中山金杯2021の予想です。
中山金杯2021の出走馬は、ヒシイグアス、ディープボンド、ヴァンケドミンゴ、シークレットラン、テリトーリアルなど17頭。中山競馬場芝2000mで行われるハンデ・Ｇ３戦です。
１月５日（日）の平場の勝負レースはこちらから。
新年明けましておめでとうございます。
再び無観客競馬になりそうな勢いですが、今年も競馬自体が滞りなく行われることを祈りつつ、週末の密やかな楽しみの一助になれるよう今年も頑張って参ります。今年も金杯から有馬記念まで１年間よろしくお願い致しますm(__)m
平場の勝負レースなどはメルマガで配信しています。ご登録は以下からお願いいたします。詳細はメルマガ『ゆたぽんの馬券生活協同組合』に加入するをご覧ください。
中山金杯2021の予想です
Ｃコース替わりで行われる中山金杯は立ち回り決着になりやすいレース。
過去３年の４コーナー～直線入り口の写真が以下の通りで、内、前で立ち回った馬が上位に入っているのが分かる。
◆20年
◆19年
◆18年
馬場の中～外を通って追い込んできたのは中山巧者だった19年１着ウインブライトくらいだった。
今年の中山金杯の出走馬には先行型がやや多いものの、ハナ主張に拘りたい馬は見当たらず、おそらく内田騎手が騎乗するマウントゴールドの溜め逃げだろう。ペースはそこまで上がらず、今年も立ち回り決着になるのではないか。
本命はリュヌルージュの激走に期待したい
昨年の中山牝馬ステークスでは単勝万馬券ながら２着に好走し、波乱の立役者になった馬。確かに50キロの軽量が生きた面はあったが、差し、追い込み決着の中、２番手追走から粘り込んでおり、「ハンデが利いた」だけでは片付けられない走りだった。その後はマーメイドステークスでも３着に入っており、コーナー４回のコースで前々で持久力を生かす形なら相当しぶといと見ていいだろう。
近２走は結果が出ていないものの、七夕賞は勝負どころで位置を落とした上に直線で伸びない内を突いて自滅。エリザベス女王杯は本来の先行策を打てずも、勝ち馬ラッキーライラックから1.0秒差なら着順から受ける印象ほど悪くないだろう。今回はメンバー的に逃げる可能性が高いマウントゴールドの外目２番手を取れそう。久しぶりに自分の形に持ち込めそうで、ここでガラリ一変があってもいいのではないか。昨年は牝馬が牡馬を圧倒した年だったが、年明け一発目の重賞も牝馬が牡馬にギャフンと言わせると見た。
相手は今年も内枠を引けたテリトーリアル
昨年の中山金杯では１枠１番からロスなく立ち回って３着に好走。今年も１枠２番に入り、この馬のやりたい競馬は出来るのではないか。前走中日新聞杯は上り勝負に対応できなかっただけ。レースの上りが35秒以上かかるなら巻き返してくるだろう。
３番手は明け４歳のディープボンド
昨年のクラシック三冠にすべて出走し、皐月賞こそ10着に敗れたものの、日本ダービー５着、菊花賞４着と見せ場を作った馬。距離はもう少しあった方がいいかもしれないが、このメンバーなら地力でカバーできるだろう。引き続き和田騎手なので強気に前を追いかけてくるはず。
ヒシイグアスは２連勝でオープンクラス入り。前走ウェルカムステークスは長期休養明けでの一戦だが、楽々と先に抜け出したショウナンハレルヤを差し切り勝ち。まだ上積みの余地がありそうで、ハンデ重賞なら即通用していい。
マウントゴールドは長期休養明けの前走ディセンバーステークスで大敗しているので、全くのノーマークになりそうだが、今回は内田騎手でハナを主張してくるはず。これまで芝で逃げた時は【1.1.2.0】と崩れておらず、マイペースの逃げを打てれば、ガラリ一変があっても驚けない。
カデナはレース傾向的に積極的に押しづらいものの、コーナー４回の小回りコース自体は相性が良く、枠なりに立ち回れるなら怖いかも。
ショウナンバルディは前走中日新聞杯で４着に健闘。展開の恩恵を受けていた面はあったものの、ここも枠順と軽量を生かせれば、上位争いに顔を出してきてもいい。
ヴァンケドミンゴは近走安定した成績を残しているものの、上りがかかってのロングスパート戦になってこそ。内、前でロスなく立ち回った馬が残る展開では厳しいレースを強いられるかもしれない。
シークレットランはレース自体に適性はあるものの、外目の枠を引いてしまったので、難しい立ち回りを強いられそう。内目の枠を引けていれば、チャンスはもっとあったと思うが。
最後にバイオスパーク。コーナー４回の芝2000mのハンデ重賞では20年函館記念３着、20年福島記念１着と好走中。本馬も条件的には合っているものの、大外枠に入ってしまい、好走へのハードルは上がってしまったと言えるだろう。
中山金杯2021の印です
◎⑧リュヌルージュ
○②テリトーリアル
▲⑪ディープボンド
△⑨ヒシイグアス
△⑦マウントゴールド
△⑥カデナ
×⑤ショウナンバルディ
×⑭ヴァンケドミンゴ
×⑬シークレットラン
×⑰バイオスパーク
以上、中山金杯2021の予想でした。
