アイビスサマーダッシュ2021の予想です。

アイビスサマーダッシュ2021の出走馬は、モントライゼ、オールアットワンス、ライオンボス、タマモメイトウ、ロードエースなど16頭。新潟競馬場芝1000mで行われるG3戦です。

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アイビスサマーダッシュ2021の予想です

アイビスサマーダッシュは毎年、格上挑戦で挑む馬が多いものの、今年は出走馬16頭のうち9頭が1~3勝クラスに在籍しており、例年以上に寂しい顔ぶれになった。

中心になるのは、春に新潟千直で行われた韋駄天ステークス組だろう。レースレベルを考えると、3歳勢のモントライゼ、オールアットワンスを除けば、韋駄天ステークスとほとんど変わらないので(むしろメンバーレベルが落ちているのでは?)、同レースの結果はそれなりに尊重すべきなのではないか。

ただ当時は開催後半で、時計のかかる特殊な馬場。開幕週に行われるアイビスサマーダッシュとは馬場状態がまるで異なるので、時計の速い馬場に変わってどの馬がパフォーマンスを上げてくるかの見極めがカギになるだろう。

本命はロードエースがスピードで押し切ると見た

前走韋駄天ステークスは芝2戦目だったが、外枠から流れに乗ると、最後までしぶとく伸びて3着を確保。勝ち馬タマモメイトウの末脚には屈したものの、千直で新たな一面を見せたレースだった。父はStorm Cat系のエーシンフォワード。タフで上りのかかる馬場より時計の出やすい馬場の方が本馬の良さが生きやすいのではないか。再度、外目の枠を引き当てたので、外ラチにも張り付きやすいはず。鞍上が松山騎手に強化されるのも魅力。タマモメイトウとの逆転は十分に可能なはずだ。

相手はこのメンバーならタマモメイトウのもう一丁がありそう

終い一辺倒のため、差し届かずのレースを繰り返していたが、千直の韋駄天ステークスで鮮やかな変わり身を披露。それも直線は前が壁になって追い出しを待たされており、着差以上に強い競馬だった。今回は重賞とは言え、メンバーレベルが上がっている印象を受けないので、再度の激走があっても何ら驚けないだろう。ただ前走は時計のかかる馬場だったからこそ差し届いたと見ることもできるので、時計の速い馬場に変わって差し損ねるシーンはあるかもしれない。

3番手は2年前の覇者・ライオンボス

千直の申し子のような馬で、同条件では【4.2.0.1】と抜群の成績。実績だけなら一枚抜けた存在とも言えるが、同条件で唯一馬券圏外に敗れたのが前走韋駄天ステークス。ハンデ戦で斤量を背負っていたことを考慮しても、見せ場のない走りだった。それでも好枠を引き当て、メンバーレベルの低さを考えれば、多少の上積みさえあれば、上位争いに加わってくるのではないか。

ビリーバーは昨年のアイビスサマーダッシュ3着馬。その後はサッパリの成績だが、2走前の韋駄天ステークスは2番ゲートから馬場の悪いところを走らされながら、勝ち馬タマモメイトウから0.9秒差ならそこまで悪い内容ではないか。今回は外目の枠に入ったので、当時以上の走りを見せてくれるだろう。

オールアットワンスはモントライゼ同様に上位人気に推されるかもしれないが、葵ステークス組は2着ヨカヨカが次走CBC賞で1番人気に推されながら5着に敗退し、4着ファルヴォーレ以下も結果が出ておらず、レースレベルに疑問も。年齢と枠順で人気を集めるなら押さえ評価が妥当だろう。

モントライゼも前走がレースレベルの怪しい葵ステークスで5着に敗退。3歳になって2歳時ほどテンに行けなくなっている面があり、決して器用なタイプではないので、この枠で後手を踏むと、難しい立ち回りを強いられるのではないか。

グレイトゲイナーは前走テレビユー福島賞で勝ちに等しい2着に好走。3着ヴェントヴォーチェ、8着ファンタジステラが次走3勝クラスを勝利しており、メンバーレベルは地味に高かったと判断して良さそう。抜け穴重賞でスナイパー的に賞金を稼ぐ森厩舎も無気味。

最後にトキメキ。3勝クラスに上がってから苦戦が続いているものの、力はあるはずなので、連闘&千直へのショックがいい刺激になれば、激走があっても不思議ではないか。

アイビスサマーダッシュ2021の印です

◎⑪ロードエース
〇⑧タマモメイトウ
▲⑫ライオンボス
△⑬ビリーバー
△⑭オールアットワンス
△⑥モントライゼ
×⑦グレイトゲイナー
×⑨トキメキ

以上、アイビスサマーダッシュ2021の予想でした。