【菊花賞2016予想】運も味方したカフジプリンスから
@h_r_p_studio さんの写真。)

菊花賞2016の予想です。

菊花賞2016の予想です。出走馬は、サトノダイヤモンド、ディーマジェスティ、ミッキーロケット、エアスピネル、カフジプリンスなど18頭。京都競馬場芝3000mで行われるG1です。

いよいよ三冠最終戦の菊花賞ですね。京都の長距離G1は相性がいいのですが、今年の天皇賞(春)は2年連続の◎カレンミロティックで印上位4頭が1~4着に入る完全的中。

1着○キタサンブラック(2番人気)
2着◎カレンミロティック(13番人気)
3着▲シュヴァルグラン(3番人気)
4着△1タンタアレグリア(10番人気)

菊花賞は昨年こそ◎タンタアレグリアであと一歩でしたが、2年前は◎サウンズオブアースで的中。得意な条件でもあるので、今年はビシッと仕留めたいところです。鞍上がしっかりと乗ってくれれば、大丈夫でしょう。

予想と見解です

菊花賞はベタな狙い方をしたほうがいいレース。モデルになっている本場・英国のセントレジャーはクラシックレースとしての価値を失っているが、日本ではまだまだ三冠最終戦の菊花賞が大きな意味を持っている。

そのため、春のクラシック上位勢が距離適性だけを理由に菊花賞をパスするケースは少なく、秋はなんだかんだ菊花賞を目標に定めてくる。

同じ京都の長丁場で行われる天皇賞(春)との決定的な違いはココで、天皇賞(春)は一流馬不在で行われる(あるいは一流馬が少ない)のが波乱の原因のひとつ。一方、菊花賞は世代のトップホースたちが集うので、実はイメージほど荒れていない。

昨年は世代の王者ドゥラメンテが不在だったものの、皐月賞3着キタサンブラックと同2着リアルスティールのワンツーフィニッシュ。日本ダービー2着サトノラーゼンは直線で不利を受けながら5着に入った。

今年は日本ダービー勝ち馬マカヒキこそ不在も、皐月賞馬ディーマジェスティ、同3着・日本ダービー2着サトノダイヤモンドが出走。状況としては昨年と似ている。

京都芝3000mの特殊条件だからといって大波乱を期待するよりも、ベタに強いと思う馬を買ったほうがいいのが菊花賞。特に神戸新聞杯の着順はダイレクトに直結することが多く、データを持ち出すのは好きではないが、過去10年で神戸新聞杯3着以内馬は【8.6.2.10】(勝率30.8%、連対率53.8%、複勝率61.5%、単回収率349%、複回収率155%)。リアファル、トーホウジャッカル、サウンズオブアース、エピファネイアなど。神戸新聞杯で強い競馬をした馬はだいたい菊花賞でも好走している。

立ち回り力・枠順は重要になるが、それ以上に能力重視で考え、特に神戸新聞杯の結果を重く受け止めたい。

本命はカフジプリンス

神戸新聞杯の走りが「いかにも菊花賞で狙い目」であるため、予想以上に売れているが、菊花賞はこの手のベタな馬が走るレース。ソングオブウインド、オウケンブルースリ、トーホウジャッカルなど、神戸新聞杯で菊花賞につながる負け方をした馬はだいたい本番で巻き返している。

神戸新聞杯では勝ち馬サトノダイヤモンドと0.5秒差。まともに追えたのがラスト200m過ぎだったことを考慮すると、まだ勝負付けが済んだとはいえないだろう。神戸新聞杯はサトノダイヤモンドより後ろの位置取りになったが、ここは岩田騎手の性格を考えても、サトノダイヤモンドより前の位置を取りにいくはず。最近はガッツあふれる騎乗が見られなくなっているが、京都の長丁場の乗り方は上手いので、馬の力を存分に発揮してくれるのではないか。

枠は絶好の1枠1番。京都の外回りは直線入口でバラけやすいので、リスクよりも恩恵を受ける可能性のほうが高いだろう。新聞を読むと、陣営はロングスパートを示唆。是非ともデルタブルースのような勝ちに徹する騎乗を期待したい。

相手はサトノダイヤモンド

神戸新聞杯は仕掛けを遅らせていたため、着差こそつかなかったが、完勝といえる内容。春から書いているが、テンよし、中よし、終いよしでとにかく欠点が見当たらない。ディープインパクト産駒は京都の長丁場で結果が出ていないと言われているが、昨年は今年の安田記念に出走していたリアルスティールが2着に好走。凡走しているのはほとんど人気薄で、上位人気に限れば、意外と堅実に走っている。ズブズブのスタミナ勝負になると不安があるものの、よほど特殊な競馬にならない限り、勝ち負けに加わってくるだろう。

