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ニュージーランドトロフィー2019の予想です。
ニュージーランドトロフィー2019の出走馬は、アガラス、ヴィッテルスバッハ、メイショウショウブ、ココフィーユ、ミッキーブラックなど15頭。中山競馬場芝1600mで行われる3歳限定のG2戦です。メンバーレベルが低くてなかなか難解ですね。
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ニュージーランドトロフィー2019の予想です
ニュージーランドトロフィーは名目上、NHKマイルカップのトライアルだが、毎年出走馬の質が低く、本番に直結しないレース。近年はその傾向がより強くなっており、過去5年、ニュージーランドトロフィーをステップにNHKマイルカップで連対を果たしのは、昨年の2着ケイアイノーテック(NHKマイルカップ1着)しかいない。
今年は例年以上に小粒な組み合わせ。どんな結果になるにせよ、NHKマイルカップではニュージーランドトロフィー組の評価を下げたほうが良さそうだ。
本命はメイショウショウブの巻き返しがありそうだ
前走チューリップ賞はスタートで出遅れて、道中でも折り合いを欠くチグハグな競馬。直線はヨーイドンの加速力勝負にもなってしまい、本馬が力を発揮できるレースでもなかった。今回は先行力と持久力が生きる中山芝1600m。メンバーを見渡す限り、これといってハナを主張したい馬が見当たらないので、すんなりと先手を奪えれば、そのまま押し切りのシーンまであってもいいだろう。
相手は能力上位のアガラス
前走きさらぎ賞は道中で折り合いがつかず、自爆した感じ。2走前の東京スポーツ杯2歳ステークスではニシノデイジー、ヴァンドギャルド、ヴェロックスらとタイム差なしの2着に好走しており、重賞級の能力を秘めているのは間違いない。今回は新馬とコスモス賞で手綱を取ったルメール騎手が騎乗。折り合いさえつけば、このメンバーならあっさりと突き抜けても驚けない。
3番手は前走本命のコスモカレンドゥラに再度期待
正直、中山芝1600mが合うか微妙だが、ホープフルステークス→スプリングステークスとクラシックを目指す馬たちと一緒に走っており、戦ってきた相手は一枚上。前走スプリングステークスは展開とコース取りにやや泣かされた面があり、決して力負けではないだろう。相手弱化で見直しの余地はある。
ヴィッテルスバッハはマイルで2勝をマーク。前走500万下は2着ミモザイエロー(次走フラワーカップ12着)、5着アヴァンリー(次走アネモネステークス16着)と低レベルなメンバーだったが、今回も500万下に毛が生えたような組み合わせなので、能力的には通用してもいいか。それでもこの枠で戸崎騎手だと詰まるリスクがあり、人気ほど信頼度は高くない。
カルリーノは500万下で勝ち切れないものの、末脚堅実で相手なりに走るタイプ。近走は少頭数戦でペースが緩むことが多く、力を出し切れていない面もある。4走前のジュニアカップではディキシーナイト(スプリングステークス3着)に先着しての2着。流れひとつで上位争いに加われるだろう。
ショーヒデキラは未勝利勝ち直後も、前走の走破時計が優秀(同じ2回中京開催に行われたフローラルウォーク賞より速い)。500万下なら即通用しそうで、500万下に毛が生えたような重賞なら通用してもいい。バテずに長くいい脚を使えるタイプで、中山芝1600mは合いそうだ。
アンクルテイオウは前走若葉ステークスで6着に敗退。特別に見せ場があったわけではないが、関西圏の骨っぽい未勝利を勝ち上がっており、このメンバーなら通用しても驚けない。
ココフィーユは前走フィリーズレビューで大敗を喫したものの、それまでは大崩れなく走っていた馬。長距離輸送のない関東圏のレースに戻って巻き返しがあってもいい。
ミッキーブラックは芙蓉ステークスが恵まれての勝利だったため、その後に苦戦している感じ。それでも今回のメンバーなら実績上位。距離短縮がいい刺激になるかもしれない。
ワイドファラオは積極的に買いたいわけではないが、メイショウショウブがすんなりと逃げ切るとすれば、内から前目の位置を取れそうな本馬も警戒した方が良さそう。未勝利勝ち直後も500万下並みのこのメンバーなら通用していい。
ホープフルサインは初芝の前走500万下で初勝利。相手が弱かったのもあるが、芝適性が高かったのも事実だろう。距離延長にさえ対応できれば、今回のメンバーなら上位進出しても驚けないか。
グラナタスは前走500万下で2勝目をマーク。走破時計、相手関係的に全く威張れないが、今回の重賞もメンバーレベルが低いので、無理に軽視する必要もないか。
最後にダートで2勝のダイシンインディー。芝でどこまで走れるか未知数も、新馬の新潟芝2000mだけで芝適性のある/なしを決めることはできず、上りのかかりやすい中山芝1600mならノーチャンスとは言えないか。
ニュージーランドトロフィー2019の印です
◎③メイショウショウブ
○⑪アガラス
▲⑮コスモカレンドゥラ
△④ヴィッテルスバッハ
△⑬カルリーノ
△⑥ショーヒデキラ
×⑨アンクルテイオウ
×⑦ココフィーユ
×⑫ミッキーブラック
×①ワイドファラオ
×⑤ホープフルサイン
×⑭グラナタス
×⑩ダイシンインディー
以上、ニュージーランドトロフィー2019の予想でした。