クラウンカップ2020（川崎）の予想です。

クラウンカップ2020の出走馬は、マンガン、グリーンロード、ウタマロ、ストーミーデイ、エメリミットらが14頭が出走。川崎競馬場1600mで行われるSIII戦。このレースは勝負度Ｄ（自信度★★☆☆☆　妙味度★★★☆☆）を予定しています。

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クラウンカップ2020の予想と見解です

羽田盃のトライアルレースに指定されているクラウンカップ。

正直、クラシックに直結するレースではないが、今年は京浜盃に出走していれば、間違いなく上位人気に推されていたであろうグリーンロードを筆頭に、鎌倉記念勝ち馬インペリシャブル、連勝中のウタマロ、エメリミットなど、なかなか豪華な面々と言えるだろう。

カギを握るのは展開になりそう。内から見ていくと、

逃げて無傷のインペリシャブル
前走若草特別を逃げ切ったスマイルウィ
ニューイヤーカップを逃げて圧勝のグリーンロード
鞍上的に何が何でも行くファルコンウィング
快速馬グランコージー

など前に行きたい馬が多数。激流は避けられそうもなく、上りがかかっての消耗戦になるのはほぼ間違いないだろう。ここは終いにしっかりと脚を使える馬から入るのが良さそうだ。それでは予想にいきましょう。本命は…

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マンガンが確実に追い込んでくると見た

デビュー以来、条件問わず毎回確実に追い込んでくる馬（以下参照）。

◆マンガンの戦績

前走雲取賞は明らかに展開不向きだったが、中団から１頭だけ追い込んで４着を確保。いかにも負けて強しを思わせるレース内容だった。左回りのマイル戦は平和賞２着、ニューイヤーカップ２着と結果を残しており、ここも展開が向けば、上位争いに加わってくるのではないか。脚質的に勝ち切れるかは微妙だが、２、３着ならＯＫのスタンスで本命を打ちたい。

相手は初の左回りもストーミーデイが怖い

短距離のダートグレードで活躍中のヒロシゲゴールドの全弟で、近２走は距離が長かった印象。それでも雲取賞３着、京浜盃６着と大きく負けておらず、距離がマイルに短縮されるならさらなるパフォーマンスを見せてくれそう。左回りは初めてになるが、そこまで気にしなくていいのではないか。むしろ川崎は合うイメージがある。

３番手は能力最上位のグリーンロード

ニューイヤーカップはただただ圧巻の一言。全くついていけなかった２着マンガンが雲取賞４着、３着ファルコンウィングが雲取賞２着に好走しており、本馬が雲取賞に出走していれば、ゴールドホイヤーにも勝っていた可能性がありそう。立ち回り力、スピードに秀でたパイロ産駒。小回りのマイル戦はベスト舞台だろう。あとは前述の通り、同型が多いので力を発揮できるかどうか。休み明けより展開面がカギだろう。

穴で少し期待したいのはチョウライリン。近２走は結果が出ていないものの、マイル重賞では平和賞３着、ハイセイコー記念３着、ニューイヤーカップ４着と健闘してきた馬。唯一、馬券圏外に敗れたニューイヤーカップもコース取り等に泣かされた印象が強く、決して力負けではなかった。実績馬に対し、斤量55キロで戦えるのは魅力。変わり身があるとすれば、今回だろう。逆にここで駄目なら早熟の可能性が高い。

エメリミットは年明けから３連勝中。重賞は平和賞８着以来の参戦になるが、ここに来てパワーアップしているのは明らかで、今なら通用するだけの力を秘めているだろう。この枠なら必ずしも前に行かず、外目をリズムよく運べれば、力を出し切れるのではないか。

ファルコンウィングは同型がそろって厳しい展開になりそうだが、大井→川崎のコース替わりは歓迎に捉えて良さそう。左海騎手なら徹底先行してくるはずで、自分の形には持ち込めるだろう。

インペリシャブルは前走全日本２歳優駿こそ崩れたものの、地元馬相手では４戦４勝と負けなし。ここは厳しい展開になりそうだが、まだ底を見せていない面はあり、安易に嫌わない方がいいか。気持ちが強いので休み明けでも走れるタイプだろう。

ウタマロはここに来て連勝中。特に川崎コースでは３戦３勝と負けなしで、重賞でも決して侮ることは出来ないか。一本調子の逃げ、先行勢が多い中、自在性があるのも魅力。

ボンモマンは前走椿賞でウタマロに敗れたが、直線で前が詰まってしまい、進路を外に切り返すロス。スムーズに追い出せていれば、もっと肉薄できたはずで、前走の一戦だけで勝負付けが済んだとは思わない方がいいだろう。

最後にヘブンリーキス。若獅子特別、アザミ特別は着差以上に強い競馬。マイル戦に限れば、非常に高いパフォーマンスを続けており、左回りは初めてになるが、人気がないなら一枚押さえておきたい。

クラウンカップ2020の印

◎⑤マンガン
○⑫ストーミーデイ
▲⑧グリーンロード
△④チョウライリン
△⑬エメリミット
△⑨ファルコンウィング
×①インペリシャブル
×⑩ウタマロ
×⑭ボンモマン
×②ヘブンリーキス

３番スマイルウィ…４戦３勝と底を見せていないが、前走若草特別ではニューイヤーカップで８着と大敗していたマナーザマジック相手に接戦。重賞ではさすがに荷が重いのでは。距離も短い方がいいだろう。

６番プリモジョーカー…昨年のダートグレード・エーデルワイス賞では１番人気に推された馬だが、どうも成長力に欠けるのかその後の成績がいまひとつ。直近２走のレースぶりからも重賞では荷が重い。

７番マーヴェルクエスト…前走ジーナフォンテン・メモリアルは牝馬限定の凡戦。牡馬混合の重賞では力負けするはず。

11番グランコージー…岩手で重賞２勝を挙げて南関東に移籍。決して弱い馬ではないが、長期休養明け、即南関東の重賞級相手に通用するかと言われると疑問。

クラウンカップ2020の買い目

ここはマンガンから２列目にストーミーデイ、グリーンロードを置いて勝負します。混戦ムードなので３列目は手広く流したいですね。

【参考買い目】

３連複：◎ー○▲ー○▲△△△××××（15点）

３連複で１列目にマンガン、２列目にストーミーデイ、グリーンロード、３列目に印を打った馬へ流したい（ワイド２点でもＯＫ）。

３連単を買うならマンガンの２、３着付けがオススメ。勝ち馬を絞るならストーミーデイ、グリーンロードでしょうか。

クラウンカップ2020の予想でした。