報知グランプリカップ2025の予想です。

報知グランプリカップ2025の出走馬は、キングストンボーイ、サンテックス、ナニハサテオキ、ムエックス、ギガキングなど14頭。船橋競馬場1800mで行われるSIII戦です。このレースは勝負度B(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。

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報知グランプリカップ2025の予想です

報知グランプリカップは先行なだれ込み決着になりやすいレース。

過去5年の報知グランプリカップ連対馬の通過順を見ると、

●24年
1着エルデュクラージュ(1-1-1-1
2着ヒーローコール(5-4-4-4)

●23年
1着ギガキング(3-3-3-3
2着アナザートゥルース(1-1-1-1

●22年
1着ギガキング(2-2-2-1
2着キタノオクトパス(3-3-3-2

●21年
1着ゴールドホイヤー(3-3-3-4)
2着リンゾウチャネル(2-2-2-2

●20年
1着サルサディオーネ(1-1-1-1
2着タービランス(3-3-3-2

で10頭のうち8頭は道中3番手以内からの粘り込みだった。

3着には差し馬が突っ込んでくるケースはあるものの、1、2着に入るには先行力がカギを握っている。

今年の報知グランプリカップは是が非でも逃げたい馬が不在の組み合わせ。上位勢は能力が拮抗しており、隊列がカギを握るレースになるのではないか。それでは予想にいきましょう。本命はまだまだ上を目指せる…

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サンテックスの先行押し切りに期待したい

転入初戦の前走カサブランカ特別は外目2番手追走から3コーナー手前で早くも先頭に立つと、そのまま後続を寄せ付けずの完勝。2着ナニハサテオキは南関東重賞で2勝をマークし(ダートグレードでも日本テレビ盃4着、浦和記念5着と健闘)、3着テンカハルは日本テレビ盃2着、浦和記念3着の実績馬。負かした相手を考えれば、南関東重賞は楽に勝てるポテンシャルを秘めているのではないか。540キロ超の大型馬で、パワーが要求される地方ダートが合っている一面もあるのだろう。

スタートは決して速い方ではないが、両隣にいるテンカハル、ナニハサテオキはテンに加速がつかないタイプなので、今回も積極策が濃厚。外からハナを主張してきそうな馬も見当たらないので(ギガキングは前走が逃げてダメだったので、今度は控える競馬に徹しそう)、自然とハナに立つ可能性まであるのではないか。これまで4コーナー先頭なら【2.2.0.0】と連対率100%。早めに動ければ、ここも勝ち負けに持ち込めるはずだ。

相手はムエックスが堅実駆けだろう

南関東に転入後は【9.2.1.0】と一度も崩れていない馬。前走川崎マイラーズではギャルダルに5馬身差をつけての圧勝劇。ここに来て本格化ムードが漂っており、このメンバーに入っても全くヒケを取らない。今回は1ハロンの距離延長になるが、元々はダート1800m以上のレースを中心に使われていた馬。コース替わりでも心配はいらないだろう。前走のようにスタートが決まるなら、サンテックスの外目2番手を取れるのではないか。ここはサンテックス、ムエックスの行った行ったに期待したい。

3番手にはテンカハルを挙げたい

転入初戦の前走カサブランカ特別では勝ち馬サンテックスから1.1秒差の3着に終わるも、最後方追走から終いだけの競馬で、試走感が強かった。23年日本テレビ盃では勝ち馬ウシュバテソーロから0.5秒差の2着に好走。ピークを過ぎたのは確かも、当時のように早めに動いていければ、前走以上の走りを見せてくれるはずだ。

ナニハサテオキは南関東に転入後は大崩れなく走っており、ダートグレードを除けば、【8.50.0】と連対率100%を継続中。前走カサブランカ特別は勝ち馬サンテックスに完敗だったものの、あの一戦だけで勝負付けが済んだとは言えないだろう。石川騎手への鞍上強化は魅力。

キングストンボーイは前走勝島王冠が圧巻の勝ちっぷりも、メンバーレベルは決して高くなかったか。4走前の平城京ステークスでは馬群の後ろで我慢が利いていたので、内枠でも力を発揮できるタイプと見ているが、サンテックスが逃げてムエックスが外目2番手に収まると、内々で厳しい競馬を強いられるかもしれない。

報知グランプリカップ2025の印です

◎⑤サンテックス
〇⑩ムエックス
▲④テンカハル
△⑥ナニハサテオキ
△①キングストンボーイ

2番ホウオウトゥルース…元JRAのオープン馬も、近走はさすがに年齢による陰りが見えてきたか。3走前の埼玉新聞栄冠賞の敗戦を見ても、このメンバーで上位争いに加わるのは難しいだろう。

3番マコトロクサノホコ…前走ハートビートカップで2着に好走するも、走破時計1分56秒4は前日の古馬オープンのカサブランカ特別では7着に相当。このメンバーでは荷が重いのでは。

7番キタノオクトパス…船橋1800mは【1.3.0.0】と得意条件ではあるが、近走のパフォーマンスを見る限り、コース替わりでも大幅な上積みはないだろう。

8番リンゾウチャネル…南関東重賞で何度も好走しているが、今回は近3走で先着を許したナニハサテオキ、キングストンボーイ、ムエックスが出走。このメンバーでは掲示板に入るのが精いっぱいなのでは。

9番アドマイヤルプス…元JRAのオープン馬も、地方転入後は2戦してサッパリな結果が続いている。今回は長期休養明けでもあり、厳しい戦いになりそうだ。

11番ジョエル…近3走破オープン特別で2→1→2着と堅実な走りを続けているが、どれも相手関係に恵まれていた。今回は相手強化に加え、減量特典のない所騎手が騎乗。このメンバーで上位争いに加わるのは難しいのでは。

12番ギガキング…船橋1600~1800mで重賞5勝を挙げている実力馬も、近2走は得意条件のオープン特別でも上位争いに加われず。ピークを過ぎたのは明らかで、好メンバーが揃ったこの一戦では苦戦必至だろう。

13番ジョーパイロライト…すでに9歳でピークを過ぎた上、1800mは1ハロン長い。ここは参加するだけで終わりそう。

14番ユアヒストリー…2走前の埼玉新聞栄冠賞では勝ち馬ナニハサテオキ、前走勝島王冠では勝ち馬キングストンボーイに完敗だった。このメンバーでは掲示板に入るのが精いっぱいなのでは。

報知グランプリカップ2025の買い目です

ここはワイドでサンテックス、ムエックスを押さえつつ、ボーナス的に3連複&3連単でサンテックス、ムエックスから印を打った馬へ流します。

【参考買い目】

ワイド:◎ー〇(1点)

3連複:◎ー〇ー▲△△(3点)

3連単:◎→〇→▲△△(3点)

以上、報知グランプリカップ2025の予想でした。