東京大賞典2022の予想です。
東京大賞典2022の出走馬は、ＪＲＡからノットゥルノ、メイショウハリオ、ウシュバテソーロ、ショウナンナデシコ、サンライズホープ、レッドガランが出走。地方勢は、ライトウォーリア（川崎）、リンゾウチャネル（大井）、カジノフォンテン、アトミックフォース（以上、船橋）、ラッキードリーム（兵庫）らが迎え撃ちます。大井競馬場2000mで行われるＧＩ戦です。このレースは勝負度Ｃ（自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆）を予定しています。
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ここ最近の地方重賞は、
●全日本２歳優駿（【全日本２歳優駿2022予想】川崎1600mのJpnI戦です）
１着▲デルマソトカゼ（３番人気）
２着◎オマツリオトコ（２番人気）
３着〇ぺリエール（１番人気）
●兵庫ゴールドトロフィー（【兵庫ゴールドトロフィー2022予想】園田1400mのJpnIII戦です）
１着△ラプタス（４番人気）
２着◎シャマル（１番人気）
３着▲サクセスエナジー（５番人気）
５着〇イグナイター（２番人気）
●ゴールドカップ（【ゴールドカップ2022予想】浦和1400mのＳＩ戦です）
１着▲スマイルウィ（３番人気）
２着◎サルサディオーネ（２番人気）
３着〇ティーズダンク（１番人気）
という結果。
先週のゴールドカップは人気通りの組み合わせでしたが、思った以上に配当がついた印象でした。
今週は年末恒例の
東京大賞典
東京シンデレラマイル
東京２歳優駿牝馬
の３本立て。
東京大賞典から主役馬不在で馬券的に面白そうなので、まずは３連戦の１戦目で良いスタートを切りたいですね。
東京大賞典2022の予想です
今年の東京大賞典は、ＪＢＣクラシック勝ち馬テーオーケインズ、チャンピオンズカップ勝ち馬ジュンライトボルト、さらに同レース４連覇中のオメガパフューム（みやこステークス３着後、引退）の参戦がなく、良くも悪くも主役馬不在の混戦ムードと言っていいか。
カギを握るのは大井2000mへの適性だろう。同コースはオメガパフューム、サウンドトゥルー、ノンコノユメが何度も好走したように、展開に関係なく決め手が問われやすい傾向。今年の東京大賞典は是が非でも逃げたい馬が不在なので、スロー～ミドルペースで流れると見ているが、それでも直線は終い勝負になるのではないか。馬群一団のヨーイドンでスッと抜け出してこれそうな馬から入りたい。それでは予想にいきましょう。本命はこの条件なら…
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メイショウハリオが巻き返すだろう
言わずと知れた今年の帝王賞勝ち馬。当時、先行策を打ったクリンチャー、テーオーケインズが自滅した感があったものの、終始前を射程圏に入れつつ、直線でチュウワウィザード、オメガパフュームとの追い比べを制しており、紛れもなく大井2000mへの適性の高さが感じられた一戦だった。
前走ＪＢＣクラシックでは５着に終わったものの、大井2000mで要求される持続力、タフさとは正反対のスピードが求められる盛岡2000mでは本馬の良さが生きなかっただけだろう。右回り【6.2.1.4】に対し、左回り【1.0.1.3】でもあるので、左回りでパフォーマンスを少し落とした面もあったのかもしれない。今回は叩き２走目で、実績のある右回りの大井コース。相手関係を考えても、ここは堅実に走ってくるのではないか。
相手は追っての良さがウリのウシュバテソーロ
芝では３勝クラス止まりに終わったが、ダートに変わって素質開花。初ダートの横浜ステークスで圧巻の末脚を見せて勝利を収めると、次走ラジオ日本賞では差し損ねて３着に終わったが、その後はブラジルカップ→カノープスステークスと連勝。ダートに変わって４戦連続で上り最速をマークしているように、追えばどこまでも伸びていくイメージで、底を見せていない魅力がある。
今回は相手が一段と強化されるものの、大井2000m向きの脚質、例年に比べてメンバーレベルが低いことを考えると、ここはクラスの壁をあっさりと突破していいのではないか。脚質的にメイショウハリオと似ているので、メイショウハリオが勝ち負けに加わるなら本馬もその近くにいるイメージが湧く。
３番手はこのメンバーならサンライズホープで足りる
