メルボルンカップ2019（フレミントン）の予想です。
メルボルンカップ2019の出走馬は、コンスタンティノープル、フィンシュ、イルパラディーゾ、ヴァウアンドディクレア、サプライズベイビーらが出走。日本からはメールドグラースが参戦します。フレミントン競馬場3200mで行われるＧ１戦。このレースは勝負度Ｄ（自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆）を予定しています。
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メルボルンに訪れてから早２年。
メルボルンカップには「the race that stops a nation」という代名詞がありますが、メルボルンカップ市内の図書館を訪れた時に「火曜日はメルボルンカップがあるため、お休みします」という張り紙があって、本当にメルボルンカップの日は祝日なんだと実感しました。日本でいうなら有馬記念の日が祝日みたいな感じなんですかね（笑）
これまで知り合ったオーストラリア人に聞いてもメルボルンカップのことだけはだいたい知っていますし、それだけ大きなイベントなのでしょう。また機会があったら訪れてみたいですね。
ご参考までに⇒メルボルンカップ観戦にあたって知っておきたい６つのこと
直前の変更などもあれば、ＬＩＮＥでお知らせいたします。
メルボルンカップ2019の予想と見解です
今年のメルボルンスプリングレーシングカーニバルは、コーフィールドカップでメールドグラース、コックスプレートでリスグラシューが勝利し、メインレースを日本馬が２連勝。最後の大一番・メルボルンカップでもメールドグラースが出走を予定しており、史上初の日本馬３連勝なるかが注目だろう。
しかし、メルボルンカップは20頭以上の多頭数、ハンデ戦、ごちゃつく可能性ありと不確定要素が多く、強い馬にとっては難しいレース。昨年は上位人気がすべて飛び、７→４→10番人気で決着し、３連複475倍、３連単3150倍の高配当だった（国内オッズ）。今年も昨年に続き、大混戦ムード。どんな結末になっても驚けない。
海外競馬は、日本馬や名が知れた海外馬が過剰に売れる傾向があるので、人気の盲点になりそうな馬から狙っていきたい。それでは予想にいきましょう。本命は…
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フィンシュ
昨年のメルボルンカップでは好位追走から４コーナーで馬なりのまま先頭に並びかける場面。直線に入ってからもうひと伸びを欠いたが、それでも見せ場十分の走りで、フレミントン芝3200mへのコース適性は高いと見ていいだろう。当時の勝ち馬クロスカウンターは昨年から斤量6.5キロ増だが、本馬は斤量据え置き。逆転の計算は十分に成り立つ。
レースセンスが非常に高く、スッと好位にとりつけるのが最大の武器。メルボルンカップのような多頭数のレースでこそ良さが生きるだろう。決め手がないので勝ち切れるかは分からないものの、近走通り前々で流れに乗れれば、好勝負に持ち込めるのではないか。
相手はイルパラディーゾが面白そう
Ａ・オブライエン調教師の多頭数出しの１頭。２走前には欧州長距離路線の最強馬ストラディバリウスに食らい付いており、決して弱い馬ではなさそう。実勢がないため、斤量は52.5キロ。昨年の勝ち馬クロスカウンターもそうだが、勢いのある３歳でこの軽ハンデは怖い。
３番手はコンスタンティノープル
前走コーフィールドカップは直線で前が塞がってしまい、明らかに追い出しが遅れての敗戦。今回はモレイラ騎手に鞍上強化。日本でも名前が知れている騎手なので、過剰人気にならないか心配だが、前走以上のパフォーマンスを発揮する可能性が高いだろう。
以下、前走コーフィールドカップで本命に推し、長距離適性の高さが光るヴァウアンドディクレア、ボウマン騎手騎乗が怖いトワイライトペイメントなど。
メールドグラースはコーフィールドカップのような派手な大外一気がこの多頭数で再現できるかは怪しい。そもそも国内オッズでは海外の売近く売れるはずで、馬券的な魅力はなく、ハイリスクローリターンでしかないだろう。
メルボルンカップ2019の印
◎⑪フィンシュ
○⑳イルパラディーゾ
▲⑲コンスタンティノープル
△㉓ヴァウアンドディクレア
△⑩トワイライトペイメント
△②メールドグラース
×⑥ハンティングホーン
×㉔ヤングスター
×⑫プリンスオブアラン
×⑤サザンフランス
×③マスターオブリアリティ
×④ミラージュダンサー
×⑦ラトローブ
×⑧ムスタジアー
×⑭ダウンドラフト
×㉒ザチョーズンワン
×①クロスカウンター
×⑮マジックワンド
メルボルンカップ2019の買い目
まずは国内オッズと海外オッズの比較をしていきましょう。
◆メルボルンカップのオッズ（11時ごろ）
※海外はsportsbetのオッズを参照。国内オッズの背景黄色は海外オッズに対し、２倍以上ついていることを表しています（灰色は真逆）。
思ったほどオッズにバラつきはない印象。１つだけ言えるのは、メールドグラースが国内で売れ過ぎなこと。これは分かり切っていたことでもありますが、この特殊なメルボルンカップで２倍台はリスクでしかないでしょう。
昨夜、レースを色々と見返して、オッズも考慮して狙いたい馬が明確になったので、印を変更します。
◎⑬レイモンドタスク
○⑧ムスタジアー
▲⑪フィンシュ
△⑳イルパラディーゾ
△⑲コンスタンティノープル
△㉓ヴァウアンドディクレア
×⑫プリンスオブアラン
×⑤サザンフランス
×⑩トワイライトペイント
×③マスターオブリアリティ
×⑱サプライズベイビー
×⑦ラトローブ
本命はレイモンドタスク。前走イボアハンデはメルボルンカップと同じ20頭越えの多頭数。本馬は大外枠から後方まで下がるロスがあり、直線でも前が詰まって追い出しが完全に遅れており、「スムーズなら…」と思わせる内容。枠順が逆ならムスタジアーと着順が入れ替わっていた可能性があり、そのムスタジアーがコーフィールドカップでメールドグラースと僅差の競馬なら、本馬もこのメンバーに入って互角の競馬ができるはず。近走は外枠ばかり引いて不運だったが、今回は３番ゲート。実績がない分、斤量54キロで出走できるのも大きく、このオッズなら狙う価値はある。
相手には同じイボアハンデ組のムスタジアー。転入初戦のコーフィールドカップは勝ち馬メールドグラースから0.3秒差の６着。今度は斤量が広がり、互角の競馬ができることが予想されながら、メールドグラースが単勝2.9倍、ムスタジーが単勝49.7倍は完全に舐められ過ぎ。枠順も良く、スムーズに運べれば、勝ち負けまであっていい。
以下、軸向きで安定感のあるフィンシュ、２走前にはストラディバリウスに食らい付いたイルパラディーゾ、やや売れ過ぎも鞍上強化が大きいコンスタンティノープルまでが有力と見ます。
【参考買い目】
単勝＆複勝：◎○（２点）
ワイド＆馬連：◎○→◎○▲△△
馬券はレイモンドタスクとムスタジアーの単複。あとはワイド＆馬連でレイモンドタスク、ムスタジアーからフィンシュ、イルパラディーゾ、コンスタンティノープルに流そうかと思います。
以上、メルボルンカップ2019の予想でした。
