（@h_r_p_studio さんの写真。）
根岸ステークス2017の予想です。
根岸ステークス2017の出走馬は、ベストウォーリア、カフジテイク、キングズガード、ベストマッチョ、ノボバカラなど16頭。東京競馬場ダート1400mで行われるＧ３戦。フェブラリーステークスの前哨戦です。
今週から東京開催が始まりました。個人的に中山より東京の方が相性がいいので、この開催を楽しみにしていましたが、土曜日からまずまず好発進することができました。以下、土曜日に配信した勝負レースの一部です。
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≪東京２レース 未勝利 勝負度Ｄ（自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆）≫
◎⑨ヤマニンバンタジオ（１番人気２着）
○⑧ハッスルバッスル（３番人気１着）
▲⑮アルミランテ
△⑤マイネルストラトス
△⑫トラネコ
△⑩サーブルノワール（２番人気３着）
×⑦ナカヤマグラン
本命はヤマニンバンタジオ。前走ハイランドピーク組はタイムランクＡでハイレベルな一戦。本馬はいかにもスタミナ型の差し馬で、東京ダート2100mは絶好の舞台だろう。芝→ダート替わりで一変する馬がいない限り、勝ち負け濃厚なはず。
相手は同じハイランドピーク組のハッスルバッスル。前走は勝ち馬ハイランドピークを追いかけての失速なので、着順以上の評価が必要だろう。展開次第ではヤマニンバンタジオとの逆転があってもいい。
芝→ダート組ではアルミランテが一番怖い。近親はゴールドティアラを筆頭にダートの活躍馬が多く、本馬も切れる脚が全くないので、ダートのほうが合っているだろう。
馬券は３連複でヤマニンバンタジオ、ハッスルバッスルから印を打った馬へ流したい。
【参考買い目】
３連複：◎ー○ー▲△△△×（５点）13.5倍的中
≪東京４レース 未勝利 勝負度Ｄ（自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆）≫
◎⑤エイプリルミスト（１番人気１着）
○⑥メイプルストロング（７番人気２着）
▲⑫パガットケーブ
△⑧マイネルクラース
△⑦クレッシェンドラヴ
△②サンデームーティエ（４番人気３着）
×①ヒラボクビューン
×⑮ダウンザライン
本命はエイプリルミスト。間隔はやや空いたものの、マイネルユニブラン、シーズララバイと差のない競馬をしており、ここに入れば能力上位は明らか。前走で馬体重が大きく減っていたので、しっかりと戻っていれば、勝ち負け濃厚だろう。
相手で狙いたいのはメイプルストロング。前走は道中でシンデンのマクりを受けたところで本馬も引くに引けない形になってしまい、結果的に早仕掛けになってしまった。新馬、２戦目の未勝利を見る限り、能力があるのは間違いなく、じっくりと溜めていけば、巻き返しがあっていい。
馬券は３連複でエイプリルミスト、メイプルストロングから印を打った馬へ流したい（ワイド１点でもＯＫ）。あとは馬連を抑える。
【参考買い目】
３連複：◎ー○ー▲△△△××（６点）23.6倍的中
馬連：◎ー○（１点）14.0倍的中
≪東京７レース 500万下 勝負度Ｄ（自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆）≫
◎⑨リヴェルディ（４番人気１着）
○①ハイランドピーク（１番人気３着）
▲②バスカヴィル
△⑬フォーカード
△⑭マラードザレコード
△⑤サノヘッド
×⑦スマートエレメンツ
ここは未勝利勝ちが鮮やかだったハイランドピークとバスカヴィルが人気を分け合う形か。ただ２頭そろって東京ダート1600mで不利な１枠に入ってしまい、力を出し切れずに終わる可能性はありそうだ。
本命はリヴェルディ。新馬は前後半の800mが50.9-48.9という超スローペースの中、差し切り勝ち。それも追い出しをギリギリまで我慢しており、着差以上に強い勝ちっぷりだった。時計をどれくらい詰められるかは未知数も、２着サノヘッドが次走圧勝したことを考えても、能力があるのは間違いなさそう。人気の２頭を内に見ながら運べるのも有利になりそうで、再度の差し切り勝ちに期待したい。
相手はハイランドピーク。未勝利勝ちの時計が破格で、能力は昇級しても即通用するはず。ただコース替わり、東京ダート1600mで不利な内枠に入り、力を出し切れる保証はないか。同様にバスカヴィルも能力上位だが、内枠で捌けるかがカギになりそう。
馬券はハイランドピーク、バスカヴィルに人気が集中すると見て、単勝、馬単を買いたい。
【参考買い目】
単勝：◎…８倍以上は欲しい 7.0倍的中
馬単：◎→○▲△△△×（６点）…ハイランドピーク、バスカヴィル絡みが本線
≪東京９レース 白嶺ステークス 勝負度Ｄ（自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆）≫
◎⑥アルタイル（４番人気１着）
