東京湾カップ2020(船橋)の予想です。

東京湾カップ2020の出走馬は、デスティネ、アマルインジャズ、マンガン、サンスクリット、エメリミットなど12頭が出走。船橋競馬場1700mで行われるSII戦。このレースは勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。

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ゴールデンウィーク地方重賞4連戦の最終戦。

初戦のかきつばた記念(【かきつばた記念2020予想】名古屋1400mのJpnIII戦です)は

1着○ラプタス(1番人気)
2着◎ノボバカラ(3番人気)
3着▲ドリームドルチェ(5番人気)

で決着。

2戦目のかしわ記念の結果はこれを書いている時点で分かりませんが、3&4戦目の兵庫チャンピオンシップ&東京湾カップも買いたいレースなので仕留めたいと思います!

東京湾カップ2020の予想と見解です

今年の東京湾カップは、出走馬12頭のうち5頭が前走クラウンカップに出走。

そのクラウンカップはハイペースを見込んで伏兵・◎マンガン(8番人気2着)を狙ったが、今回は一転して人気を集める立場。一般的に追い込み一手の人気馬から入るのはリスクが高く、ここは前走お世話になったマンガンではなく、前々でしっかりと流れに乗れる馬から入りたい。それでは予想にいきましょう。本命は絶好枠とも言える枠を引いた…

ここより下は有料記事(兵庫チャンピオンシップ、東京湾カップと合わせて400円です)とさせて頂いております。

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エメリミットが巻き返す

前走クラウンカップはスタート後に大外枠のボンモマンが内に寄せてきたため、前に進路がなくなってしまい、位置を落とす形に(以下参照)。

◆クラウンカップのスタート後の映像

向上面からは外々を回りながら位置を押し上げていったが、本来の先行策を打てなかったのが最大の敗因だろう。

今回は大外枠をゲット。スタートがそこまで速くない本馬にとっては理想的な枠で、ひとつ内に逃げたいサンスクリットがいることを考えても、スタート後にしっかりと出して行けば、外目2、3番手を取れるのではないか。

2走前の船橋1700mで行われたSPAT4PPキャンペーン賞は反則気味の強さ。この条件でスムーズな先行策さえ叶えば、簡単には負けないはずだ。

相手は人気でもマンガンが有力だろう

前走クラウンカップは展開の恩恵を受けての2着好走も、左回りに限れば、【3.3.1.0】とすべて馬券圏内に入っている馬。距離はもう少し伸びた方が良さそうな印象もあり、前走のように3~4コーナーからギアを上げていけば、ここも上位争いに加わってくるだろう。本命に推したエメリミットは突き抜ける可能性まであると見ており、そうなれば、再び本馬が漁夫の利的に追い込んできそうだ。

3番手はブルーバードカップ勝ち馬のデスティネ

前走ブルーバードカップの勝ち時計1分48秒5は、過去5年の東京湾カップの勝ち時計と比較しても、最速タイに値するほど。当時の6着リヴェールブリスは次走東京プリンセス賞で12番人気2着と激走しており、レースレベルが高かったのは間違いない。2走前には京浜盃勝ち馬ブラヴールとも差のない走りを見せており、重賞でも全くヒケを取らないだろう。

サンスクリットは、前走ブルーバードカップで勝ち馬デスティネから0.1秒差の2着に好走。本馬自身、3着以下を突き放しており、勝ち馬と同等の評価を与えてもいいだろう。同型・アマルインジャズとの兼ね合いはカギも、展開ひとつで好走のチャンスが出てくる。

ヘブンリーキスは、前走クラウンカップが消化不良の一戦。勝負どころの3コーナーで鞍上が立ち上がるほどの不利があり、全くのノーカウントと割り切っていい。前走の敗戦で人気が落ちるなら押さえておいても損はないか。

最後にアマルインジャズ。今回は相手が一気に強くなるので、半信半疑ではあるが、前走で持ち時計を一気に詰めており、上昇ムード。ここで更なる上積みがあれば、通用しても驚けないか。

東京湾カップ2020の印

◎⑫エメリミット
○③マンガン
▲①デスティネ
△⑪サンスクリット
△⑩ヘブンリーキス
△②アマルインジャズ

4番プレストシャイン…3走前にはエメリミット、2走前にはデスティネに完敗。重賞では荷が重い。

5番マーヴェルクエスト…前走クラウンカップでは勝ち馬ウマタロから2.7秒差の9着に敗退。特に言い訳の利く敗戦ではなく、重賞では荷が重いと判断していいのでは。

6番シナノパワー…連勝中も、持ち時計で明らかに劣る。前走水芭蕉特別で接戦だったのがプレストシャインでは通用しないだろう。

7番チョウライリン…2歳時には平和賞3着、ハイセイコー記念3着の実績があるものの、今年に入ってからパフォーマンスが明らかに下降線。早熟だった可能性が高い。

8番ドテライヤツ…前走木蓮特別の勝ち時計、戦った相手では、重賞で壁にぶつかるだろう。

9番レイワデジタル…重賞は4度目の挑戦で、過去3回は鎌倉記念6着、平和賞12着、雲取賞9着という結果。今回は休み明けの一戦でもあり、苦戦必至だろう。

東京湾カップ2020の買い目

ここは1列目にエメリミット、2列目にマンガン、デスティネを置いて勝負します。エメリミットはもっと人気になると思っていたので、そこまで被っていないのは嬉しい誤算です。とにかく1コーナーまでに外目2、3番手を確保して欲しいですね。

【参考買い目】

3連複:◎ー○▲ー○▲△△△(7点)…本線はサンスクリットまで

3連複で1列目にエメリミット、2列目にマンガン、デスティネ、3列目に印を打った馬へ。本線はサンスクリットまで。

3連単:◎→○▲△→○▲△(6点)

3連単を少点数で買うとすれば、エメリミットが勝ち、2、3着に相手本線のマンガン、デスティネ、サンスクリットが入る組み合わせでしょうか。

東京湾カップ2020の予想でした。