東京盃2022の予想です。

東京盃2022の出走馬は、JRAからスマートダンディー、オーロラテソーロ、ケイアイターコイズ、テイエムサウスダン、レッドルゼルが出走。地方勢は、ギシギシ、クルセイズスピリツ(以上、大井)らが迎え撃ちます。大井競馬場1200mで行われるJpnII戦です。このレースは勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)を予定しています。8頭立ての少頭数戦ですが、少数精鋭のイメージで決して簡単なレースではないでしょう。

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東京盃2022の予想です

JBCスプリントの前哨戦として行われる東京盃。

今年はJBCスプリントが盛岡ダート1200mで行われるので、本番に直結するかは何とも言えないが、JRA勢は秋の大一番を目指す実力馬がズラリと揃い、要注目の一戦と言えそう。

展開を予想すると、逃げるのはギシギシかクルセイズスピリツ。特にギシギシは前走アフター5スター賞で出遅れてしまったので、ここはスタートを決めてハナでもOKのスタンスで乗ってくるだろう。直後にハナ主張の可能性もあるオーロラテソーロ、外からはケイアイターコイズ、テイエムサウスダンが追いかけてくるか。スマートダンディー、レッドルゼルは出たなりで終い勝負といった具合になりそう。ミドルペースくらいで流れて各馬にとって力を発揮しやすいレースになるのではないか。

どこからでも入れそうで難解な一戦だが、ここは堅実な走りを見せてくれそうな馬から入りたい。それでは予想にいきましょう。本命は…

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8歳のスマートダンディーに期待する

JRAのオープン特別(リステッド競走含む)で5勝を挙げている一方、ダートグレードでは苦戦が続いていたものの、前走北海道スプリントカップでは勝ち馬ダンシングプリンスから0.1秒差の2着に好走。ダートグレードの常連であるリュウノユキナ、ヒロシゲゴールドに先着を果たしており、ここに来て生涯ピークのパフォーマンスを見せていると言っていいだろう。

どうもキャラ的に地味なので、人気ではテイエムサウスダン、レッドルゼルに劣るかもしれないが、ダンシングプリンスとリュウノユキナと互角の勝負ができるのであれば、このメンバーに入っても何ら見劣ることはないだろう。捌きやすい8頭立ての少頭数なら末脚を存分に発揮できるはずだ。

相手はテイエムサウスダンが有力

岩田騎手が手綱を取るようになってから馬が良化し、近2走は実績のなかったマイルG1で連続好走。今回は一転してスプリント戦になるが、ワンターンの東京ダート1400mの根岸ステークスで強いパフォーマンスを見せており、大井1200mにも対応してくる可能性が高いのではないか。このメンバーで斤量56キロで走れるのは明らかに有利だろう。

3番手はドバイ帰りのレッドルゼル

今回は3月のドバイ以来の実戦になるが、昨年もドバイゴールデンシャヒーン2着から東京盃で3着に好走。これまでのレースを見ても、鉄砲駆けは利くタイプなので、今年もこの馬なりに走ってくるのではないか。ただし、メンバー中唯一の58キロを背負うのは割り引きで、差し届かずの2、3着に終る可能性の方が高いか。

ギシギシは前走アフター5スター賞がまさかの敗戦。スタートのミスがあったとは言え、直線で反応が出来ておらず、先々に向けて不安の残る内容だった。それでも春の東京スプリントではシャマル、リュウノユキナからタイム差なしの3着。ここでも当時並みのパフォーマンスを発揮すれば、再び馬券圏内に加わってもいいだろう。

オーロラテソーロは前走クラスターカップでリュウノユキナ、ジャスティンらを下して勝利。ただし、斤量54キロで外目からスムーズな先行策を打てたのが大きかった。今回は枠順の並び的に包まれるリスクがあり、マル外らしく揉まれ弱い面があるので、位置取り次第では力を発揮できずのシーンがあるかもしれない。行き切る競馬を選択するのが理想なのではないか。

東京盃2022の印です

◎①スマートダンディー
○⑦テイエムサウスダン
▲⑧レッドルゼル
△③ギシギシ
△②オーロラテソーロ

4番クルセイズスピリツ…ここに来て番手でも競馬を組み立てられるようになり、気性面での成長を感じるものの、ダートグレードではさすがに分が悪いのでは。東京盃は4年連続の出走で、過去3年は19年9着、20年9着、21年10着に終っている。

5番ヴァルラーム…昨年の東京盃では11着に終り、今年の東京スプリントでも12着と大敗だった。本馬以外はすべて格上で苦戦必至だろう。

6番ケイアイターコイズ…ここに来て力をつけているのは間違いないものの、前走名鉄杯は1枠1番を引けたのが大きかった。今回は相手がグッと強化されて、【0.3.1.8】と勝ち鞍のない右回りコース。期待より不安の方が大きく、JRA勢で嫌うとすれば、本馬か。

東京盃2022の買い目です

土曜日の白山大賞典の◎セイカメテオポリスは先週の日本テレビ盃の◎ギガキングに続く、ストレスの溜まる騎乗でしたね(苦笑)。ギガキングもセイカメテオポリスも騎手の誘導ひとつで3着が狙えたものの、非常にもったいない競馬でした。東京盃、レディスプレリュードで少しでもモヤモヤを晴らしたいところですが…

東京盃は◎スマートダンディーから印を打った馬へ手広く流します。

【参考買い目】

3連複:◎ー○▲△△ー○▲△△(6点)…本線はテイエムサウスダン絡み

3連複でスマートダンディーから印を打った馬へ。本線はテイエムサウスダン絡みです。3連単を買うならスマートダンディーは2、3着付けにしたいキャラではありますが、白山大賞典のように勝つのは「ケイアイパープルorブリッツファング」とは言えないところがあり、そこはちょっと難しいところです。

以上、東京盃2022の予想でした。