオーラは420キロ台の小柄な馬なので馬体重は要チェックです（最近は安定しているのでたぶん大丈夫だと思いますが）。
【ボーナス】
３連単：７→８、９、１５→８、９、１５（６点）
３連単ボーナスは絞って買うなら１着にプロミストリープが入り、２、３着にグラヴィオーラ、シングンレガシイ、ミスサハラが入る組み合わせでしょうか。
以上、東京プリンセス賞2018の予想でした。