マジェスティックウォリアー産駒らしく乗り難しい面はあるが、末を生かす競馬に転じた近２走はみやこステークス１着（上り２位）、チャンピオンズカップ６着（上り２位タイ）と２戦連続でキャリアハイのパフォーマンスを見せている。ここは組み合わせ的に無理に控える必要はなさそうだが、近２走のように直線でしぶとく脚を使えれば、馬券圏内に加わる資格は十分にあるだろう。これまでのレースを見ると、やや揉まれ弱い面があるので、砂を被らずに運べる外枠を引けたのは歓迎だ。
穴ならレッドガランだろう。初ダートの前走チャンピオンズカップでは内で後手後手の競馬になり、直線では外へ。そこでも前にサンライズホープがいたため、すぐに進路を確保できなかったが、しぶとく脚を使っており、鞍上の斎藤騎手が下手に乗ったことを考えると、悪くない走りだった。前走チャンピオンズカップでは６着サンライズホープから0.3秒差。十分に逆転可能な範囲で、サンライズホープに好走のチャンスがあるなら本馬にもあるだろう。鞍上は先週の阪神カップでダイアトニックで有終の美を飾り、有馬記念で単勝万馬券のイズジョーノキセキに騎乗してあわやの４着だった岩田康誠騎手。鞍上的にも何かやってくれそうな予感がする。
ノットゥルノは今年のジャパンダートダービーで本命に推したが、当時は大外枠からスムーズに運べたのが大きかった。前走チャンピオンズカップは揉まれる競馬でもそれなりに踏ん張っていたので、揉まれたら即ＮＧというわけではないが、２番ゲートだと難しい立ち回りを強いられるのではないか。
ショウナンナデシコは今年のかしわ記念勝ち馬も、今秋はレディスプレリュード３着→ＪＢＣレディスクラシック３着→クイーン賞３着とトーンダウン。同型が手薄なのは本馬にとって追い風も、近３走のレースぶりを見ると、積極的には買いづらい。
最後にライトウォーリア。ここに来て埼玉新聞栄冠賞→勝島王冠と２連勝。今回は相手がグッと強化されているので、壁にぶつかる可能性が高いと見ているが、マイペースの逃げを打てそうで、展開に恵まれた時に残り目があるかもしれない。
東京大賞典2022の印です
◎⑤メイショウハリオ
〇⑥ウシュバテソーロ
▲⑩サンライズホープ
△⑬レッドガラン
△②ノットゥルノ
△⑧ショウナンナデシコ
×③ライトウォーリア
１番ゴールドホイヤー…前走勝島王冠は２番手追走から伸び切れず、勝ち馬ライトウォーリアから2.0秒差の10着に敗退。ＧＩではさすがに荷が重い。
４番ドスハーツ…元ＪＲＡのオープン馬も、近走はパフォーマンスが明らかに落ちており、前走日刊ゲンダイ賞では勝ち馬アトミックフォースに完敗。ここは苦戦必至だろう。
７番リンゾウチャネル…前走勝島王冠では勝ち馬ライトウォーリアから0.4秒差の２着と完敗だった。近走は安定したパフォーマンスを見せているが、このメンバーではさすがに分が悪い。
９番カジノフォンテン…21年川崎記念、同年かしわ記念の勝ち馬。20年東京大賞典では２着に好走した実績もあるが、昨年の帝王賞以降、Ｇ１では【0.0.0.5】と苦戦続き。最近は南関東馬同士でも勝ち切れなくなっており、能力が明らかに落ちている。本馬を勝つなら勝島王冠勝ち馬ライトウォーリアを買った方がいいだろう。
11番ミヤギザオウ…古馬との初対戦だった前走勝島王冠では勝ち馬ライトウォーリアから1.9秒差の９着に敗退。南関東の現３歳世代は全体的にレベルが低く、前走は単純に力負けなのでは。
12番アトミックフォース…ここに来て破竹の５連勝。馬が自信を取り戻したような印象を受けるが、低レベルなレースばかり使われており、字面を鵜呑みにしない方がいいだろう。リズム良く運べそうな外枠は歓迎も、直線入口でＪＲＡ勢に飲み込まれているはず。
14番ラッキードリーム…兵庫移籍後は負けなしの３連勝。前走園田金盃では同年の名古屋大賞典３着ジンギに完勝したのは評価できるものの、ジンギ自身が本調子を欠いていた感が否めない。５走前の中原オープンではアトミックフォースに敗れており、このメンバーでは力不足なのでは。
東京大賞典2022の買い目です
ここは◎メイショウハリオの差しが決まるなら、〇ウシュバテソーロの差しも決まっているイメージなので、その２頭から印を打った馬へ流したいと思います。
【参考買い目】
３連複：◎ー〇ー▲△△△×（５点）
３連複でメイショウハリオ、ウシュバテソーロから印を打った馬へ（ワイド１点でもＯＫ）。本線はレッドガランまでです。
以上、東京大賞典2022の予想でした。
