(元画像はコチラ。@lunapark0531さん。)
関東オークス2016(川崎)の予想です。
関東オークス2016の出走馬は、JRA勢からブライトリビング、ディーズプラネット、アルセナーレ、タイニーダンサーが出走。地方勢は、ミスミランダー、ポッドガゼール、ワカチナらが迎え撃ちます。川崎競馬場ダート2100mで行われるJpnII戦。南関の牝馬クラシック最終戦です。個人的に相性のいいレースで、昨年は3連複138倍、3連単402倍を的中。今年も当てたいですね。
補欠だったエキドナ、クリノリトミシュルに参戦して欲しかったですが、まずまずのメンバーがそろったといえるでしょうか。ここ数年と比較してもJRA勢の層が厚い年といっていいでしょう。
しかし、先週の東京ダービーはホントに悔しかったですねえ。
「南関東勢が低レベルだから別路線組が優位」という結論で◎バルダッサーレだったにも関わらず、同じ別路線組のプレイザゲームを軽視してしまうという…。最後の詰めが甘かった。タラレバですが、◎バルダッサーレをアタマ固定にして、1番人気の▲タービランスを2、3着付けにしていれば、3連単70万を拾えた可能性もあったんだなと。
競馬は「二度と同じ失敗をしない」ということができないのですが、「似たような失敗を少なくする」ことはできると思うので、東京ダービーの失敗を次につなげたいですね。
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予想と見解です
関東オークスのポイントは2つ。
1つはJRA勢の能力比較。特に今年は東京ダービーでのバルダッサーレの独走が象徴するように、JRAの3歳ダート路線はハイレベル。JRA勢が圧倒的に優位なのは間違いなく、JRA勢の中からどの馬を選び、消すのかが最大の焦点といっていい。
もう1つは地方勢の台頭があるのかということ。関東オークスは意外と地方勢が健闘するレースで、近年を少し振り返っても、12年3番人気1着アスカリーブル、同年8番人気3着シラヤマヒメ、14年5番人気2着トーコーニーケ、15年8番人気3着トーセンマリオンとほぼ毎年のように地方勢が好走。地方勢がJRA勢を打ち負かすというよりも、JRA勢の中で適性がなくて走れない馬が出てくるので(昨年のアルビアーノ、スキースクールがいい例)、相対的に弱い地方勢が上位に進出するというのがお決まりのパターンだ。今年のJRA勢は4頭。いくら地方勢と能力差があるとはいえ、2頭が崩れれば、自ずと地方勢にも出番が巡ってくる。
まず大事なのはJRA勢の能力比較。現時点で見せたパフォーマンスだけでなく、伸びシロ、川崎ダート2100mへの適性面も重視した。本命は…
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ブライトリビング。
前走は馬群の間からしぶとく抜け出す味のある勝ち方。勝ち時計は3歳500万下として水準並みだが、2着レッドゲルニカを捕まえる時の脚が速く、まだ時計が詰まりそうな雰囲気だった。
半姉には11年関東オークスを制したカラフルデイズ(父フジキセキ)、近親には地方ダートグレードで活躍したレッドクラウディアがいる血統。父ワイルドラッシュは長くダラッとした脚を使うイメージが強く(同産駒はトランセンドやドコフクカゼやパーソナルラッシュなど)、ラスト4ハロンからのロングスパート戦になる川崎ダート2100mは合うのではないか(実際、同産駒のクラーベセクレタは同コースの重賞を勝っている)。
前走は4コーナーでワイルドラッシュ産駒らしい揉まれて自分から止める仕草を見せたが、今回は実質4頭立てのようなもの。2週目の向正面では地方勢の多くが脱落しており、馬群の中で揉まれるリスクはほとんどないだろう。
前走のレース映像で感じた「伸びシロ」、血統面での「川崎ダート2100m適性」を重視し、勝ち馬に最も近いのは本馬と見た。
相手はタイニーダンサー。
前走青竜ステークスは不利な1枠からのスタート。道中で徐々にポジションを下げる苦しい競馬で、参考外の一戦と見ていい。それでも走破時計は1分37秒8。同日のブライトリビングの500万下(1分37秒8)と同タイムだった。前走レースだけで評価するなら、タイニーダンサー>ブライトリビングと見ていい。
