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宝塚記念2019の予想です。
宝塚記念2019の出走馬は、レイデオロ、キセキ、リスグラシュー、アルアイン、スワーヴリチャードなど12頭。阪神競馬場芝2200mで行われる上半期最後のG1戦です。
6月23日(日)の平場の勝負レースはこちらから(当日の9時ごろに掲載します)。
土曜日の競馬を見ていて「騎手って本当に大事だな…」とつくづく思いました。
よく「馬7、騎手3」と言われますが、結局のところ馬の能力を生かすのも殺すのも騎手次第なので、ある意味では馬よりも騎手の方が重要と言えるかもしれません。
個人的な勝負レースでいえば、
東京7R◎レオステップアップ(2番人気1着)◎→△→無
阪神7R◎シティーポップ(3番人気1着)◎→○→×
大沼S ◎ロードゴラッソ(1番人気2着)▲→◎→△
垂水S ◎アイスストーム(1番人気1着)◎→○→△
などは騎手を意識して本命を打ったのですが、どのレースもこちらの思った通りの騎乗をしてくれました。
そして何と言ってもレーン騎手ですね、土曜日は。
東京4R 芝でもダートでも2着止まりのマキに騎乗→騎乗2戦目で勝利
東京6R 主戦・石川騎手で掲示板止まりのジョガールボニートに騎乗→逃げて圧勝
東京7R 主戦・黛騎手で1勝クラス【0.0.2.7】のレオステップアップに騎乗→好位抜け出しで完勝
東京9R 主戦・富田騎手で追い込み一辺倒キャラのタマモカトレアに騎乗→先行して勝利
東京12R 長期休養&昇級初戦のリリーバレロに騎乗→内枠から巧みな誘導で勝利
一日、5勝も凄いですが、そのどれもが決して勝ちやすいタイプではなく、特に石川騎手、黛騎手、富田騎手にとっては現実をまざまざと見せつけらた結果となりましたね。アハルテケステークスのナムラミラクルなんかもレーン騎手なら全然違う結果になっていた気がします(ゴライアスは枠が最悪でハズレくじを引かされた感じ)。
日曜日の宝塚記念も騎手がどう乗るかが大きなポイントになりそうです。先週に続いて土曜日は好発進できたので、今週は土日連勝といきたいですね。
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宝塚記念2019の予想です
タフな阪神コースの最終週に行われるのが宝塚記念。過去の歴史を振り返ると、距離不足と見られていたヒシミラクルの差し切り、のちに凱旋門賞でも2着に好走したナカヤマフェスタのマクリ差し、ゴールドシップの連覇、タフ馬場専用機のサトノクラウンの勝利など。3~4コーナーからギアを上げていき、ゴールまでいかにバテずに伸び続けられるかがカギを握っている。
今年は12頭立ての少頭数で是が非でも逃げたい馬は不在だが、昨秋のG1・3戦で淀みのないペースを刻んでいるキセキが再びハナを主張すれば、極端なスローペースは考えづらい。加えて外からクリンチャー(早めの仕掛けを宣言している)、スワーヴリチャード、リスグラシューらが早めのスパートを打てば、最後は宝塚記念らしいポテンシャル、末脚の持続力勝負になるのではないか。大阪杯で先行してワンツーを決めたアルアイン、キセキには厳しレースになりそうだ。
本命はレーン騎手がリスグラシューの能力をフルに出し切る
昨年のエリザベス女王杯では内、前有利の中、外目を回って豪快に差し切った馬。現役牝馬ではナンバー1のポテンシャルを秘めており、その後の海外遠征2戦(2、3着)、金鯱賞2着の内容からこのメンバーでも互角以上に渡り合えるはず。今回は前述の通り、宝塚記念らしくポテンシャル、末脚の持続力が問われそう。ハーツクライ産駒で追って味のある本馬にとっては理想的な展開になるのではないか。レーン騎手が騎乗できるのも当然ながら強みで、極端なスローペースにでもならない限り、あとは仕掛けどころの上げ下げできっちりと脚を使い切ってくれるだろう。馬自身は【4.8.4.3】の戦績が示す通り詰めの甘いタイプではあるが、鞍上のひと押しがあれば、ここは勝ち切れると見た。
相手はレイデオロが堅実駆けだろう
国内に限れば、皐月賞を除けば、すべて馬券圏内に好走している堅実派。絶対的な能力こそ感じさせないが、キングカメハメハ産駒らしくレースセンスが高いので、前走ドバイシーマクラシックでは逃げてらしくない走りだったが、本来はポカが少ないタイプと見ていいだろう。持久力戦になった昨年の有馬記念を見ても、ポテンシャル勝負になっても何ら心配はいらない。2枠2番は少し嫌だが、12頭立ての少頭数、本馬のレースセンスの良さ&ルメール騎手の信頼度から力を出し切れると判断したい。
3番手は展開的にスワーヴリチャードが侮れない
正直、一時期の勢いがなくなり、ピークを過ぎた印象を受けるが、それでも自分の持ち場だけはしっかりと走るのがハーツクライ産駒で、ドバイシーマクラシックで2、3着争いを演じたシュヴァルグランとまさに瓜二つのイメージ。本馬も上りがかかっての消耗戦になれば、まだまだ走れるはずで、リスグラシューが好走するなら同じハーツクライ産駒でキャラも似ている本馬もその近くにいる可能性が高い。阪神は18年大阪杯1着含め【2.1.0.0】。このコースも合っているはずだ。
エタリオウは末脚堅実な差し馬なので、レースの傾向には合っている。それでも勝ち鞍が未勝利の1勝のみというのは事実で、昨年のクラシックのレベルにも疑問が残り、歴戦の古馬に混じってどこまで通用するかはやや未知数(前走天皇賞・春は実質G2、G3レベル)。鞍上がどう乗るかは楽しみだが、その鞍上の大きなサポートがない限り、勝ち負けまでは難しいのではないか。
最後に大穴でショウナンバッハ。「前が崩れれば…」の条件付きも、捌きやすい少頭数でタフな芝2200mの差し比べという舞台設定はベスト条件。前走エプソムカップでは前残りの中、直線だけで猛然と追い込んでおり、負けて強しの競馬だった。後方で死んだふりをしていれば、展開次第で少し怖さはある。ブービー人気なら押さえてもいいだろう。
キセキ、アルアインに関してはリスグラシューとの共存がイメージできないため(内、先行有利か外、差し有利かで後者に張っているので)、バッサリと切る。
宝塚記念2019の印です
◎⑫リスグラシュー
○②レイデオロ
▲⑪スワーヴリチャード
△③エタリオウ
△⑧ショウナンバッハ
以上、宝塚記念2019の予想でした。