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皐月賞2019の予想です。
皐月賞2019の出走馬は、サートゥルナーリア、ダノンキングリー、アドマイヤマーズ、ヴェロックスサトノルークスなど18頭。中山競馬場芝2000mで行われる3歳限定のG1戦です。
4月14日(日)の平場の勝負レースはこちらから(当日の9時ごろに掲載します)。
昨年の皐月賞から早1年。
1着◎エポカドーロ
2着○サンリヴァル
3着▲ジェネラーレウーノ
今年も悩みに悩みましたが、後悔のない本命が打てたので、あとは馬券をしっかりと買うだけ。平成最後にこの鞍上が勝つのもいい締め括りではないでしょうか。最近、重賞でドカンと当たることがないので、そろそろ来ていいタイミングだとは思っています。
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皐月賞2019の予想です
まずはカギを握る当日の天気から。
◆日曜日の中山競馬場周辺の天気予報
土曜日夕方時点で日曜日は15時ごろから雨予報。皐月賞の発走は15時40分。ピンポイントで降るかは蓋を開けてみないと分からないが、なんとか良馬場は保てそうだ。ただし、多少湿った馬場になる可能性はあり、パンパンの良ではなく、稍重寄りの良になるかもしれない。
加えて土曜日は週中の雨の影響があったのか、先週よりも時計がかかっており、スピードよりもスタミナが要求される馬場。土曜日に行われた芝の4レースでは父ノーザンダンサー系、母父ナスルーラ系の活躍が目立っていた。
◆4月13日に行われた中山芝4鞍の1~3着馬の血統
仮に日曜日に雨が降らなくても時計が一気に出るとは思えない。スピードよりもスタミナ、持続力が問われる皐月賞になると判断したい。
本命はクラージュゲリエの大駆けに期待する
前走共同通信杯では1、2着馬に完敗だったものの、Dコースで内有利の中、1、2着馬はラチ沿い寄りを通り、本馬は馬場の外目からの追い上げ。
◆共同通信杯の直線
着差から受ける印象ほど完敗だったとは思えず、斤量57キロ、メンバーの中で最も間隔を空けての実戦、大幅な馬体重増などを考慮しても、あの一戦だけで上位2頭との勝負付けが済んだとは決めつけられない。キングカメハメハ×タニノギムレットの血統。究極の加速力勝負も向いていなかったか。
気性的にやや気難しい面があり、多少グリップが利く、今の中山の馬場は合っているはず。そもそもフェアリードールの系統は、トゥザヴィクトリー(01年有馬記念6番人気3着)、トゥザグローリー(10年有馬記念14番人気3着)、トゥザワールド(14年皐月賞1番人気2着)など中山のG1でたびたび好走。半兄プロフェットも中山芝2000mの京成杯勝ち馬。本馬もイメージ的に中山替わりで真価が発揮されそうだ。
共同通信杯1着ダノンキングリーが2番人気、2着アドマイヤマーズが3番人気に推されながら、3着クラージュゲリエは土曜日夕方現在、単勝100倍超の14番人気。前走から後退するよりも前進する要素が多いなら、好走確率と人気のギャップが最も大きそうな本馬から入ってみたい。
相手は断然人気でもサートゥルナーリアを信頼する
デビューから文句なしの3連勝。その3戦とも2着以下を子ども扱いしており、ここもあっさり通過というシーンは十分に考えられる。それでも13頭立て以下の生ぬるいレースしか経験していないのは気になるところ。無敗の馬が数々と飛んできたのが皐月賞。どこにもいなくても納得ではある。単勝1倍台の支持を集めるなら飛んだ時のことも考えておきたい。
3番手は人気が落ちて不気味なニシノデイジー