3番手はディーマジェスティ

能力はサトノダイヤモンドと互角。操縦性の高さ、枠順、位置取りを考えて、サトノダイヤモンド>ディーマジェスティとしたが、スタミナ勝負になれば、本馬のほうが上。鞍上は京都の長丁場のスペシャリスト。乗り方ひとつでサトノダイヤモンドに先着しても不思議ではない。

レインボーラインは長くいい脚を使えるのがウリで、京都の長丁場はいかにも合いそう。もう少し内枠を引ければ、一発があったかもしれないが、この枠では抑えが精いっぱいか。ただ人気の盲点になっているので、馬券的には期待したい1頭だ。

ミッキーロケットは神戸新聞杯があわや金星の2着。北海道の3戦では春から大きくパワーアップした印象を受けなかったが、前走の走りを見ると春から力をつけているのだろう。キングカメハメハ産駒なので京都の長丁場はマイナスだが、能力、枠順的にノーマークは禁物か。

波乱があるとすれば、京都の外回りで怖い逃げ、先行馬の残り目。その可能性があるのは、ジョルジュサンク、アグネスフォルテだろう。

ジョルジュサンクはカレンミロティックのようにキツいレースになると自分から止めてしまうが、ストレスのかからない競馬だと最後まで頑張れるタイプ。立ち回り力が非常に高いので、1枠2番は絶好枠。直線入口でセーフティーリードを保てれば、一発があるかもしれない。

アグネスフォルテは春の京都新聞杯の2着馬。脚質は全く異なるが、ファストタテヤマが京都新聞杯で好走→その後の2戦が凡走→菊花賞で激走のパターンだった。コース適性、脚質を考えると、なんとも不気味な存在だ。

以下、先行力魅力なジュンヴァルカン、コース替わりはマイナスも能力上位のレッドエルディスト、自分から動ける強みがあるウムブルフまで挙げておきたい。

印はコチラ

◎①カフジプリンス
○③サトノダイヤモンド
▲⑥ディーマジェスティ
△⑪レインボーライン
△⑧ミッキーロケット
△②ジョルジュサンク
×⑭アグネスフォルテ
×⑰ジュンヴァルカン
×⑦レッドエルディスト
×⑩ウムブルフ

以上、菊花賞2016の予想でした。

秋競馬、開幕!真の競馬力を身につけて勝ち越しましょう!

ゆたぽんの馬券生活共同組合では毎週、勝負レースを配信しています(勝負度、参考買い目とともに)。以下に記載したのは7月2週目の勝負レースの的中例です。

夏競馬の振り返りはこちらをご覧ください(⇒夏競馬の振り返りと秋競馬に向けて)。
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≪函館10レース 八雲特別 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑧フォールインラブ(4番人気1着
○⑩バリス(1番人気3着
▲⑪ブレイクザポケット(5番人気2着
△①フェイブルネージュ
△⑫ケンホファヴァルト
△④サラザン

フォールインラブが面白い。前走遊楽部特別は開幕週でイン有利の中、外々を回らされる苦しい競馬。2着フィブルネージュとは0.1秒差だったが、通ったコースを考えれば、フォールインラブ>フェイブルネージュと判断していいだろう。当時より外差しが利く馬場なので、条件も好転する。

相手はバリス。前走は早めに動いてブレイクザポケットやレジメンタルを振り切っているので、ここに入れば能力上位だろう。1番人気でも堅実駆けか。

馬券は3連複でフォールインラブとバリスから印を打った馬へ。フォールインラブ、ブレイクザポケット、フェイブルネージュとの組み合わせだけは抑えで買っておく。ボーナスで馬連、馬単、3連単。

【参考買い目】

3連複:8-10-1、4、11、12(4点)…フェイブルネージュ、ブレイクザポケットとの組み合わせが本線。

馬連:8-10

馬単:8→10

3連単:8→10⇔1、11(4点)

16年八雲特別

≪福島10レース 天の川賞 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑩ダイナミックウオー(4番人気2着
○①クラーロデルナ
▲⑭シュミット(9番人気1着
△③メイプルレインボー(5番人気3着
△⑤フジマサクラウン
△⑧エグランティーナ
×②オウケンゴールド
×⑬イダクァイマ
×⑮キャプテンペリー

ダイナミックウオーが巻き返すだろう。前走加古川特別は時計の速さについていけなかった感じ。昨夏には福島ダート1700mの横手特別で2着に好走しており、持久力戦になりやすい小回りダートの方が合っているのだろう。今回は相手関係も弱くなっており、前走だけ走れば、馬券圏内には入れるはず。少しズブさを見せるタイプなので、追える鞍上とも手が合いそうだ。

