京都2歳ステークス2021の予想です。

京都2歳ステークス2021の出走馬は、キャンデセント、トゥデイイズザデイ、フィデル、ジャスティンロック、ライラックなど10頭。阪神芝2000mで行われる2歳限定のG3戦です。

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京都2歳ステークス2021の予想です

京都2歳ステークスは14年にオープン特別からG3に格上げされたレース。

オープン特別時代にはあのナリタブライアンを始め、アドマイヤドン、ヴィクトワールピサ、エピファネイアなどのG1馬を輩出していたが、G3に格上げされてから2歳重賞が増えたことも影響して、むしろレースレベルが落ちる形に。14年ベルラップ、17年グレイルなどはこのレースが最初で最後の重賞制覇だった。

今年の京都2歳ステークスも先週に行われた東京スポーツ杯2歳ステークスと比べると、クラシックに直結するか非常に怪しいメンバーが揃った印象。出走馬10頭がすべて新馬、未勝利組で能力比較がなかなか難しいものの、今のタフな馬場でしぶとく伸びてこれそうな馬を狙いたい。

本命はジャスティンロックが面白そうだ

リオンディーズ×アッミラーレという渋い血統で、レースぶりもスパッと切れる脚はなくてもバテずに長くいい脚を使うイメージ。いかにも今のタフな阪神の馬場に合っているタイプだろう。新馬ではトゥデイイズザデイに敗れているものの、前半1000m通過65.8秒の超スローペースで負けるべくして負けた一戦。淀みなく流れれば、こちらが先着する可能性は十分にあるはずだ。

相手は人気でもキャンデセントが強いか

新潟芝2000mで行われた新馬を後方追走から直線で外に持ち出されると楽々と差し切り勝ち。当時、2着のローシャムパークは次走レコード決着の未勝利で2着に好走。負かした相手は決して弱くなかったはずだ。ディープインパクト産駒でも母系の影響が色濃く出ている印象があり、軽い馬場よりタフな馬場でこそのタイプ。今の阪神芝は合っているはず。

3番手はトゥデイイズザデイ

中京芝2000mで行われた新馬でジャスティンロックを下して逃げ切り勝ち。前半1000m通過65.8秒の超スローペースで展開に恵まれたのは間違いないものの、最後はまだ余力があるように見えたので、「展開に恵まれた」の一言で片づけない方がいいだろう。

ライラックは東京芝1800mの新馬で好位から抜け出して完勝。父オルフェーヴル、母ヴィーヴァブーケともに気性に難があったものの、本馬は優等生的な勝ちっぷりだった。紅一点だが、牡馬勢のレベルを考えると、勝ち負けに加わっても何ら不思議ではない。

ポッドボレットはデビュー3戦目の未勝利で初勝利。ただ北海道の2戦は運がなかったり、相手が強かった面もあり、このメンバーなら能力的にそん色ないはず。鞍上もそろそろ重賞勝ちがあってもいい気はするが…

ディープレイヤーは新馬、未勝利で戦ってきた相手がやや微妙も、ディープマジェスティ産駒らしく追っての良さがあるタイプ。今の阪神の馬場には合っているだろう。

最後にシホノスペランツァ。今回、レースが行われる阪神芝2000mで唯一、勝利を挙げている馬。正直、重賞で即通用するインパクトはなかったが、この低レベルな組み合わせなら馬券圏内のチャンスはあるのではないか。

京都2歳ステークス2021の印です

◎⑧ジャスティンロック
〇⑨キャンデセント
▲⑤トゥデイイズザデイ
△⑥ライラック
△①ポッドボレット
△②ディープレイヤー
×④シホノスペランツァ

以上、京都2歳ステークス2021の予想でした。