(写真だけでも涼しく…ということで昨年訪れたサンモリッツ競馬場の写真)

七夕賞2018の予想考察です。

七夕賞2018の出走予定馬は、サーブルオール、マイネルサージュ、ワンブレスアウェイ、レイホーロマンス、キンショーユキヒメ、マイネルミラノなど。福島競馬場芝2000mで行われるハンデ・G3戦です。

先週から本格化した夏競馬。土曜日はまずまずで折り返すも日曜日に失速。どうもここ数週間、悪い流れが続いていて申し訳ありません(T_T)

ただこういう時こそ大切なのはブレずに買い続けること。今年の前半を振り返ると、1~2月は調子が良くありませんでしたが、3~5月で盛り返して、6月から徐々に下降気味。今はその下降したところにいるので、あとはどこで上がっていくか。それが今週末であるように先週の結果をしっかりと分析してまた週末に頑張りたいと思います!

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七夕賞2018の予想のポイント

前傾ラップからの持久力勝負

始めに以下にまとめたのは過去5年の七夕賞の前後半1000mと上り時計です。

◆過去5年の七夕賞の前後半1000mと上り時計
17年58.0-60.2(上り36.6秒)
16年57.9-60.5(上り37.2秒)
15年59.5-58.7(上り34.5秒)
14年58.9-59.8(上り36.0秒)
13年58.6-60.3(上り35.9秒)

ご覧の通り、15年以外はすべて前半>後半の前傾ラップ。

前半の方が1~2秒ほど速くなる傾向で、七夕賞は持久力勝負になりやすいレースといえます。

レースの上りは36秒以上かかることが多く、13年14番人気3着タガノエルシコ、14年10番人気2着ニューダイナスティ、16年11番人気3着オリオンザジャパンなどの不器用な差し馬の台頭もチラホラ。ちなみにニューダイナスティとオリオンザジャパンは前走ダート戦出走。ダート戦で走れる馬でも好走できてしまうのが七夕賞といえます。

ロベルト&ノーザンダンサー持ちと相性がいい

以下にまとめたのは過去5年の七夕賞3着以内馬の血統(13~17年)です。

◆過去5年の七夕賞3着以内馬の血統(13~17年)

ロベルト持ちでは、

17年1着ゼーヴィント(母父ブライアンズタイム)
17年2着マイネルフロスト(母父グラスワンダー)
14年2着ニューダイナスティ(母父Dynaformer)
13年3着タガノエルシコ(父マヤノトップガン)

が3着以内に好走。

ノーザンダンサー持ちでは、

17年3着ソールインパクト(母父Exchange Rate)
16年1着アルバートドック(母父Unusual Heat)
16年3着オリオンザジャパン(父クロフネ)

らが3着以内に好走しています。

どちらも持久力勝負でこその血ですし、そもそも七夕賞に出走してくる馬はその手の血統構成をしているわけですが、ロベルト&ノーザンダンサー持ちは少し評価を上げたほうがいいかもしれません。

七夕賞の2018の予想オッズ

予想オッズも書いていきます。

人気 馬名 単勝オッズ
1 サーブルオール 3.9
2 キンショーユキヒメ 5.8
3 マイネルサージュ 6.3
4 レイホーロマンス 6.4
5 マイネルフロスト 6.8
6 ワンブレスアウェイ 8.4
7 マイネルミラノ 8.6
8 プラチナムバレット 9.4
9 バーディーイーグル 31.8
10 シルクドリーマー 53.3

1番人気はサーブルオール。積極的に買われるというよりも、ほかにまともな馬がいないので、押し出された1番人気になりそう。戸崎騎手、キャロットと人気になる要素もありますしね。単勝は3倍台後半くらいでしょうか。

2番人気はキンショーユキヒメ。2走前に福島牝馬ステークスを勝利。前走マーメイドステークスは消化不良のレースでしたし、人気は大きく落ちないでしょう。単勝は5倍台後半と予想します。

3番人気はマイネルサージュ。前走福島民報杯で久しぶりの勝利。いまさらこの馬が重賞で上位人気に推されるというのは違和感しかないですが、福島実績が評価されてそこそこ売れるでしょうか。単勝は6倍台前半と見ます。

以下、レイホーロマンス、マイネルフロスト、ワンブレスアウェイ、マイネルミラノ、プラチナムバレット、バーディーイーグル、シルクドリーマーと続くでしょうか。1番人気のサーブルオールがやや抜けて、2番人気以下は混戦になりそうですね。

七夕賞2018のイチオシ馬は…

今年の七夕賞はなかなか低調なメンバー。重賞というよりもオープン特別の感覚で予想したほうがいいかもしれません。現時点での本命候補は、

マイネルフロスト

です。

前走エプソムカップは長期休養明け、不向きな展開になりながらも4着サーブルオールから0.6秒差。能力はまだまだ健在と見ていいでしょう。福島芝2000mは15年福島民報杯1着、17年七夕賞2着と実績のあるコース。メンバーレベルは昨年よりも落ちているので、今年も上位争い必至なのではないでしょうか。

以上、七夕賞2018の予想考察でした。