相手はクラーロデルナ。最内枠で乗り方がカギだが、前走でインを捌いてきたように器用さを兼ね備えているタイプ。鞍上的に信頼できないものの、能力的には軽視できない。

3番手はシュミット。前走はダイナミックウオーと一緒に走って先着。本馬は昨年の天の川賞の2着馬で、舞台適性もある。

上位3頭が差し馬になったが、ポジション取りが読みづらいメンバーで、マクリ合戦になりそう。最後は持久力勝負になって、単純に強い馬が上位入線するレースになるのではないか。

馬券はワイド&馬連&馬単でダイナミックウオーからクラーロデルナ、シュミットに流す(ワイドではなく3連複を買うなら、3列目は総流しくらいの気持ちで手広く流したい)。ボーナスで3連複、3連単も。

【参考買い目】

ワイド:10-1、14(2点)

馬連:10-1、14(2点)

馬単:10→1、14(2点)

3連複:1-10ー14

3連単:10→1、14→1、14(2点)

16年天の川賞的中画像

≪函館11レース マリーンステークス 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑨トミケンユークアイ(10番人気3着
○⑪ショウナンアポロン(2番人気1着
▲⑥イッシンドウタイ
△⑧イースターパレード
△⑦バンズーム
△③ヒラボクプリンス(6番人気2着
×⑫ナリタスーパーワン
×⑤ソロル
×④ライズトゥフェイム

大沼ステークスの再戦ムードだが、その大沼ステークスは3着以下が大混戦(3着~7着まで0.1秒差)。ここは展開ひとつで結果がガラッと変わりそうで、伏兵の一発がありそうなレースだ。

トミケンユークアイの逃走に期待したい。前走大沼ステークスは果敢に逃げるも、4コーナー手前から勝ち馬モンドクラッセに並ばれる苦しい展開。ペースが速かったわけではないが、精神的にキツい競馬だった。本馬はとにかくテンのダッシュ力があるので、今回も単騎逃げが濃厚(ショウナンアポロンとはテンのスピードが違う。スタート五分なら逃げるのは9割くらい本馬だろう)。行き切ってしまえば、今の函館ダート1700mなら粘り込んでも不思議ではない。

相手はショウナンアポロン。トミケンユークアイがとにかく速いので2番手からの競馬になりそうだが、これまでのレースを見てもハナを奪えなければ、力を出せないタイプではないはず。アンタレスステークスでは予想以上のしぶとさを見せており、ここに来て力をつけているのは間違いない。トミケンユークアイとの行った行ったは大いにありうるだろう。

以下、イッシンドウタイ、イースターパレード、バンズームと差はない。馬券は3連複で1列目にイースターパレード、2列目にショウナンアポロン、イッシンドウタイ、イースターパレード、3列目に印を打った馬へ流したい。馬連&馬単も抑えておく。

【参考買い目】

3連複:9-6、8、11-3、4、5、6、7、8、12(18点)

馬連:8-6、8、11(3点)

馬連:8→6、8、11(3点)

16年マリーンステークス的中画像

≪中京7レース 未勝利 勝負度D(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑧メイショウケンプウ(12番人気1着
○③シルヴィーボーテ
▲⑤メイショウバラード
△⑦グレンダロッホ
△②イケジュンクイーン(5番人気2着
△①ダイワウィズミー
×⑯タガノガンチャン(3番人気3着
×⑮ニホンピロプレー
×⑨キトゥンズグレイス
×⑫アグネスルコリエ

メイショウケンプウの一発に期待したい。2走前のエンパイアブレイク組はメンバーがそろっていた一戦で、2~4着馬はすでに未勝利勝ち。今回はメンバーが明らかに手薄なので、当時だけ走れば、出番があってもいいのではないか。

相手はシルヴィーボーテ、メイショウバラードが有力。

馬券はワイド&馬連でメイショウケンプウからシルヴィーボーテ、メイショウバラード、グレンダロッホへ流したい。

【参考買い目】

ワイド:8-3、5、7(3点)

馬連:8-3、5、7(3点)

3連複:8-3、5、7-3、5、7(3点)

単勝:8

160709中京7レース的中画像

これは単勝92.5倍の◎メイショウケンプウが勝利するも単勝だけで悶絶…

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日曜日はパークウインズで追加購入した馬券もあり、それを合わせると本当に大勝の一言。ローカルのダート1700mは相性がいいみたいで、今週も楽しみですね。

何度か書いてますが、私は週末かなりの時間を予想に費やしています。週末の睡眠時間は2~3時間ほど。それくらいやらないと、データやタイムランクや血統などの一般大衆から離れた本当の穴馬を見つけることができません。3場開催中は、木曜日から予想をコツコツと始めるようにしました。

ただそれって普通の生活をしているとなかなかできないと思います。日頃の生活がありますし、週末は競馬以外の予定があるかもしれません。それでも競馬が好きで、なによりも馬券を当てたい!って方であれば、ご期待に応えられると思ってますので、ぜひご一読頂ければと思います(初月は490円。登録から1ヶ月以内であれば、490円しかかかりません)。