東京2歳優駿牝馬2024の予想です。

東京2歳優駿牝馬2024の出走馬は、ゼロアワー、ウィルシャイン、ドナギニー、エイシンマジョリカ、オリコウデレガンスなど16頭。大井競馬場1600mで行われる2歳牝馬限定のSI戦。このレースは勝負度C(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)を予定しています。

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高知県知事賞、桐花賞、東海ゴールドカップ、園田ジュニアカップ、おおとり賞の予想はこちらからご覧ください。

東京2歳優駿牝馬2024の予想です

一年間の南関東の掉尾を飾るのが大井1600mで行われる東京2歳優駿牝馬。

毎年、出走各馬の路線がバラバラな上、他地区からの参戦もあり、一筋縄ではいかない一戦。過去5年の3連複はすべて50倍以上、3連単はすべて200倍以上で決まっている(以下参照)。

●東京2歳優駿牝馬の1~3着馬の人気および3連複と3連単の配当(過去5年)
23年2→1→10番人気(3連複9,530円、3連単27,290円)
22年2→10→8番人気(3連複66,010円、3連単511,330円)
21年5→2→7番人気(3連複11,620円、3連単55,050円)
20年2→7→4番人気(3連複5,220円、3連単21,330円)
19年2→4→12番人気(3連複24,350円、3連単87,330円)

昨年は2→1番人気で決まるも、3着に10番人気のフェルディナンドが突っ込み、3連複95倍、3連単272倍の高配当だった。

今年は前哨戦のローレル賞が5→3→9番人気で決着し、3連複467倍の高配当。本番も決して一筋縄ではいかないだろう。それでは予想にいきましょう。本命は…

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エイシンマジョリカから入りたい

前走エーデルワイス賞では中団追走から上り最速をマークして2着に好走。7月のカーネリアン特別以降、勝ち星こそないものの、近走で先着を許したのは、ジュゲムーン(全日本2歳優駿5着)、ヴィグラスデイズ(兵庫ジュニアグランプリ4着)、べラジオドリーム(兵庫ジュニアグランプリ6着)など、ダートグレードでも見せ場を作った馬ばかり。戦ってきた相手は手強く、同世代の牝馬限定重賞なら勝利に手が届いてもいいだろう。今回は2ハロンの距離延長に対応できるかが焦点も、折り合いに不安がなく、レースセンスのいいタイプなので、マイルまでなら対応可能と判断したい。芝だが、札幌芝1500mで行われたクローバー賞の走りも悪くなかった。

相手は人気でもゼロアワー

距離を伸ばしてから明らかにパフォーマンスが上がっており、フローラルカップ、ブロッサムカップともに後続を突き放しての完勝。今年は生え抜きの南関東勢のレベルが低いように見えるので、北海道で重賞3勝を挙げた本馬があっさりと勝利しても不思議ではないだろう。ただ近3走はすべて外目からスムーズな先行策。今回は多頭数の最内枠に入ってしまったので、近走と同じレース運びに持ち込むのは難しいかもしれない。4走前のリリーカップのように外から被されると意外と伸び悩むかも。

3番手はイイデマイヒメが不気味

デビュー2戦目のサッポロクラシックカップではべラジオドリーム(ネクストスター門別2着、兵庫ジュニアグランプリ6着)、ミラクルヴォイス(ネクストスター門別1着)、ジュゲムーン(全日本2歳優駿5着)らの強豪相手に完勝。距離を伸ばした前走フローラルカップで大敗しているので、マイルは長いかもしれないが、あの一戦だけで距離適性を決めつけるのは時期尚早だろう。前走の大敗で人気を落とすのであれば、距離に対応できる方に賭けてみてもいい。

ドナギニーは前走ローレル賞で5着に終わるも、2走前のつばめ特別は11月のハイセイコー記念でも2着に値するほどの好時計をマーク。2走前のパフォーマンスを考えると、ここでも楽しみは大いにありそうだ。

エスカティアは北海道でフローラルカップ2着、ブロッサムカップ3着の実績。近2走を見ると、ゼロアワーとの逆転は難しそうだが、ゼロアワーがあっさりと勝利するなら、本馬も馬券圏内に食い込むチャンスが出てきそう。

ウィルシャインは無傷の3連勝でローレル賞を制覇。前走ローレル賞は展開の後押しがあったとは言え、勝ち切ったことを素直に評価していいだろう。現在のタフな大井の馬場なら本馬の末脚が生きてくるのではないか。

プラウドフレールは前走ローレル賞で勝ち馬ウィルシャインから0.4秒差の3着も、展開を考えるといかにも負けて強しの競馬。ここは展開、隊列が読みづらい組み合わせも、外目からスッと好位に収まりそう。流れひとつでウィルシャインとは逆転可能だろう。

オリコウデレガンスは前走ローレル賞で勝ち馬ウィルシャンから0.1秒差の2着。キャリアの浅さを考えると、まだ上昇の余地を残している。

ランベリーは前走ローレル賞で勝ち馬ウィルシャインから0.9秒差の4着に終わるも、今回は実績のある大井コース。得意舞台に戻って前走以上の走りが期待できるかもしれない。

東京2歳優駿牝馬2024の印です

◎⑬エイシンマジョリカ
〇①ゼロアワー
▲⑦イイデマイヒメ
△⑧ドナギニー
△⑤エスカティア
△③ウィルシャイン
×⑭プラウドフレール
×⑮オリコウデレガンス
×⑪ランベリー

2番バイアホーン…新馬勝ち後、3戦して勝ち切れず。このメンバーでは荷が重い。

4番アメストリス…前走は牝馬限定のプルザトリガー・メモリアルで2着。今回は相手関係がグッと強化されており、上位争いまでは難しいだろう。

6番ヴィルミーキスミー…前走は笠松のラブミーチャン記念で4着。今回は前走以上に強力なメンバーなので、掲示板に入るのもハードルが高そう。。

9番ヨルノチョウ…3走前に浦和1400mの2歳三組を勝利するも、その後の2戦で結果が出ず。このメンバーでは明らかに力不足。

10番エイシンナデシコ…前走プリンセスカップで重賞勝ちを挙げるも、相手にやや恵まれたか。2、3走前で戦った相手を考えても、このメンバーでは強気になれない。

12番クレイジーフルーツ…前走カナリア特別では10頭立ての6着に敗退。重賞では荷が重いだろう。

東京2歳優駿牝馬2024の買い目です

ここは◎エイシンマジョリカから相手3頭に流します。高知県知事賞等の予想はこちらからご覧ください。

【参考買い目】

ワイド:◎ー〇▲△(ドナギニー)(3点)

3連複:◎ー〇ー▲△△△×××(7点)

馬券はワイドでエイシンマジョリカからゼロアワー、イイデマイヒメ、ドナギニーに流し、ボーナス的に3連複でエイシンマジョリカ、ゼロアワーの組み合わせを買いたい。

今年も1年間ありがとうございました。皆様、よいお年をお過ごしください。

以上、東京2歳優駿牝馬2024の予想でした。