ユングフラウ賞2024の予想です。

ユングフラウ賞2024の出走馬は、イマヲトキメク、スピニングガール、プリンセスアリー、スティールマジック、モノノフブラックなど12頭。浦和競馬場1400mで行われる3歳牝馬限定のSII戦です。このレースは勝負度C(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)を予定しています。

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ユングフラウ賞2024の予想です

ユングフラウ賞は、浦和・桜花賞へ向けた最重要ステップレース。

毎年、春のクラシックを目指した馬が集うものの、能力通りに決まらず、ひと波乱あるのが特徴。

過去5年のユングフラウ賞の3着以内馬の人気を見ると、

23年1→4→11番人気(3連複13,380円、3連単41,620円)
22年6→3→2番人気(3連複5,360円、3連単22,390、26,660円)※
21年8→1→2番人気(3連複1,980円、3連単32,680円)
20年1→7→11番人気(3連複41,340円、3連単103,520円)
19年7→2→9番人気(3連複36,020円、3連単317,610円)
※2着同着

で3連複万馬券が3本、3連単万馬券が5本(そのうち2本は10万超)も飛び出しており、一筋縄ではいかないのが一目で分かる。

昨年は1番人気のサーフズアップが勝利を収めるも、3着にはブービー人気だったデザートウインドが突っ込み、3連複133倍、3連単416倍の高配当が飛び出した。

果たして今年も波乱の結末が待っているのだろうか。早速、占っていきたい。本命は…

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スティールマジックの重賞初制覇に期待したい

昨年のエーデルワイス賞では1番人気に推された馬。結果は伏兵・モズミギカタアガリの末脚に屈して2着に終わったものの、自ら逃げ、先行勢を捕まえにいっており、いかにも負けて強しの競馬だった。南関東転入初戦の寒椿スプリントでは力の違いを見せつけて完勝。今年の南関東の3歳牝馬クラシック路線で主役を張れる存在で、ここは桜花賞に向けて負けられない一戦なのではないか。

相手は難解だが、モノノフブラックを上位に取りたい

昨年のエーデルワイス賞では2着スティールマジックからタイム差なしの3着に好走。門別時代には牡馬混合重賞でも馬券に絡んでおり、能力はスティールマジックとほぼ互角と見ていいだろう。転入初戦の前走東京2歳優駿牝馬では11着に終わったが、一気の距離延長に加え、4コーナーでアメリアハートがコーナーを綺麗に回れなかった影響で本馬も外に弾き飛ばされてしまい、負けるべくして負けた一戦だった。1ハロンの距離短縮はプラスのはずで、門別時代のパフォーマンスを発揮すれば、このメンバーなら上位争いに加わってくるはずだ。

3番手はスピニングガールの巻き返しがありそう

前走東京2歳優駿牝馬では7着に終わったものの、6-8-11-10の通過順を見ても分かる通り、3コーナー手前で行きっぷりが悪く、外から交わされてポジションを落とすロスがあり、やや消化不良の競馬だった。近2走を見ると、距離は短い方が良さそうで、浦和1400mなら再び高いパフォーマンスを発揮してくれるのではないか。

イマヲトキメクはデビュー2連勝後、前走桃花賞で2着に好走。直線は伸びづらい内目から追い上げて2着を確保しており、着順以上に中身の濃い競馬だった。ここは枠順の並び的に難しい立ち回りを強いられそうだが、前走のレースぶりなら前に馬を置いても力を発揮できるだろう。

プリンセスアリーは前走URAWAなでしこオープンを正攻法の競馬で勝利。2走前の浦和ジュニアチャンピオンではライゾマティクス(鎌倉記念2着、ハイセイコー記念2着)の2着に好走しており、牝馬限定重賞なら通用するポテンシャルを秘めているだろう。張田騎手が騎乗できないのは残念だが、岡部騎手なら申し分ないはず。

ノースビクトリーは前走URAWAなでしこオープンで勝ち馬プリンセスアリーから0.3秒差の3着に終わったが、スタートで出遅れた上、終始外々を回るコースロスが響いた印象。今回は森泰斗騎手への鞍上強化。前が潰れる展開になれば、プリンセスアリーと着順が入れ替わっても何ら不思議ではない。

ユングフラウ賞2024の印です

◎⑥スティールマジック
〇⑧モノノフブラック
▲④スピニングガール
△③イマヲトキメク
△⑤プリンセスアリー
△⑦ノースビクトリー

1番トレイルリッジ…3走前のローレル賞では勝ち馬ミスカッレーラから3.9秒差の11着に敗退。あの一戦を見ると、重賞では荷が重そうで…

2番ミチノアンジュ…デビュー以来、【2.3.1.0】と堅実な走りを続けているが、今回は相手関係がグッと強化されており、上位争いまでは難しいのでは。

9番クロスレイジング…昨年のローレル賞では5着に健闘するも、その後が鳴かず飛ばず。苦戦必至だろう。

10番アニモ…浦和1400mで2勝を挙げているが、2走前のデビュタント賞は明らかにメンバーレベルが低かった。このメンバーでは荷が重いはず。

11番ミモレフレイバー…大井1200mで堅実な走りを続けているが、3走前のゴールドジュニアでは3着スピニングガールから0.9秒差の5着に敗退。近2走は8頭立ての少頭数で、メンバーレベルがそこまで高くなかったので、このメンバーに入ると見劣る感が否めない。

12番ファーマティアーズ…前走フォーマルハウト賞で鮮やかな追い込み一気を決めたが、差し、追い込み勢が上位独占しており、展開に恵まれたのは間違いないだろう。追って味があり、決してノーチャンスではなさそうだが、このメンバーでは展開が向いても掲示板までなのでは。

ユングフラウ賞2024の買い目です

まず印を以下の通りに変更します。

◎⑥スティールマジック
〇⑧モノノフブラック
▲⑦ノースビクトリー
△④スピニングガール
△③イマヲトキメク
△⑤プリンセスアリー

ノースビクトリーはプリンセスアリーとの比較で明らかに舐められ過ぎなので、評価を上げました。ここはスティールマジックから相手にモノノフブラック、ノースビクトリーに絞って勝負したいと思います。

【参考買い目】

ワイド:◎ー〇▲(2点)

3連複:◎ー〇▲ー〇▲△△△(7点)

馬券はワイドでスティールマジックからモノノフブラック、ノースビクトリーに流しつつ、3連複を買いたい。

以上、ユングフラウ賞2024の予想でした。