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京王杯スプリングカップ2017の予想です。

京王杯スプリングカップ2017の出走馬は、サトノアラジン、ロサギガンティア、レッドファルクス、キャンベルジュニア、グランシルクなど13頭。東京競馬場芝1400mで行われるG2戦です。

東京プリンセス賞は◎アンジュジョリーが期待に応えてくれるものの、2列目の軸にしていた○ピンクドッグウッドがまさかのブービーに敗れるという波乱の結末。向上面で明らかに行きっぷりが悪かったのでなにかアクシデントがあったんですかね。

今回の件で思ったのですが、南関東はレース前のインタビューだけでなく、せめて重賞くらいレース後のコメントも発表してほしいですね。JRAだと競馬ブックとかで確認できますが、南関東だとレース後のインタビューを掲載している媒体がない現状。そもそもインタビューしてないのかもしれませんが、なぜ負けたのか発表してくれないと(分からないなら分からないでいいですし)、ファンは次の予想でどう扱っていいか困りますし、そこら辺のファンサービスは充実させてほしいものです。地方競馬の売り上げは上がっていますし、需要はあると思うんですけどねえ。

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京王杯スプリングカップ2017の予想です

東京芝1400mといえば、先行なだれ込みが定番の決まり手だったが、最近はとにかく加速力が問われる条件に変化。過去2年の京王杯スプリングカップを振り返っても、

16年1着サトノアラジン(上り1位)
16年2着サンライズメジャー(上り1位)
16年3着ロサギガンティア(上り5位)

15年1着サクラゴスペル(上り2位)
15年2着ヴァンセンヌ(上り1位)
15年オメガヴァンデッタ(上り12位)

と上り2位以内のワンツーフィニッシュ。同条件で行われる京王杯2歳ステークスも昨年は大外枠のモンドキャンノが外から鮮やかな差し切り勝ち。現在の東京芝1400m重賞のポイントは「加速力」と言っていいだろう。

特に今年の京王杯スプリングカップは逃げ馬不在のメンバー構成。馬群一団のまま進む可能性が高く、より加速力が問われるレースになるのではないか。

本命はグランシルク

どうも決め手に欠ける印象があるものの、古馬になって勝利を挙げたのは相模湖特別と奥多摩ステークスでともに東京芝1400mのレース。それも2戦ともスローペースの中、外々を回りながらダントツの上りをマークしており、この条件での加速力勝負は間違いなく得意といっていい。

同コースに適性があるのはもちろん、レースセンスがないため、13頭立ての少頭数に変わるのは大きな魅力。実際、これまで13頭立て以下では【2.0.1.1】。いつも通り、外々を回ってくれば、自ずと結果は出てくるのではないか。

相手はサトノアラジン

昨年は前後半の600mが34.6-33.5の中、大外から差し切り勝ち。今年は昨年と似たようなペースになりそうなので、本馬の決め手が生きてきそうだ。本格化して以降、G1以外では崩れておらず、香港マイル以来の実戦とはいえ、ここは巻き返しの番のはず。

3番手はロサギガンティア

昨年の同レース3着馬。その昨年は1、2着馬が外から伸びる中、本馬は内から馬群を割っての抜け出し。展開的にはやや苦しい形になってしまい、負けて強しの3着だったと見ていい。斤量面を考えても、昨年はサトノアラジンより1キロ重かったが、今年は1キロ軽い立場。極端に能力が落ちたという印象はなく、昨年だけ走ってくれれば、今年も上位争いできるだろう。

ダッシングブレイズは加速力では見劣るものの、過去に重馬場で2戦2勝の道悪巧者。土曜日は天気が崩れそうなので、渋った馬場になれば、浮上してくるか。不利を受けやすいタイプなので、大外枠に入ったのはプラスに捉えていい。

トーセンデュークは前走トリトンステークスをレコードで快勝。メンバーレベルを考えると、「ハイレベルな一戦だった」とはいえないが、近2走を見ると1400mへの適性は高そう。スパッと切れるタイプのディープインパクト産駒ではないが、相対的に加速力は上位と見ていいか。

ブラヴィッシモはレース下手で歯がゆいレースが続いているものの、少頭数、道悪自体はプラスに捉えて良さそう。能力自体はあるので力を出せれば、馬券圏内に好走しても不思議ではない。

以下、1400mへの距離短縮は微妙だがレースセンスのいいキャンベルジュニア、こちらも1400mがプラスになるとは思えないが能力上位のレッドファルクスまで挙げておきたい。

京王杯スプリングカップ2017の印です

◎⑨グランシルク
○④サトノアラジン
▲②ロサギガンティア
△⑬ダッシングブレイズ
△⑤トーセンデューク
△⑦ブラヴィッシモ
×③キャンベルジュニア
×⑩レッドファルクス

以上、京王杯スプリングカップ2017の予想でした。