父サウスヴィグラスは何度も書いているが、距離の融通が意外と利く種牡馬で、本馬はなによりも母キハクがスタミナ豊富な仔を多く輩出。きょうだいには、ダート中距離で活躍したハネダレンジャー(父フジキセキ)、ダイヤモンドステークスで3着に好走したレーザーズエッジ(父グラスワンダー)、札幌2歳ステークスや北海道2歳優駿で好走したホウザン(父タイキシャトル)らがおり、本馬が北海道2歳優駿を制したのも頷ける。
今回は前走のように窮屈な競馬にはならない外枠。2番手評価にしたが、本馬が優勝しても何ら不思議はない。
3番手はアルセナーレ。
未勝利勝ち、500万下勝ちともにインパクトとしてはいまひとつだったが、いま振り返るとどちらのレースも地味なハイレベル戦。前走500万下は6着ロッジポールパイン、8着バルダッサーレが次走500万下でワンツーフィニッシュ。バルダッサーレはその後、ご存知の通り、東京ダービーで地方勢を子ども扱いして優勝した。川崎ダート2100mは意外と逃げ切りの難しい舞台だが、能力的には上位2頭にもヒケを取らないものがあるかもしれない。
JRAの中で評価を最も下げたいのはディーズプラネット。JRAのダートオープン特別を制してるので弱い馬ではないが、中山の500万下勝ち、端午ステークスの勝利を見ると、いかにも短い距離で末脚を生かすタイプ。関東オークスは前述の通り、ラスト4ハロンの持久力戦になるので、なし崩しに脚を使って失速するのではないか。
地方勢は全体的に小粒な上にJRA勢のレベルが高いと知れ渡っているので、軽視されると思うが、アルセナーレがマクられて失速、ディーズプラネットが後方そのままのパターンはありそうで、決してノーチャンスではなさそう。
最も面白いのはマテリアメディカ。前走すずらん特別の勝ち時計1分43秒2は前日の重賞・川崎マイラーズでも5着に値する時計。しかも本馬はまだ時計が詰まりそうな雰囲気があり、ここに来て力をつけてきた印象がある。2走前の東京プリンセス賞は7着に敗れたが、伸びない内々を通っていたので参考外。血統的に距離は伸びても良さそうで、内でじっと脚を溜めていれば、展開ひとつで3着なら食い込みがあるかもしれない。
ポッドガゼールも不気味な1頭。東京プリンセス賞での伸び脚は際立っており、本馬もじっとしていれば、漁夫の利で3着のイメージが浮かびやすい。勝ちにいく赤岡騎手なので、早めに動きそうだが、乗り方ひとつで出番があっても不思議ではないだろう。
オッズがなかなか読めないレースだが、積極的に買いたいのはブライトリビングとタイニーダンサー。この2頭のワイドが当たることを前提に馬券を組む予定。
印はコチラ
◎④ブライトリビング
○⑬タイニーダンサー
▲⑥アルセナーレ
△⑤ディーズプラネット
△③マテリアメディカ
△⑧ポッドガゼール
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買い目はコチラ
買いたいのは、ブライトリビングとタイニーダンサー。目標になるアルセナーレ、距離不安のディーズプラネットのアタマはないと思うので、ブライトリビングとタイニーダンサーのワイドが当たることを前提に強気に3連単で勝負します。
【本線】
3連単:4→13⇔6(2点)
3連単:4→13→3、8(2点)
ブライトリビング→タイニーダンサー⇔アルセナーレの組み合わせと、ブライトリビング→タイニーダンサー→マテリアメディカ、ポッドガゼールの組み合わせ。マテリアメディカ、ポッドガゼールはJRA勢3頭に先着するイメージが浮かばないので、3着付けだけ買います。
【やや本線】
3連単:13→4⇔6(2点)
3連単:13→4→3、8(2点)
タイニーダンサー→ブライトリビング⇔アルセナーレの組み合わせと、タイニーダンサー→ブライトリビング→マテリアメディカ、ポッドガゼールの組み合わせ。前述の通り、地方勢は3着付けのみ買います。
【抑え】
3連単:4→13⇔5(2点)
3連単:4⇔13→7、11(4点)
ブライトリビング→タイニーダンサー⇔ディーズプラネットの組み合わせと、ブライトリビング⇔タイニーダンサー→ミスミランダー、ワカチナの組み合わせ。ディーズプラネットはJRA勢の中で一番買いたくないので抑え程度に買う予定。ミスミランダー、ワカチナは印を打ちませんでしたが、3着付けを少しだけ抑えておきます。
※馬券の購入は自己責任でお願いいたします。
以上、関東オークス2016の予想でした。