サンタアニタトロフィー2018(大井)の予想です。

サンタアニタトロフィー2018の出走馬は、ヒガシウィルウィン、バルダッサーレ、モンドアルジェンテ、ムサシキングオー、リアライズリンクスなど13頭。大井競馬場1600mで行われるSIII戦。このレースは勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。

今回はオマケで7月31日(火)に行われるトゥインクルバースデー賞(エピカリスの転入初戦)の予想も掲載しています。

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先週の習志野きらっとスプリントは…

1着◎アピア(1番人気)
2着▲クルセイズスピリッツ(4番人気)
3着×サクラレグナム(8番人気)

で的中!

個人的にはこの組み合わせは薄めに買ってしまい、あまり回収できなかったのですが(苦笑)、3連複84倍、3連単231倍だったのでガツンと回収された方々はおめでとうございます\(^o^)/

この調子で8月はたくさん当てましょう!

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サンタアニタトロフィー2018の予想と見解です

今年のサンタアニタトロフィーは展開がカギになりそうだ。まず道中の隊列予想図がこちら。

◆サンタアニタトロフィーの隊列予想図

逃げるはゴーディー。今回は主戦の的場文男騎手に乗り替わり。騎手キャラを考えると控える選択肢はないはずで、ゲートが開いた瞬間から手綱をガシガシと動かしてハナを奪いに行くだろう。

続くのはニシノラピート。昨年に同コースで行われた東京シンデレラマイルを逃げ切り勝ち。できれば逃げの形がベストだが、番手でもOKなので、ゴーディー&的場文男騎手が是が非でもハナを主張するなら控えて2番手に収まるだろう。

そして展開のカギを握るのはヒガシウィルウィン。振り返れば、昨年のジャパンダートダービーを制して以降、約1年間勝ち星なし。出走したレースのほとんどがダートグレード(しかもG1・JpnI)なので仕方ない面はあるが、今回は言い訳無用の南関東同士の重賞。しかも大井記念で敗れたリッカルドが不在なら負けられない立場だろう。道中はゴーディー、ニシノラピートを見ながらの3、4番手を追走し、直線入り口では早くも先頭に並びかけるような形になるのではないか。内回りコースでもあるので悠長には構えないはずだ。

逃げ、先行勢がヒガシウィルウィンを振り切ることは考えづらく、狙うべきはヒガシウィルウィンの動き出しに合わせて虎視眈々と勝機をうかがえる差し、追い込み勢と見た。それでは予想にいきましょう。本命は…

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バルダッサーレの差し切りに期待したい

転入初戦の東京ダービーで7馬身差の圧勝劇。反則気味の強さで将来の南関東を背負う馬に成長するかと思われたが、ジャパンダートダービー以降はまさかのスランプに陥り、1勝も挙げることができず。完全に過去の馬になっていたが、大敗した川崎マイラーズから連闘で挑んだスポーツ報知賞で久しぶりの勝利を挙げると、前走武蔵野オープンでは外から豪快にマクって連勝。近2走は1頭だけ抜けた上りをマークしており、ここに来て完全復調してきたと判断していいだろう。

過去2年のサンタアニタトロフィーの勝ち時計は16年1分40秒9(リアライズリンクス)、17年1分41秒0(ゴーディー)。バルダッサーレの前走武蔵野オープンは1分40秒1なので、サンタアニタトロフィーの勝ち時計に達していると判断しいいはず。しかも今年の大井は馬場改修があり、以前よりも時計がかかるようになっているので、数字以上に価値が高い。

レースセンスがないのはネックだが、頭数が13頭立てに留まったのは本馬にとって大きなプラス(近2走の連勝は馬が復調したのが最大の要因だが、10頭立て、11頭立てと頭数がそろわなかったのも良かった)。7枠11番なら好位外目に収まりそうなヒガシウィルウィンを目標にしやすく、直線入り口でヒガシウィルウィンを射程圏に入れられれば、差し切りも十分にあると見た。

