中山金杯2023の予想です。
中山金杯2023の出走馬は、ラーグルフ、マテンロウレオ、フェーングロッテン、アラタ、クリノプレミアムなど17頭。中山芝2000mで行われるハンデ・G3戦です。
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中山金杯2023の予想です
例年、一筋縄ではいかない中山金杯。今年の出走馬を見ても大混戦ムードで、どこからでも入れそうな組み合わせ。カギを握るのは展開か。メンバーを見渡すと、是が非でもハナを主張したい馬が不在。過去のレース傾向から単調な前残り決着にはなりづらいレースではあるものの、ある程度の位置からしぶとく脚を伸ばせそうな馬を狙いたい。
本命は人気的にクリノプレミアムが狙い頃だ
昨年はコーナー4回の小回り重賞で中山牝馬ステークス1着、福島牝馬ステークス2着と結果を残した馬。ある程度の位置を取れて、そこからしぶとく脚を使えるという点で今年の中山金杯にハマりそうなイメージ。2000mは実績がないものの、前走エリザベス女王杯では1番ゲートから終始伸びない内を通りながらじわじわと脚を使っており、あのレースぶりなら2000mは十分に対応可能だろう。昨年の中山金杯はマイルで勝ち鞍のある2頭でワンツーフィニッシュ。マイル実績はむしろプラスに捉えていい。
相手は同じくエリザベス女王杯組のウインキートス
前走エリザベス女王杯ではクリノプレミアム同様、終始伸びない内を通らされてしまい、大敗もやむなしのレースだった。オープンクラスに上がってから使われたレースはすべてG2~G1。オールカマーでは2年連続で牡馬の強豪相手に馬券圏内に入る走りを見せており、このメンバーで立ち回りと持続力が要求される展開になれば、上位争いに加わってもいいだろう。鞍上の松岡騎手は過去の中山金杯で16年2着マイネルフロスト、18年2着ウインブライト、19年1着ウインブライト、20年2着ウインイクシードと頻繁に馬券に絡んでいる。
3番手はマテンロウレオを挙げたい
前走中日新聞杯では直線で一度は先頭に立つも、ゴール手前でキラーアビリティの末脚に屈して2着。それでも16番ゲートから先行勢の直後で流れに乗れたように、春に比べるとゲートの出が良くなっており、より安定感が増してきているのは好感。今回は1枠1番で横山和生騎手が騎乗。スタートさえ決まれば、前々で流れに乗れるはずで、同枠の同脚質・クリノプレミアムが勝ち負けに加わるなら本馬にも好走のチャンスがあるのではないか。母父がロベルト系のブライアンズタイム。今の馬場は合っているだろう。
アラタは近走で勝ち星こそ挙げていないものの、2走前のハイレベルだった札幌記念で4着に健闘し、前走福島記念では展開不向きの中、3着に好走。G3レベルならまだまだ走れそうで、ここは堅実に走ってくるのではないか。
ワンダフルタウンは前走中日新聞杯が直線で内を突くも、前が空かずで消化不良の競馬。それでも勝ち馬から0.4秒差に留まっており、復調気配が感じられる走りだった。2歳時には阪神芝2000mの京都2歳ステークスを勝利している馬。中山芝2000mは合っているはずで、早めにギアを踏めるなら面白い存在のはずだ。
ラーグルフは前走甲斐路ステークスが圧巻の勝ちっぷり。良績は左回りに集中しているものの、馬力型のモーリス産駒なら現在の中山芝はむしろ合っているのではないか。
フェーングロッテンは前走菊花賞で15着に大敗したが、特殊条件で度外視可能。ブリンカー着用後、コーナー4回の中距離戦では大崩れしておらず、条件好転で巻き返しがあってもいいだろう。
ラーゴムは近走ダート中心に使われているが、3歳時にはきさらぎ賞勝ちがある馬。バテずにしぶとく粘り込むタイプなので、現在の中山芝は合っているだろう。鞍上のバシュロ騎手も不気味。
中山金杯2023の印です
◎②クリノプレミアム
〇⑫ウインキートス
▲①マテンロウレオ
△⑦アラタ
△⑭ワンダフルタウン
△③ラーグルフ
×⑤フェーングロッテン
×⑪ラーゴム
以上、中山金杯2023の予想でした。