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サマーチャンピオン2018(佐賀)の予想です。
サマーチャンピオン2018の出走馬は、JRAからブルミラコロ、タイセイエクレール、タイセイプライド、ヨシオ、ルグランフリソンが出走。地方勢は、エイシンヴァラー、エイシンバランサー(以上、兵庫)、サンマルドライヴ、マサヤ(佐賀)らが出走します。佐賀競馬場1400mで行われるJpnIII戦。このレースは勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。
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今週は地方重賞4連戦ウィークです。
8/14(火)サマーチャンピオン
8/15(水)クラスターカップ
8/15(水)黒潮盃
8/16(木)ブリーダーズゴールドカップ
正直、今年の地方重賞はここまで一昨年や昨年と比べて結果が出ていません。しかし、競馬には調子の浮き沈みはつきもの(本質的なことを少し書くと、この真理を分かっているかどうかは競馬の収支に大きく影響します)。ここまでの調子が良くない分、今年は下半期に盛り返すだろうと信じています。その意味で今週のダートグレード4連戦は少しワクワクしています。もちろん今週に好結果を残せるかどうかは分かりませんが、4レースのメンバーをザッと見た感じだと楽しみなレースが多いですし、ここから復活の狼煙を上げたいですね。
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サマーチャンピオン2018の予想と見解です
佐賀競馬場の特徴といえば、「内ラチ沿いの砂が深いこと」だろう。
頭数が少ないレースであれば、馬群がバラけやすかったり、外に出すのも容易になるので内枠が不利とはいえないが、頭数が多いレースだと馬群が密集したり、内に押し込められる可能性が高くなるので内枠はレース運びがしづらくなる。
サマーチャンピオンはダートグレードなので、例年フルゲートの12頭か11頭立てで行われるレース。何頭かの地方勢はレースに参加できないので、実質的な少頭数ともいえるが、内目の枠からだとレース運びがしづらいのは事実だろう。実際、過去5年のサマーチャンピオンを振り返っても、内枠が苦戦し、中~外枠有利の傾向が出ている。
◆過去5年のサマーチャンピオン3着以内馬の枠順(13~17年)
17年7→3→8枠
16年4→5→6枠
15年6→7→5枠
14年4→2→8枠
13年7→7→3枠
枠順を内、中、外に区切って好走馬の数をまとめると、
内(1~3枠)…3頭
中(4~6枠)…6頭
外(7~8枠)…6頭
今年のサマーチャンピオンは昨今のダートグレード路線を表すように一長一短のメンバー。内に押し込められそうな馬は評価を下げ、スムーズに運べそうな馬を上位に評価したい。それでは予想にいきましょう。本命は…
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本格化ムードが漂うヨシオの逃げ切りに期待
前走マーキュリーカップでは距離を心配して評価を下げたが、ダートグレードの常連ミツバを最後まで苦しめての2着。2走前はエルムステークスを制したハイランドピークを追いかけての4着に健闘。ここに来て明らかに充実期を迎えており、外目の枠からスムーズな先行策を打てる今回も好勝負必至と見ていい。
連闘明けの一戦なので、不安がないといえば嘘になるが、現在の充実度、本質的にこれくらいの距離でスピードを生かす競馬が合っているはずで能力と適性を素直に信頼する。
相手はエイシンヴァラーの巻き返しが濃厚だろう
2走前の黒船賞では単勝234倍での勝利でアッと驚かせたが、続くかきつばた記念では勝ち馬サクセスエナジーを追いかけて4着に粘り、黒船賞が決してフロックではないことを証明。今回はかきつばた記念に出走していたサクセスエナジー、キングズガード級の馬が不在。能力通りに走れば、必然的に上位争いに加わってくるのではないか。下原騎手はエイシンバランサーのほうを選んだが、吉村騎手なら心配はいらない。
3番手はエイシンバランサーの一撃があっても驚けない
転入初戦こそ馬体重が増え過ぎて動けなかったが、2戦目で馬体重を一気に絞ると格の違いを見せつけての勝利。いくら相手が弱かったとはいえ、2着以下をほぼ馬なりで子ども扱いする圧勝劇。JRA時代の実績を考えても、ダートグレードで通用するだけの能力はあるはずだ。下原騎手は黒船賞勝ち馬エイシンヴァラーではなく、エイシンバランサーを選んでおり、それだけ期待しているのだろう。
ルグランフリソンは揉まれ弱い面があり、近2走はその脆さが出てしまったの敗戦。7枠9番なら外からのプレッシャーを受けずに運べそうで、今回は巻き返しの番と見ていいか。
タイセイエクレールは上位勢の凡走待ちになりそう。戦績は確かに安定しているが、レベルの低いレースばかりに出走しており、ダートグレードで即通用するとは思えない。仮に好走しても2、3着止まりなのではないか。
ブルミラコロは買いたい要素がない。実績的には当然上位争いしてもいいが、初のワンターン、やや淡白な走りが続いている近走、内に押し込められそうな枠順など不安が多い。
最後にタイセイプライド。初ダートで常識的に厳しそうだが、全姉はダートグレード勝ちのあるフクノドリーム。血統的にダートで走れる下地はあり、それでも厳しい戦いになりそうだが、どこまで走るか分からないので押さえておく。
サマーチャンピオン2018の印
◎⑧ヨシオ
○⑪エイシンヴァラー
▲⑩エイシンバランサー
△⑨ルグランフリソン
△④タイセイエクレール
△③ブルミラコロ
×⑥タイセイプライド
サマーチャンピオン2018の予想ファイル
サマーチャンピオン2018の買い目
まずオッズを考慮しつつ、印を以下の通り変更します。
◎⑪エイシンヴァラー
○⑧ヨシオ
▲⑩エイシンバランサー
△⑨ルグランフリソン
△④タイセイエクレール
△③ブルミラコロ
×⑥タイセイプライド
ヨシオの評価を下げるというより、エイシンヴァラーがどう考えても舐められ過ぎでしょう。お昼現在、単勝8番人気。馬連や3連複ベースで見ても7番人気に留まっています。2走前のかきつばた記念の勝ち馬サクセスエナジー、キングズガード級の馬が不在なら普通に回ってくれば、馬券圏内には加わるでしょう。枠順、鞍上ともに文句なし。勝負度Bに近いCのイメージで買います。
【参考買い目】
3連複:11-8、10-3、4、6、8、9、10(9点)
3連複で1列目にエイシンヴァラー、2列目にヨシオ、エイシンバランサー、3列目に印を打った馬への組み合わせ(ワイド2点でもOK)。本線は2列目がヨシオ、3列目がブルミラコロまでです。ただヨシオは前走が連闘で馬体重が460キロ台まで落ちたので、今回はさすがに戻したいですね。さらに減るようなら少し疑います。
馬連:11-8、10(2点)
馬単:11→8、10(2点)
【ボーナス】
3連単ボックス:8、10、11(6点)
少点数でボーナスを狙うなら印上位3頭の3連単ボックスがいいでしょうか。どの馬も勝つイメージができるのでボックスにしました(ヨシオが2、3着なら跳ねるので)。
以上、サマーチャンピオン2018の予想でした。