相手はヒガシウィルウィンを素直に信頼する

昨年のジャパンダートダービー以降、勝利を挙げていないが、その後に出走した5レースのうち3レースがG1・JpnIでは結果が出ないのも仕方ない感じ。それでも2走前の大井記念は物足りなかったが、前走帝王賞では上り2位をマークして勝ち馬ゴールドドリームから1.0秒差の5着。大井記念から時計を一気に詰めており、叩き3走目で良化していたのだろう。

今回は南関東馬同士。斤量59キロを背負うとはいえ、さすがに馬券圏外に飛ぶシーンは考えづらい。ただ馬が中距離に慣れ過ぎている心配はあり、切れる脚が使えるわけでもないので、正攻法の競馬で抜け出したところほかの馬に差されての2、3着はありえる。抜けた1番人気に推されるのであれば、3連単の2、3着付けにこそ妙味がある。

3番手はフォクスホールの粘り込みに期待

重賞は久しぶりの挑戦になるが、2走前の武蔵野オープンでは重賞実績のあるニシノラピート、キングニミッツ、スアデラらを下しての2着。走破時計を考えても、この条件の重賞なら十分に勝ち負けに加わってもいい。なにより武蔵野オープンの勝ち馬バルダッサーレに本命に推す以上、本馬も上位に評価したい。

モンドアルジェンテはJRA在籍時のイメージだとマイルは忙しい印象を受けるが、転入後の2戦は意外と流れに乗れており、マイルだから力を出せないことはなさそう。前走大井記念は早めにヒガシウィルウィンに競いかけながら、そのヒガシウィルウィン(3着)から0.3秒差の6着。今回は斤量3キロ差。最内枠は微妙だが、直線で上手く外に持ち出せれば、ヒガシウィルウィンに迫ってもいいだろう。

サージェントバッジは前走大井記念で勝ち馬リッカルドに次ぐ上りをマーク。レースの流れに乗れていなかったので、数字通り評価していいか微妙だが、今回も上位人気に推されているモンドアルジェンテとの差がなかったのは事実。そのモンドアルジェンテとのオッズ差を考えると、本馬は人気がなさ過ぎだろう。マイルのスピードに対応できるか不安はあるが、人気がないなら買う価値はありそうだ。

カンムルは前走が長期休養明けの短夜賞で5着。相手関係を考えると物足りないともいえるが、ハイペースで飛ばしたサニーデイズを追いかける損な役回り。3コーナーから勝ち馬のプレッシャーも受けており、厳しい競馬だった。2走前の埼玉新聞栄冠賞ではJRAの基オープン馬・ディアドムスを下して勝利。本来の力を出せれば、巻き返しがあってもいい。

最後にリアライズリンクス。すでに8歳になったとはいえ、2走前の京成盃グランドマイラーズ2着が示す通り、能力はまだまだ健在。今回はメンバー的に京成盃グランドマイラーズ同様、道中に脚を溜める形になりそうで、展開自体は向くのではないか。乗り難しい面があるので、テン乗り自体は割り引きだが、能力通りなら上位進出してもいい。

サンタアニタトロフィー2018の印

◎⑪バルダッサーレ
○⑬ヒガシウィルウィン
▲⑨フォクスホール
△①モンドアルジェンテ
△⑥サージェントバッジ
△④カンムル
×⑩リアライズリンクス

サンタアニタトロフィー2018の予想ファイル

サンタアニタトロフィー2018の買い目

ここは◎バルダッサーレのアタマ固定を買います。ヒガシウィルウィンとの3連複2頭流しと迷いましたが、その組み合わせが一番売れるでしょうし、買いたいのはバルダッサーレ>ヒガシウィルウィンなので、バルダッサーレが勝つ前提で馬券を組みます。

【本線】

単勝:11(1点)

