札幌2歳ステークス2022の予想です。

札幌2歳ステークス2022の出走馬は、ブラストウェーブ、ダイヤモンドハンズ、シャンドゥレール、ドゥーラなど124頭。札幌芝1800mで行われる2歳限定のG3戦です。

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札幌2歳ステークス2022の予想です

札幌2歳ステークスは札幌開催の最終週に行われる2歳重賞。ほぼ毎年、上りを要しての持久力戦になっており、小細工が利かない力比べになりやすい。現在の札幌芝は中~外がやや伸びるロングスパート型の差し馬に有利な状態。今年の札幌2歳ステークスも例年通り、馬場の良いところを通って最後まで脚を伸ばせそうな馬が躍動するのではないか。

3走本命は枠順前で八割方決まっていたドゥーラ

新馬ではスローペースの中、脚を余して4着に敗戦するも、2戦目の未勝利は積極策を打つとイッツオンリーユー、トーセントラムらを突き放して完勝。イッツオンリーユーは新馬でブラストウェーブとタイム差なし、トーセントラムは2戦目の未勝利でコスモス賞4着アテンロースと差のない競馬を見せており、負かした相手を考えると、現時点で見せたパフォーマンスは函館~札幌デビュー組の中でナンバー1と言っていいだろう。前走は直線で左に寄れるなど、若さが見られるシーンがあったので、真面目に走ってくれるかは少し心配ではあるが、現在の馬場を考えると、ベストな枠順を引けたので、ここは前走で見せたパフォーマンスを素直に信頼していいのではないか。

相手は人気でもブラストウェーブ

新馬はゴール前でイッツオンリーユーに詰め寄られてしまい、ヒヤヒヤする走りではあったものの、「距離がもう少し長ければ、負けていた」と言えるほどではなく、見た目以上に余力があった可能性はありそう。全兄・ブラストワンピースは新馬→ゆりかもめ賞→毎日杯と一戦毎にパフォーマンスが上がっていったので、本馬も兄と同じような道を辿りそうな雰囲気がある。鞍上には兄の背中も知る川田騎手。ダイヤモンドハンズ、シャンドゥレールよりもレース運びのしやすそうな枠に入ったので、1戦1勝組では本馬を最上位に評価したい。

3番手は枠順がカギもダイヤモンドハンズ

新馬は9頭立ての少頭数ながら素質馬が揃っていた一戦で、実際に2、7着馬が次走未勝利を勝ち上がり、3着馬も次走未勝利で2着に好走。着差以上に余力がありそうな見えた本馬は上のクラスに行っても通用する器と判断していいだろう。レースセンスがあり、追えばじわじわと伸びてくるイメージ。持久力が問われる開催最終週の札幌芝1800mはむしろ臨むところなのではないか。現在の馬場で1枠1番は確かに試練だが、2歳重賞なら枠順バイアスですべてが決まるとは思えず、純粋なポテンシャルをそれなりに重要視すべきだろう。

ドゥアイズは前走コスモス賞で勝ち馬モリアーナから0.3秒差の2着に敗退。今回は相手がさらに強化されているので、勝ち切るのは難しいかもしれないが、札幌芝1800mを2回走っている強みと好枠を生かせば、馬券圏内ならチャンスはあるか。

ウェイビーは前走コスモス賞で2着ドゥアイズからタイム差なしの3着。前走のレースぶりなら立ち回りひとつでドゥアイズとの逆転は可能も、レースレベルは前走よりも上がっているので、馬券圏内に食い込めるかどうかのラインだろう。

シャンドゥレールは昨年の札幌2歳ステークス勝ち馬ジオグリフと同じ、3回東京開催最終週の東京芝1800mの新馬を制しての挑戦。その新馬はゴール前で余力を残し、インパクトのある勝ちっぷりではあったが、新馬組の次走成績が【1.0.0.5】で、3着馬を除くと結果がいまひとつなのは気になるところ。新馬では前進気勢が強過ぎるようにも見えたので、道中の我慢が求められる同レースに対応できるかもカギになりそう。

フェアエールソングは新馬が超スローペースの逃げ切り勝ちではあったが、4コーナーで2着馬に一度は前に出られながらも、直線で再び盛り返す味のある内容。ゴールドシップ産駒でいかにもタフ馬場と持久力戦が歓迎のクチなので、序盤に脚を溜めて前が自滅するような展開になってくれれば、台頭の余地はあるかもしれない。

アスクメークシェアは新馬が着差こそつかなかったものの、2着馬の勝ちパターンを内からしぶとく差し切っており、数字では表れない強さを感じさせるレースだった。ディープインアスクの仔は早い時期から活躍するタイプが多く、ボンボヤージ、ファンタジストの2頭の重賞勝ち馬を輩出。ボンボヤージのように人気がないなら一枚押さえておいてもいいか。

札幌2歳ステークス2022の印です

◎⑫ドゥーラ
〇⑥ブラストウェーブ
▲①ダイヤモンドハンズ
△⑬ドゥアイズ
△②ウェイビー
△③シャンドゥレール
×⑨フェアエールソング
×⑩アスクメークシェア

以上、札幌2歳ステークス2022の予想でした。