エリザベス女王杯2021の予想です。

エリザベス女王杯2021の出走馬は、レイパパレ、アカイトリノムスメ、ウインマリリン、ウインキートス、テルツェットなど17頭。阪神芝2200mで行われる牝馬限定のG1戦です。

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エリザベス女王杯2021の予想です

昨年に続いて宝塚記念と同じ舞台で行われるエリザベス女王杯。

レースのカギを握るのは展開だろう。上位人気の一角・レイパパレが包まれるリスクのある1枠1番を引き、鞍上のルメール騎手は可能ならハナへのつもりで乗ってきそう。ただ外からシャムロックヒル、リュヌルージュ、ロザムールも主導権争いに加わってくるはずで、ペースが落ち着くことはないだろう。ウインマリリン、ウインキートスのウイン軍団もレイパパレを目標に早めの進出が濃厚。阪神芝2200mらしい持久力が問われるレースになるのではないか。

本命はウインマリリンのG1初制覇に期待する

前走オールカマーは1枠1番からロスなく立ち回れた面が大きかったものの、直線で窮屈になる場面がありながらも狭いスペースをこじ開けて差し切り勝ち。とにかくタフで勝負根性があり、しぶとく伸びてこれるので、切れ味が問われないレースは本馬の真骨頂だろう。昨年のエリザベス女王杯では負けて強しの4着に健闘。今年は昨年よりひと回り成長しているので、G1タイトルに手が届いてもいいのではないか。

相手は3歳のアカイトリノムスメが最有力

前走で時計のかかる阪神芝2000mの秋華賞を制しているようにディープインパクト産駒でも母・アパパネのようにタフさをウリにしているタイプ。持久力が問われる展開になれば、引き続き高パフォーマンスを発揮してくれるだろう。

今回は古馬初対戦になるが、現3歳世代の古馬混合重賞成績(芝)は【8.2.5.16】(勝率25.8%、連対率32.3%、複勝率48.4%、単回収率118%、複回収率96%)とベタ買いでもプラスになるほど。G1でも【2.0.1.1】(馬券圏外に敗れたのもスプリングステークスに出走したメイケイエールの7番人気4着)と無類の強さを見せており、3歳牝馬の頂点に立った本馬なら古馬の壁に泣かされることはないはずだ。

3番手はランブリングアレーの巻き返しがあると見た

前走オールカマーでは7着に敗れたものの、スムーズさをやや欠く場面があり、消化不良の競馬。適性があるとは思えなかったヴィクトリアマイルで2着に好走しているようにポテンシャルは高く、阪神芝2200mらしい消耗戦になれば、上位争いに加わるチャンスはあるのではないか。吉田隼人騎手もこれくらいの人気薄の方が怖い。

クラヴェルは近走成績の割りに人気がないものの、母ディアデラマドレ譲りの末脚は一級品。この枠なら内で死んだフリができそうで、直線で捌けるなら一撃があっても驚けないだろう。

ウインキートスは能力上位も、外枠からどう捌くかがカギになりそう。目黒記念1着、オールカマー2着ともに内枠からロスのない立ち回りだったので、今回はやや難しい立ち回りを強いられるか。

テルツェットはまだ半信半疑ではあるが、クイーンステークスでマジックキャッスルを差し切ったのは評価できる。勢いのあるディープインパクト産駒で無理に軽視する必要はないだろう。

デゼルは近2走が案外も、前走府中牝馬ステークスは積極策を打ったのが裏目に出てしまい、2走前のヴィクトリアマイルは2着ランブリングアレーからわずか0.2秒差と着順ほど悪い内容ではなかった。レース下手な面はあるが、前が崩れるなら台頭の余地はある。

ステラリアは前走秋華賞で勝ち馬アカイトリノムスメから0.5秒差の6着。阪神芝は忘れな草賞の勝利を見ても合っているイメージで、何よりアカイトリノムスメに重い印を打つなら本馬も押さえておいた方がいいだろう。

アカイイトは重賞実績こそないものの、昇級初戦の前走府中牝馬ステークスでも上り3位の脚を繰り出していたように、決め手比べになれば、このメンバーに入っても見劣らないはず。

最後にレイパパレ。本質的に2200mは長い上、今回は外からプレッシャーをかけられそうなので、期待より不安の方が大きい。人気を集めるなら「飛んでもOK」のスタンスが正解なのではないか。

エリザベス女王杯2021の印です

◎⑨ウインマリリン
〇③アカイトリノムスメ
▲⑥ランブリングアレー
△②クラヴェル
△⑮ウインキートス
△⑧テルツェット
×⑫デゼル
×⑤ステラリア
×⑯アカイイト
×①レイパパレ

以上、エリザベス女王杯2021の予想でした。