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東京大賞典2017(大井)の予想です。
東京大賞典2017の出走馬は、JRAからミツバ、サウンドトゥルー、アポロケンタッキー、インカンテーション、ケイティブレイブ、コパノリッキー、ロンドンタウンが出走。地方勢はヒガシウィルウィン(船橋)、サブノクロヒョウ(大井)らが迎え撃ちます。大井競馬場2000mで行われるG1戦。このレースは、勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。
※メルマガ読者の方は12/28に配信した「本日の勝負レース」にパスワードが掲載されています。
2017年の中央競馬が終わり、ここからは大井の地方重賞3連戦。1発目は最も盛り上がる東京大賞典です。大井の中距離G1は相性が良く、昨年の東京大賞典からだと
●東京大賞典
1着◎アポロケンタッキー(5番人気)
2着○アウォーディー(1番人気)
3着△1サウンドトゥルー(2番人気)
●帝王賞
1着◎ケイティブレイブ(6番人気)
2着△1クリソライト(5番人気)
3着○アウォーディー(1番人気)
※写メ撮るの忘れました
●ジャパンダートダービー
1着○ヒガシウィルウィン(5番人気)
2着△1サンライズソア(4番人気)
3着◎タガノディグオ(2番人気)
●JBCクラシック
1着△1サウンドトゥルー(4番人気)
2着○ケイティブレイブ(3番人気)
3着△3ミツバ(7番人気)
5着◎グレンツェント(6番人気)
で4レースのうち3レースで本命と対抗がともに3着以内かつ印上位4頭の大本線!!
JBCレディスクラシックの3連複7万、3連単140万馬券とかもありましたし(私は3連複だけでしたが)、大井の中距離G1は相性がいいので最後もビシッと仕留めたいと思います!!(勝負度Cですが、今年のジャパンカップから東京2400mと大井2000mのG1だけ10万円買うと決めたので10万円勝負します)
東京大賞典2017の予想と見解です
主役馬不在の古馬のダート中距離路線。過去1年の同路線におけるG1勝ち馬とその後の成績を振り返ってみると、
・東京大賞典勝ち馬アポロケンタッキー→今年の国内G1は帝王賞5着、JBCクラシック8着。
・川崎記念勝ち馬オールブラッシュ→その後は【0.0.1.4】とG2でも苦戦。
・帝王賞勝ち馬ケイティブレイブ→その後は3、2、4着と勝ち切れず。
・JBCクラシック勝ち馬サウンドトゥルー→次走チャンピオンズカップで2番人気11着と大敗。
といった有様。
アポロケンタッキー、オールブラッシュは一発屋臭がプンプンし、ケイティブレイブは鞍上のキャラも重なって勝ち切れず、サウンドトゥルーは常に展開に左右される馬。
過去のアジュディミツオー、スマートファルコン、ホッコータルマエのように自分でレースを作って押し切る、ザ・ダート馬というタイプは存在せず、「○○であれば」という条件つきでしか好走できない馬ばかりとなっている。
今年の東京大賞典も一長一短のメンバー。予想のポイントはどの馬に流れが向くかの一点に尽きるだろう。そこで注目したいのは直近に大井2000mで行われた古馬のダートG1のラップ。昨年の東京大賞典、今年の帝王賞、JBCクラシックの前後半1000mのラップは、
東京大賞典(64.8-61.0)
帝王賞(62.1-62.3)
JBCクラシック(62.1-62.4)
で東京大賞典がスロー、帝王賞、JBCクラシックがミドルペース。上でも述べたが、前々で押し切る強いダート馬がいないため、ペースがそこまで速くなっていない。今年の東京大賞典はコパノリッキーの逃げになりそうだが、田辺騎手ならスローペースに落とすはずで、インカンテーション、ケイティブレイブも番手でじっと運びたいタイプ。昨年と同じく今年もペースは速くならないだろう。
最後は先行力かつ一気にギアチェンジできる能力が求められるのではないか。それでは予想にきましょう。ここは少し迷ったが、初心貫徹で前走を見た時から東京大賞典で本命打つと決めていた馬から入りたい。本命は…
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ミツバの一撃に期待する
評価したいのは近2走の内容。まずJBCクラシックは直線入り口で早め先頭に立つ厳しい競馬。追い出しをギリギリまで我慢した勝ち馬サウンドトゥルー、4コーナーから徐々に進出していった2着ケイティブレイブとは完全に位置取り、仕掛けのタイミングの差で、レースのパフォーマンス自体は互角といっていいものだった。
前走チャンピオンズカップは前残り決着の中、大外ぶん回しで6着。それでも4着ケイティブレイブとは0.1秒差で、近2走の内容からケイティブレイブとの能力差がないのは間違いないだろう。
