サンタアニタトロフィー2023の予想です。

サンタアニタトロフィー2023の出走馬は、エスポワールガイ、ヒーローコール、シェアゲイト、ダノンスプレンダー、タイムフライヤーら14頭。大井競馬場1600mで行われるSIII戦です。このレースは勝負度D(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)を予定しています。

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サンタアニタトロフィー2023の予想です

サンタアニタトロフィーは20年から秋開催に行われていたが、今年から再び真夏のハンデ重賞として実施。

今年は3歳のヒーローコールを筆頭に、JRAからの転入初戦を迎えるデュープロセスとダノンスプレンダー、目下8連勝中のシェアゲイト、前哨戦を制したエスポワールバガイと多士済々なメンバーが揃った。1番人気はヒーローコールかもしれないが、3歳で斤量57キロは決して楽ではなく、ここは古馬勢が意地を見せるレースになるのではないか。それでは予想にいきましょう。本命はハンデ含めて魅力を感じる…

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シェアゲイトが勢いそのままに重賞初制覇を挙げると見た

JRAでは2勝クラスでアタマ打ちになり、地方に移籍したが、その後は高知から大井まで負けなしの8連勝。直近3走は大井1600mで一戦毎に時計を短縮しており、前走昌平坂賞では余力を残しつつ、1分38秒8の好時計で圧勝。過去5年のサンタアニタトロフィーの最速時計が昨年のスマイルウィの1分38秒0、2番目に速かったのが20年ワークアンドラブの1分38秒8で、前走は重賞でも十分に通用するパフォーマンスだったと言っていいだろう。加えて今回は格上挑戦のため、斤量が51.5キロと裸同然。メンバー、枠順の並びから自分の形には持ち込めるはずで、ここは実績馬を抑えての逃げ切り勝ちがあると見た。

相手にはタイムフライヤーを挙げたい。

地方に移籍後、勝ち星こそないものの、22年マイルグランプリ3着、23年ブリリアントカップ3着と重賞で善戦。近2走の走りを見る限り、年齢による衰えはなく、ここは外目からスムーズに運べれば、上位争いに加わってくる可能性が高そう。馬自身にややズブさがあるので、追えるクワトロ騎手が騎乗できるのは魅力だろう。

3番手は転入初戦でもダノンスプレンダーが不気味

近走はオープン特別やリステッド競走で結果が出ていないものの、前走オアシスステークスでは斤量59キロを背負いながら勝ち馬コンシリエーレから0.3秒差に留まっており、馬自身がまだ終わったわけではないだろう。500キロ超の大型馬らしく包まれると自分からレースをやめる面があり、14頭立ての12番ゲートなら能力を出しやすいはず。鞍上に吉原騎手が騎乗できるのは強み。

ヒーローコールは無敗の三冠馬ミックファイアさえいなければ、羽田盃→東京ダービーの二冠を達成していた馬。古馬混合重賞でも通用するポテンシャルを秘めているが、この時期の3歳馬が古馬と同斤量で走るのはさすがに割引が必要なのではないか。

エスポワールガイは昨年の黒潮盃勝ち馬で、前走サンタアニタトロフィートライアルで復活の勝利。まだ良くなりそうな雰囲気があり、ハンデ重賞なら十分に通用していい。

リコーシーウルフは前走サンタアニタトロフィートライアルで勝ち馬エスポワールガイからタイム差なしの2着に好走。エスポワールガイが上位争いできるなら、本馬にも馬券圏内に加わるチャンスはあるだろう。

デュープロセスは19年兵庫ゴールドトロフィー勝ち馬。近走は苦戦が続いているものの、3走前のBSN賞並みのパフォーマンスを発揮すれば、馬券内に加わっても不思議ではない。

サンタアニタトロフィー2023の印です

◎⑩シェアゲイト
〇⑭タイムフライヤー
▲⑫ダノンスプレンダー
△⑧ヒーローコール
△⑥エスポワールガイ
△⑬リコーシーウルフ
×⑦デュープロセス

1番マースインディ…近走はA2でも苦戦が続いており、重賞では荷が重いだろう。

2番マムティキング…昨年のサンタアニタトロフィーでは4着に健闘するも、上位勢には完敗だった。このメンバーで斤量57キロは厳しいはず。

3番サブノハクタカ…昇級戦だった前走ルビー賞では15頭立ての9着と完敗。重賞では荷が重い。

4番ピュアオーシャン…前走サンタアニタトロフィートライアルでは勝ち馬エスポワールガイから0.7秒差の4着。斤量55キロは魅力も、重賞で上位争いするイメージが沸かず。

5番トランセンデンス…近走はオープンでも勝ち切れず、重賞では8戦連続で馬券圏外に敗退。往来の力はなく、重賞では引き続き厳しい戦いになるのでは。

9番ロイヤルペガサス…勝ち星はすべて1400mで、1600mは本質的に長い。

11番ゴライアス…大崩れなく走れるタイプも、昨年のサンタアニタトロフィーでは勝ち馬から0.9秒差の5着と完敗だった。ここも恵まれて掲示板まででは。

サンタアニタトロフィー2023の買い目です

ここはまず印を以下の通り変更します。

◎⑭タイムフライヤー
〇⑩シェアゲイト
▲⑫ダノンスプレンダー
△⑧ヒーローコール
△⑥エスポワールガイ
△⑬リコーシーウルフ
×⑦デュープロセス

当初本命に推していたシェアゲイトはヒーローコールと人気を分け合うほど売れているので(もしかしたら1番人気になるかも)、斤量51.5キロで逃げ切りの可能性はあると見ていますが、馬券的な妙味を取って相手に推していたタイムフライヤーから入ります。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇▲△(ヒーローコール)ー〇▲△△△×(12点)

3連単:〇→〇→▲△△△×(5点)

3連複で1列目にタイムフライヤー、2列目にシェアゲイト、ダノンスプレンダー、ヒーローコール、3列目に印を打った馬へ。ボーナスでシェアゲイトが逃げ切り、タイムフライヤーが2着に入り、印を打った馬が3着に入る3連単を買います。◎タイムフライヤーはキャラ的に勝ち切るよりも2、3着に終わる可能性の方が高いでしょう。

以上、サンタアニタトロフィー2023の予想でした。