まずは単勝。4、5倍つけば嬉しいですが、現実的には3倍台でしょうか。3倍がギリギリのラインかなとは思います。

馬単:11→1、4、6、9、10、13(6点)

馬単でヒガシウィルウィンから印を打った馬へ。相手はヒガシウィルウィン、フォクスホールを厚めに買います。単勝のオッズがつかなければ、すべて馬単に絞るのもアリでしょう。

【ボーナス】

3連単:11→13⇔1、4、6、9、10(10点)

3連単で1着にバルダッサーレ、2、3着にヒガシウィルウィンを置いた組み合わせです。

トゥインクルバースデー賞2018の予想

エピカリス、サブノクロヒョウ、ディアドムス、クラージュドールと重賞並みの好メンバーがそろったトゥインクルバースデー賞。

心情的にはエピカリスの圧勝劇を見たいが、JRAで精神的な脆さを見せていただけに、単勝1倍台で買うのはリスクが大き過ぎる。一方、サブノクロヒョウは人気を背負って勝てるタイプではなく、ディアドムスは前走大井記念が案外。上位人気勢は不安を抱えており、思わぬ伏兵勢の台頭があるのではないか。この手のハイレベルなレースでこそファンの目が上位人気勢に行くため、波乱の結果が待っているというのはよくある話だ。

本命はアサクサスターズが面白い

実績的には格下だが、4走前の大井2000mで行われたスポーツニッポン賞が圧巻の勝ちっぷり。当時の走破時計2分7秒8は重賞でも十分に通用する域で、当時のパフォーマンスを出せれば、このメンバーに入っても上位争いしてもいい。3走前のクリスマス賞、前走逃げ水賞ともにいかにも「あと1ハロンあれば…」というレースだったので、大井2000mがベスト条件なのだろう。逃げるエピカリスを目標にサブノクロヒョウ、ディアドムス以下が早めに動くことを考えても、後方で脚をじっと溜められる本馬に展開がが向くはずだ。ただ脚質的にアタマというよりも2、3着で期待したい。

相手は実績上位のディアドムス

前走大井記念こそ案外の結果に終わったが、昨年の勝島王冠のひとマクリ圧勝は今でも印象的。能力通りに走れば、上位争いに加わってくるのは間違いない。問題はその能力を出せるかどうか。近走はパフォーマンスがややトーンダウンしており、変わり身がなければ、再度の凡走もありえるか。

3番手はピンかパーかのエピカリス

JRAでピークを過ぎたと思われたリッカルド、ディアドムスが南関東で復活したのを見ても本馬にもその期待は高まるが、近走は相手関係より精神的な脆さが出て負けており、その問題を克服できているかどうかは走ってみないと分からない。なにより転入初戦、断然の1番人気ならわざわざ中心視する必要はない。

キングニミッツは昨年の同レース勝ち馬。前走武蔵野オープンは相手が強かった上、距離が短かった。距離延長でパフォーマンスを上げてくるのは間違いなく、今回は買いの番だろう。

サブノクロヒョウは上位人気に推された時は常に凡走している完全な穴馬。今回、メンバー的に上位人気に推されそうだが、能力通りに走ってくれると思わないほうがいいだろう。ここは嫌って妙味のはず。

クラージュドールはここに来て再度軌道に乗ってきた感あり。末脚堅実な差し馬で、アサクサスターズの末脚が届く展開なら本馬もその近くにいるかもしれない。

最後にシュテルングランツ。今回が転入初戦。どこまで走るか分からないので押さえておきたい。

馬券は3連複(ワイド)で◎ー○▲△(キングニミッツ)ー印のような感じで買う予定です。

トゥインクルバースデー賞2018の印

◎⑩アサクサスターズ
○②ディアドムス
▲⑦エピカリス
△③キングニミッツ
△⑥サブノクロヒョウ
△⑤クラージュドール
×⑪シュテルングランツ

以上、サンタアニタトロフィー2018の予想でした。