今回は実質少頭数の地方競馬。チャンピオンズカップのようにコースロスに泣かされることはない。1枠1番はメリットもデメリットもあるが、ここはシュヴァルグラン@ジャパンカップ、ヤマカツエース@有馬記念のように位置を取りにいくはず。大井2000mなら直線で前が詰まる心配はなく、逃げるコパノリッキーは直線半ばくらいまでは粘りそうで、本馬の進路はラチ沿いではなく、馬場の2、3分どころになりそう。ラチ沿いは嫌だが、馬場の2、3分どころを通れれば、しっかりと伸びてくるイメージが浮かぶ。鞍上は今年のG1で大活躍したMデムーロ騎手。前日に弟のCデムーロが勝利した流れに乗って最後は兄が締める。
相手はケイティブレイブが好位から抜け出す
帝王賞以降、勝ち切れていないが、JBCクラシック2着、チャンピオンズカップ4着と安定した走り。大井2000mは【1.2.0.0】と連対を一度も外しておらず、ここも堅実駆けだろう。ダートの先行タイプだが、意外とシュッとした脚も使えるので、スロー~ミドルペースで流れて後半にラップが上がっていくような競馬は合っているはずだ。
3番手はインカンテーションが普通に強い
地方ダートグレードの参戦は少ないが、15年フェブラリーステークスでは2着に入ったほどの実力馬。一時期はスランプに陥っていたが、ここに来て完全に復調し、本来の力を取り戻しつつある。先行力があるのはもちろん、並ばれてから抜かせない勝負根性が素晴らしく、2、3番手で自分の形を作れれば、簡単にはバテないだろう。
サウンドトゥルーはチャンピオンズカップが消化不良の競馬。自分でレースを作れない弱みがモロに出てしまったが、今回は実質少頭数の地方ダートグレード。これまでの戦績を見ても中央より地方の方が自分から動きやすいのでポカも少ない。ただどちらかというとスタミナ型の差し馬でハイペースになったほうがいいタイプ。JBCクラシックはやや上手く行き過ぎた感もある。昨年の東京大賞典のように3着くらいで終わると見ている。
ヒガシウィルウィンはJRA勢のレベルがそこまで高くないことを考えると警戒しておいたほうが良さそう。前々で立ち回れてスッと加速できるタイプなので、本馬でも十分に走れるペースになってくれれば、馬券圏内の好走があっても驚けないか。
コパノリッキーは本質的に大井2000mだと1ハロン長い印象。昨年の東京大賞典は絶好の展開に持ち込めたが、直線で踏ん張りが利かず、勝ち馬アポロケンタッキーから1.7秒差の5着に敗退。同舞台で好走した時はスピードが出やすい重~不良の時で、良馬場だと昨年のようにスタミナ切れを起こしそうだ。
アポロケンタッキーは消しに近い押さえ。以前からズブさを抱えていたが、近走はそのズブさがさらに酷くなってしまった。大外枠ならリカバリーも可能だったが、この枠だと包まれて何も出来ずに終わるのではないか。
ロンドンタウンも消しに近い押さえ。不良のエルムステークス、岩田騎手が「日本よりもスピードが出る」といっていたソウル競馬場のコリアカップの強さを考えると、大井の良馬場はベスト条件ではないだろう。
東京大賞典2017の印
◎①ミツバ
○⑫ケイティブレイブ
▲⑩インカンテーション
△③サウンドトゥルー
△⑧ヒガシウィルウィン
△⑬コパノリッキー
×⑤アポロケンタッキー
×⑮ロンドンタウン
東京大賞典017の予想ファイル
東京大賞典2017の買い目
ミツバは前売りだと売れていましたが、段々と落ち着いてきましたね。12時30分現在、単勝は5番人気。ほかの券種を見てもそれくらいのオッズですし、ここは妙味がそこそこあるので楽しみな一戦です。
一応、3連複ベースで買いますが、ミツバはカネヒキリ産駒。同産駒はハーツクライとキャラがやや似ており、中位人気での一撃があるタイプ(ロンドンタウンのエルムステークス、ディオスコリダーのカペラステークスがいい例)。アタマでもしっかりと買いたいですね(鞍上のキャラ、枠順的にもハマるかどうかなので、来るならアタマな気がします)。
【本線】
3連複:1-10、12-3、5、8、10、12、13、15(11点)
3連複で1列目にミツバ、2列目にインカンテーション、ケイティブレイブ、3列目に印を打った馬への組み合わせ(ワイド2点でもOK)。本線は2列目がケイティブレイブ絡み、3列目はサウンドトゥルー、インカンテーション、ケイティブレイブ>ヒガシウィルウィン、コパノリッキー>アポロケンタッキー、ロンドンタウンと強弱をつけていく予定です。
【ボーナス】
3連単:1→12⇔3、8、10(6点)
3連単:12→1⇔3、8、10(6点)
3連単:10→1⇔12(2点)
3連単ボーナスを狙うなら勝つのは位置を取れそうなミツバ、ケイティブレイブ、インカンテーションに絞り、ミツバとケイティブレイブのワイドが当たる組み合わせ。相手はヒガシウィルウィンまでです。特に一番上の段の3連単は大本線なのでしっかりと買っておきたいところです。
以上、東京大賞典2017の予想でした。