○⑪イーグルフェザー（１番人気２着）
▲⑩シャドウチェイサー（２番人気３着）
ここはメンバーを見渡す限り、逃げ、先行勢が不在。イーグルフェザーが断然人気に推されそうだが、脚質的に再び取りこぼす可能性はあるだろう。
本命はアルタイル。今回は松岡騎手に乗り替わり、積極策が濃厚。３走前の錦秋ステークスではイーグルフェザーと僅差の競馬をしており、マイペースの逃げを打てれば、今度は逆転があっても不思議ではないか。
相手は脚質不向きでも能力上位のイーグルフェザー。とにかくレースセンスがないので、前走は１枠１番が致命傷だった感じ。今回は外目の枠を引き、頭数も14頭とまずまず手ごろで、多少ペースに恵まれなかったとしても、確実に追い込んでくるだろう。
シャドウチェイサーは外目からスムーズな先行策を打てた時だけ好走する馬だが、今回はその条件に合いそう。1000万下の勝ちっぷりから、このクラスでも通用していい。
馬券は３連複１点、３連単４点を買いたい。
【参考買い目】
３連複：◎ー○ー▲（１点）10.3倍的中
３連単：◎▲→◎○▲→◎○▲（４点）…イーグルフェザーの２、３着付け。75.7倍的中
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予想と見解です
根岸ステークスはとにかく速い上りを使える馬が強いレース。過去10年の上り別成績を見ていくと、上り３位以内、４位以下で明暗が分かれている（以下参照）。
上り３位以内【10.4.6.14】（勝率29.4％、連対率41.2％、複勝率58.8％、単回収率442％、複回収率217％）
上り４位以下【0.6.4.119】（勝率0.0％、連対率4.7％、複勝率7.8％、単回収率０％、複回収率40％）
特に勝ち馬はすべて上り３位以内。速い上りを使えない馬は「アタマはない」と思っていいだろう。ただ競馬は勝ち馬を探すのでもなく、好走確率が高い馬を見つけるのでもなく、オッズ妙味がある馬を見つけるゲーム。前売りで１番人気のカフジテイクはいかにも走りそうだが、追い込み一手の脚質は常にリスクが潜んでおり（前が捌けない、展開が向かないなど）、いくらレース傾向に合致するとはいえ、喜んで飛びつくべきではない。同脚質のキングズガード、エイシンバッケンに関しても実績を考えれば、売れ過ぎの面は否めず、ここはレース傾向をあえて無視して、実力とオッズのバランスだけを考えたい。
本命はタールタン
グリーンチャンネルカップの１、２着馬が人気を集めているが、本馬は「長期休養明け」「前崩れの展開」「58キロの斤量」で３着に粘ったのだから、カフジテイク、キングズガードとは能力差がほとんどないと見てよさそう。なにより東京ダート1400mは滅法強く、昨年の根岸ステークスでは勝ち馬モーニンから0.1秒差の２着。１年前の実績とはいえ、戦績的に衰えはまだまだ見られず、能力通り走ってくれれば、今年も好勝負に持ち込めていいだろう。実績、適性的に過小評価されているのは間違いなく、フェブラリーステークスが目標というより、ここに全力投球ということを考えても、狙う価値は大いにあるのではないか。
相手はキングズガード
「速い上りを使える」という点でレース傾向に合致。２走前のグリーンチャンネルカップは勝ち馬カフジテイクと斤量２キロ差があり、同斤量なら互角の競馬ができても不思議ではない。なにより枠順的にこちらのほうがスムーズな競馬ができそうで、２頭のオッズ差を考えると、本馬の方を上位に評価したい。
３番手はカフジテイク
脚質的にいかにもこのレースで好走しそうなタイプ。ただいくら末脚が堅実とはいえ、追い込み一手は追い込み一手であり、リスクは常につきもの。やや抜けた１番人気に推されるなら少し疑ってみたい。
ベストウォーリアは実績断然で斤量負けしないタイプなので、有力なのは間違いない。ただここは外に速い馬が多いので、じわっと出していくと馬群の中で揉まれて抜け出せない心配が少しある。
エイシンバッケンはキングズガード、カフジテイク同様にこのレースに合いそうなタイプ。この枠ならスムーズに捌けるはずで、勝ち負けはともかく、確実に上位争いには加わってくるか。
ニシケンモノノフは前に行っても控えてもＯＫなタイプ。前走は思い切って行ったが、ここは外に速い馬が多いので、２走前のように溜める競馬か。とにかく自在性があるのでどんな競馬になっても対応できそうだ。
ノボバカラはこの枠だと外々を回されそうなので、積極的に買いたくないが、近２走で互角の競馬を演じているニシケンモノノフを買うなら本馬も抑えておきたい。
最後にグレープブランデー。タールタン同様、年齢が嫌われているのかもしれないが、昨年の根岸ステークス３着馬。近２走はそもそもコース形態が合っていなかっただけで、久しぶりの得意条件で巻き返しがあってもいいだろう。
印はコチラ
◎⑪タールタン
○⑭キングズガード
▲③カフジテイク
△⑬エイシンバッケン
△⑤ベストウォーリア
△④ニシケンモノノフ
×⑯ノボバカラ
×⑥グレープブランデー
以上、根岸ステークス2017の予想でした。
