ハイセイコー記念2018(大井)の予想です。

ハイセイコー記念2018の出走馬は、シビックヴァーゴ、ラプラス、トーセンボルガ、グラビテーション、ダルヴァザらが出走。大井競馬場1600mで行われるSII戦。このレースは勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。

※メルマガ読者の方は「先週の重賞回顧」にパスワードが掲載されています。

昨年のハイセイコー記念は、そういえばオーストラリアのタスマニア島のモーブレー競馬場で観戦していました。

元々、自前のパソコンで見る予定だったのですが、競馬場で大井のレースを普通に放送しており、現地オッズで馬券も発売。折角なので現地(?)追加馬券も購入しました。

レースは◎トーセンブルが7番人気3着と好走して的中。パットでも現地でもダブルで当たり、メルボルン⇔タスマニア島の往復航空券+ホテル代くらい稼げました。

2歳重賞は全般的に相性がいい気がするので(先週の平和賞しかり)、今年のハイセイコー記念もビシッと当てたいと思います!

直前の変更などもLINEでお知らせいたします。

友だち追加

ハイセイコー記念2018の予想と見解です

ハイセイコー記念は毎年、「距離延長組をどう扱うか」と「右回り未経験の他地区からの遠征馬をどう扱うか」が大きなポイント。

一般的には大井1400m(もしくは1200m)→1600mの延長組よりも右回り未経験の他地区からの遠征馬の方が割り引かれる傾向にあるが、実際は大井1400m→1600mに対応する方が圧倒的に難しい。

ご存知の通り、大井1400mはコーナー2回の外回りに対し、大井1600mはコーナー4回の内回りコース。1400mと1600mは全くの別物と捉えていい。

過去のハイセイコー記念を見ても、1400m以下の実績しかない馬が人気になって飛ぶことがよくある。昨年は、

2番人気5着クロスケ(通算成績【4.1.0.0】もすべて1400m以下)
4番人気7着メテオバローズ(通算成績【2.1.0.0】もすべて1200m以下)
6番人気10着クリスタルシルバー(通算成績【2.0.1.0】もすべて1400m以下)

とクロスケが2番人気、メテオバローズが4番人気に推されながら馬券圏外に敗退。クロスケとクリスタルシルバーは距離適性がなかったわけではないが、初のコーナー4回のコースに変わって一発解答を出せなかった。

今年はゴールドジュニアーで1、2着に好走したシビックヴァーゴ、ラプラスが人気を集めそうだが、2頭ともに1400m以下の実績のみ。そもそも過去5年でゴールドジュニアーを経由してハイセイコー記念で3着以内に好走したのは、14年3着ヴェスヴィオしかいない(15年には単勝1倍台のラクテが飛んでいる)。

ハイセイコー記念の傾向を重視するならシビックヴァーゴ、ラプラス以外から入るのが筋だろう。それでは予想にいきましょう。本命は…

ここより下は有料記事(200円)とさせて頂いております。

noteよりユーザー名、パスワードをご購入して頂ければ、閲覧できます(新規の方はnoteへの登録が必要です)。

レースが終わったので無料公開しています。

強敵相手に揉まれたグラビテーション

前走鎌倉記念は平和賞の記事でも書いた通り、超ハイレベルレース。大きく離された3着の本馬でさえ水準の年なら勝ち負けしている時計で、上位2頭が強過ぎただけだろう。4着ヒカリオーソは次走平和賞を制し、5着リンノレジェンドは北海道2歳優駿で6着に健闘。掲示板に入った馬のレベルは相当高い。本馬は平和賞で評価したヒカリオーソとは対照的に漁夫の利的に追い込んでの3着なので、レース内容だけならヒカリオーソ>グラビテーションと見ているが、それでもキャリア2戦であそこまで走るのは能力がなければできない。

問題は初の大井コースへの対応だが、中間には馬場見せを兼ねて大井で追い切りをしており、準備万全。前走鎌倉記念並みのパフォーマンスを出せれば、勝ち負け必至のはずだ。

相手はトーセンボルガが強いはず

デビュー以来、【4.1.0.0】とまだ底を見せていない馬。唯一、2着に敗れた若武者賞は逃げたスマートポラリスが最下位、3番手追走のクオッカがブービーに敗れており、2番手追走から3コーナーで先頭に立った本馬は明らかに厳しい競馬だった。3走前に完勝したカネトシテッキンは鎌倉記念で6着に健闘。本馬が鎌倉記念に出走していれば、掲示板には入れただろう。

気性的にやや前向き過ぎるところはあるが、引き続き森騎手が騎乗できるのは大きな強み。メンバーを見渡す限り、逃げ、先行勢が手薄なので、前に行ける本馬は展開に恵まれるのではないか。

3番手はまだ奥がありそうなラプラス

前走ゴールドジュニアーではシビックヴァーゴに敗れたものの、スタートの出遅れが致命的だった感じ。出遅れ率100%なので、今回も出遅れ前提で考えたほうがいいが、中間のゲート練習ではスタート五分に出ており、ゲートが改善されている可能性は少しありそう。シビックヴァーゴとは1勝1敗。まだ勝負付けが済んだわけではない。スタミナ豊富なカジノドライヴ産駒のイメージ。距離は持ちそうだ。

シビックヴァーゴはラプラスと能力互角も内枠で乗り難しい分、評価を下げた。前走ゴールドジュニアーは大外枠でスタート五分に出れたが、そのほかのレースではすべて出遅れており、今回は最内枠なら出遅れる可能性が高そう。馬群に揉まれていいタイプではなく、力を出し切れずに敗れるかもしれない。

チューダは持ち時計をさらに詰める必要があるものの、1600mを2回走っているのは強み。サウスヴィグラス産駒らしくレースセンスが高く、どんな競馬でもできるタイプ。上位人気勢は強さと脆さが同居しており、能力的にやや劣る本馬でも上位勢の凡走があれば、相対的に着順を上げてきそうだ。

マムティキングは前走とき特別が強いの一言。1200m→1600mの距離延長は割引が必要だが、人気がないなら押さえておく価値はあるか。

ダルヴァザは平和賞のカジノフォンテン(2番人気7着)を見ても1戦1勝での重賞挑戦は常識的に厳しいが、ほかの馬は全く出番がなさそうなので、未知の魅力がある本馬を最後に押さえておきたい。

ハイセイコー記念2018の印

◎④グラビテーション
○⑫トーセンボルガ
▲⑧ラプラス
△①シビックヴァーゴ
△⑦チューダ
△⑤マムティキング
×⑪ダルヴァザ

ハイセイコー記念2018の予想ファイル

ハイセイコー記念2018の買い目

ここは買いたいのがグラビテーションとトーセンボルガなので、基本はその2頭から流します。

【本線】

3連複:◎ー○ー▲△△△×(5点)

3連複でグラビテーション、トーセンボルガから印を打った馬へ(ワイド1点でもOK)。本線はシビックヴァーゴまでです。

馬単:◎→○▲△△△×(6点)

グラビテーションが勝ってトーセンボルガが飛び、馬券をハズすのはもったいないので、グラビテーションからの馬単(もちろん単勝でもOK)は押さえておきたいですね。

【ボーナス】

3連単:◎〇→◎〇→▲△(4点)

3連単を絞って買うとすれば、グラビテーション、トーセンボルガのワンツーで決まり、3着に相手本線のラプラス、シビックヴァーゴが入る組み合わせでしょうか。

以上、ハイセイコー記念2018の予想でした。