@h_r_p_studio さんの写真。)

宝塚記念2019の予想考察です。

宝塚記念2019の出走予定馬は、レイデオロ、キセキ、リスグラシュー、エタリオウ、アルアイン、スワーヴリチャードなど。阪神競馬場芝2200mで行われるG1戦です。

先週は地方、中央ともにまさに波乱の1週間でした。

火曜日:水沢でフジノフェアリーが併走馬に噛み付いて降着
金曜日:名古屋で直線で倒れた木之前騎手と係員がいて各馬が避けながらゴール→審議なしで確定
土&日:JRAで薬物問題により、156頭の除外が発生

長い間、競馬をやっていると色んなことがあり、昨年で言えば、山田騎手の周回誤認にはビックリしましたが、先週は一度にたくさんのことが起こったなと。そんな中、落馬して意識不明の状態が続いていた柏木騎手が意識を回復したとの報もあり、現時点で騎手に復帰できるのか分かりませんが、一命をとりとめたようで良かったです。斜行して玉突き事故の原因を作ってしまった遠藤騎手、自分の馬の影響で落馬させてしまった富澤騎手はやるせない気持ちだったでしょうし、これで少しホッとしたのではないでしょうか。

今週は春の総決算ともいえる宝塚記念。登録段階で13頭しかいないので、まずは全馬無事にゲートにつけられることを期待したいと思います。

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宝塚記念2019の予想のポイント

その1.波乱含みの春のグランプリ

昨年の宝塚記念は、

1着ミッキーロケット(7番人気)
2着ワーザー(10番人気)
3着ノーブルマーズ(12番人気)

で決着し、3連複934倍、3連単4925倍の大波乱に。

ただし、これは昨年に限ったことではなく、大なり小なり波乱が続いているのが宝塚記念と言えるでしょう。

例年フルゲートに満たない頭数で行われることが多いにも関わらず、過去5年の3連複配当は、578倍、1577倍、28倍、106倍、934倍。5年のうち4年で3連複万馬券が飛び出しており、明らかに波乱含みのレースと言えます。

なぜこれほど荒れるのか。

それはおそらく以下の要因らが複合的に重なり合った結果と言えるでしょうか。

・日根幹距離の芝2200m
・開催最終数の荒れ馬場(また梅雨の影響で道悪になることしばしば)
・春のシーズン終盤に行われる
・海外を含むレース選択の幅が広がり、またクラブの使い分け等により、メンバーレベルが低下

昔から変わらないと言えば変わらないのですが、近年は最後に書いたレース選択の幅が広がり、またクラブの使い分けもあり、「春の最強馬決定戦」の意味合いが少し薄れた影響も、より波乱に拍車をかけている気がします。

今年はレイデオロ、キセキを始め、G1に相応しいメンバーが揃ったと言えますが、能力よりも宝塚記念への適性が問われるレースなので、今年も一筋縄ではいかないかもしれません。

その2.上りがかかり、末脚の持続力が問われる

宝塚記念が行われる舞台は、阪神芝2200m。

同コースは一般的に淀みなく流れることが多く(非根幹距離の芝2200mは中山や他場のコースを見ても持久力戦になりやすい)、加えて宝塚記念が行われるのは開催最終週の荒れた馬場なので、上りがかかっての消耗戦になりがち

過去5年の宝塚記念の結果を見ても、前残り決着は14年のみで、残りの年は末脚の持続力勝負になっています。

◆過去5年の宝塚記念の結果(14~18年)

昨年の勝ち馬ミッキーロケットは好位抜け出しのイメージが強いですが、上りはしっかりと2位をマーク。前で運ぶにせよ後ろから行くにせよ、最後までバテずに伸び続けられるかが焦点になっています。

ちなみに上り最速をマークした馬は【2.4.0.0】で連対率100%。例年フルゲート割れすることも差し、追い込みを決まりやすくしており、15年2着デニムアンドルビーのように不器用なタイプでも、レース適性さえ高ければ、しっかりと追い込んでくることができます。

宝塚記念2019の予想オッズ

予想オッズも書いていきます。

人気 馬名 単勝オッズ
1 レイデオロ 2.8
2 キセキ 3.7
3 リスグラシュー 5.8
4 アルアイン 6.8
5 エタリオウ 7.0
6 スワーヴリチャード 9.4
7 マカヒキ 15.8
8 クリンチャー 39.8
9 スティッフェリオ 44.5
10 ノーブルマーズ 68.3

1番人気はおそらくレイデオロ。今年初戦のドバイシーマクラシックでは6着に敗れましたが、前年も4着に敗れており、ドバイに関しては「水が合わなかった」と片付けられそう。振り返ると国内に限れば、皐月賞以外ではすべて3着以内に好走しており、鞍上もルメール騎手なら1番人気に推されるのではないでしょうか。それでも絶対王者の印象はそこまでないので、単勝は2倍台後半と予想します。

2番人気はキセキ。どうも勝ち運に恵まれませんが、川田騎手が騎乗し、先刻策を打つようになってからは【0.2.2.1】と安定した走り。前走大阪杯でも2着に好走し、単ではレイデオロに譲っても連複系では差のない売れ方をすると見ています。単勝は3倍台後半くらいでしょうか。

3番人気はリスグラシュー。昨年は適性外の安田記念を除けば、すべて馬券圏内に好走した堅実派。今年に入っても金鯱賞2着、クイーンエリザベス2世カップ3着と安定した走りを見せ、鞍上もレーン騎手なのであれば、上位人気の一角を占めるでしょう。それでも単のイメージがやや薄い分、上位2頭からは少し離れて、単勝は5倍台後半と予想します。

以下、アルアイン、エタリオウ、スワーヴリチャード、マカヒキ、クリンチャー、ノーブルマーズ、スティッフェリオと続きそうです。

宝塚記念2019のイチオシ馬は…

冒頭に荒れる荒れると書きましたが、今年は上位と下位の能力差が激しく、上位7~8頭くらいの争いになりそうなので、極端な波乱は起こりにくいしょう。現時点で本命を考えているのは、

リスグラシュー

です。

意外と名牝なのでは?と思う同馬。前走クイーンエリザベス2世カップは勝ち馬と通ったコースの差があり、また1分58秒台の決着も向かなかった。これまでのレースぶりから時計、上りともにかかる競馬は合っており、道悪時は【0.4.0.0】。この手のタイプはレーン騎手と合うでしょうし、宝塚記念の傾向を考えても確実に伸びてくるのではないでしょうか。

以上、宝塚記念2019の予想考察でした。