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武蔵野ステークス2018の予想です。

武蔵野ステークス2018の出走馬は、サンライズノヴァ、インカンテーション、ウェスタールンド、ナムラミラクル、ユラノトら16頭。東京競馬場ダート1600mで行われるG3戦です。

11月10日(土)の平場の勝負レースはこちらから(当日の9時ごろに掲載します)。

最近はリッカルド、エピカリス、キタサンミカヅキなど、JRAのオープンで戦っていた馬が地方に転入するパターンは珍しくなくなりましたが、今月に入ってグレイトパールが佐賀、サウンドトゥルーが船橋に移籍。2頭ともにまだまだ走れるでしょうし、特にグレイトパールは精神面の問題さえ克服すれば、復活の可能性も残っていそう。2頭とも今後の活躍を楽しみにしたいと思います。

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武蔵野ステークス2018の予想です

昨年の武蔵野ステークスは人気馬が総じて飛び、インカンテーション(6番人気)→サンライズソア(8番人気)→アキトクレッセント(15番人気)の行った行ったで決着。3連複36万、3連単178万の大波乱だった。

今年の出走馬を見渡すと、逃げ、先行勢が明らかに手薄。昨年のような決着になっても驚けないが、ここは能力&決め手最上位、絶好の枠順を引けた馬から入りたい。

本命はウェスタ―ルンドの重賞初制覇に期待

ダートに変わってから津軽海峡特別→薩摩ステークスと連勝し、昇級初戦のシリウスステークスではダントツの上りをマークして2着に好走。当時の勝ち馬オメガパフュームは次走JBCクラシックで2着、3着サンライズソアはJBCクラシックで3着。本馬がJBCクラシックに出走していても上位争いしていた可能性がある。しかもシリウスステークスは直線で馬群を捌くのにやや手間取りながらの追い上げ。スムーズだったら勝っていたのは本馬だった。

勝負どころでの反応が素晴らしく、一瞬でトップスピードに移れるのが本馬の持ち味。ワンターンで伸び伸び走れるこの条件こそ本馬の良さが生きる舞台だろう。枠順はコース形態と本馬の脚質を考えると、ベストともいえる8枠15番(これまで12番ゲートより外を引けた時は【2.2.0.0】で本馬自身も外枠がいい)。前走のパフォーマンス、コース適性、枠順から好勝負必至と見た。

相手はインカンテーションが堅実駆け

昨年の武蔵野ステークスを制し、今年のフェブラリーステークスでは勝ち馬ノンコノユメから0.1秒差の3着に好走。実績ある条件でノンコノユメ、ゴールドドリーム級の馬が不在なのであれば、当然勝ち負け必至だろう。メンバー的にペースがそこまで速くなるとは思えず、前々で立ち回れるのは大きな強み。スムーズに運べる8枠16番を引いた以上、「休み明けで仕上がり不足だった」というケースを除けば、堅実に走ってくるのではないか。

3番手はユラノトが地味に強い

前走マリーンステークスではのちのエルムステークス勝ち馬ハイランドピークを下して勝利。3走前のアンタレスステークス5着も中身が非常に濃く、重賞でも十分に通用する能力を秘めているだろう。枠順はもう少し外の方が良かったが、4枠7番なら許容範囲。インカンテーション同様、前々で立ち回れるのは大きい。

サンライズノヴァは東京コースで【5.2.0.2】と堅実な走りを見せているが、相手強化、2枠4番、展開が向くか微妙となれば、積極的に買う要素はなさそう。ウェスタールンドとは対照的にトップスピードに乗るまでに時間がかかるので、ウェスタールンドはペースに関係なく追い込んでこれても本馬は展開次第の印象。前走グリーンチャンネルカップはなんとか能力でカバーできたものの、重賞ではコースロスや不利を受けながら勝ち切るほど能力は抜けていないだろう。

ナムラミラクルは前走グリーンチャンネルカップで本命に推したが、買い時は明らかに前走だった。今回は藤懸騎手→ルメール騎手で人気必至。オープン特別で2着続きの馬が重賞で着順をさらに上げてくるとは思えない。

穴で少し面白いのはクルーガー。530キロ前後の筋肉ムキムキの馬体でダートはいかにも合いそう。ダートの未勝利勝ちではあのアポロケンタッキーを下しており、芝を中心に使われてきたが、ダートでも相当強い可能性はある。

クインズサターンは末脚堅実な差し馬。前走シリウスステークスでは久しぶりに掲示板外に敗れたが、時計の速過ぎる馬場が合わなかった。2枠3番、追い込み一手の脚質を考えると、よほど恵まれない限り、上位進出は難しいかもしれないが、能力的には圏内にいるので押さえておきたい。

最後にグレンツェント。東海ステークス勝ち以降、どうも精神面のスランプに陥っているが、今回は間隔を空けての一戦。内田騎手と手が合うか微妙ではあるが、状態が戻っていれば、巻き返しの余地はあるかもしれない。

武蔵野ステークス2018の印です

◎⑮ウェスタールンド
○⑯インカンテーション
▲⑦ユラノト
△④サンライズノヴァ
△⑩ナムラミラクル
△⑫クルーガー
×③クインズサターン
×⑪グレンツェント

以上、武蔵野ステークス2018の予想でした。