前走弥生賞は時計が異常にかかる特殊な馬場で参考外の一戦。2走前のホープフルステークスは勝負どころで位置を押し上げられず、直線もスムーズさを欠いての3着。サートゥルナーリアは確かに強いが、その他の馬との差はそこまでないのではないか。土曜日の芝のレースは勝ち馬がすべて父ノーザンダンサー系。皐月賞に出走している同系統は本馬とランスオブプラーナしかいない。
クリノガウディーは前走スプリングステークスで初めて逃げる競馬になってしまい、展開もコース取りも向かずの敗戦。2走前の朝日杯フューチュリティステークスでは勝ち馬アドマイヤマーズから0.3秒差の2着。当時、先週の桜花賞を制したグランアレグリア、スプリングステークス1、2着のエメラルファイト、ファンタジストにも先着しているわけで、ここまで評価を落とす馬ではないだろう。日曜日も土曜日の馬場が続き、さらにひと雨が降れば、好走するチャンスも増えてくる。
アドマイヤジャスタはデビュー以来、【2.3.0.0】と一度も連対をハズしていない馬。いかにも相手なりに走るタイプで、相手強化で人気を落とした時こそ警戒しておきたい。淀みなく流れての持久力になれば、本馬の良さが引き出されるだろう。
タガノディアマンテはハマり待ちだが、乗り方ひとつで面白そう。デビュー2戦目以降、上りはすべて2位以内をマーク。スプリングステークスも直線の伸び脚は光っており、田辺騎手らしく溜めに溜めて直線勝負に徹すれば、怖さはある。土曜日の中山芝も外が伸びていた。
ファンタジストは当初の想定よりスタミナが要求されるレースになると見て評価を下げた。芝1200mで活躍するコロラトゥーレの半弟で、本質的に手先の軽いスプリンター~マイラー。時計勝負になれば、誤魔化しが利くかもしれないが、スタミナ勝負になれば、さすがに末脚が鈍るのではないか。
ダノンキングリーは前走共同通信杯が確かに圧巻の勝ちっぷりも、ディープインパクト×Storm Catの血統なので、時計勝負でこそのタイプだろう。土曜日の馬場に雨が少しでも降れば、力を出し切れずに敗れるシーンがあるかもしれない。鞍上もなんだかんだ信用できない。
ヴェロックスは近2走が確かに強かったものの、やや一本調子のイメージがあり、多頭数で底力が問われた時にどうなるかは不透明。枠順の並び的に外に位置を取りたい馬がいるので、出たなりで構えていると、馬群の中で窮屈な競馬にもなりそうだ。
アドマイヤマーズは押さえの押さえ。決して弱い馬ではないが、デイリー杯2歳ステークスからの一連の競馬は持ち前のレースセンスの良さが最大限に生きての結果。今回は初めてタフな持久力戦を経験するはずで、内々を回って伸び切れずに終わるのではないか。M・デムーロ騎手の悲惨な重賞成績を見ても、軽視がベストだろう。
サトノルークスは今の馬場に合いそうだが、瞬時に動けるタイプではなく、18頭立ての多頭数に不安が残る。好走するとすれば、雨が予想以上に降って稍重以上のタフな馬場で開催された時か。
メイショウテンゲンは弥生賞が特殊な競馬だったものの、「馬場に助けられた」だけで片付けていいかは微妙。底力ある血統で、前走でひと皮むけていれば、引き続き好走のチャンスがあってもいいか。
最後にシュヴァルツリーゼ。キャリア1戦で挑んだ弥生賞で2着に入って権利取り。粗削りな走りからも上昇の余地はまだあり、過去の歴史からこの手のタイプは飛ぶことが多いが、全体的に混戦ムードではあるので、念のため押さえておきたい。
皐月賞2019の印です
◎⑥クラージュゲリエ
○⑫サートゥルナーリア
▲⑧ニシノデイジー
△⑮クリノガウディー
△⑰アドマイヤジャスタ
△⑯タガノディアマンテ
×③ファンタジスト
×④ダノンキングリー
×⑦ヴェロックス
×①アドマイヤマーズ
×②サトノルークス
×⑨メイショウテンゲン
×⑩シュヴァルツリーゼ
以上、皐月賞2019の予想でした。