フローラステークス2021の予想です。

フローラステークス2021の出走馬は、ユーバーレーベン、オヌール、アンフィニドール、パープルレディー、ウインアグライアなど17頭。東京競馬場芝2000mで行われる3歳牝馬限定のG2戦。1、2着馬にオークスへの優先出走権が与えられるトライアルレースです。

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フローラステークス2021の予想です

フローラステークスは決して内が絶対的に有利ではないものの、内枠からロスなく立ち回った馬が好走しやすいのは事実だろう。過去4年で見れば、

20年4番人気1着ウインマリリン(2枠3番

19年3番人気2着ウィクトーリア(2枠4番
19年2番人気2着シャドウディーヴァ(1枠2番

18年1番人気1着サトノワルキューレ(2枠4番

17年12番人気1着モズカッチャン(1枠1番

と1or2枠に入った馬が必ず3着以内に好走しており、先行するにせよ差すにせよ内で脚を溜めた馬が直線でラチ沿いからスッと抜け出すのがお決まりの好走パターンだ。

今年はメンバー的にスローペースが濃厚。昨年の勝ち馬ウインマリリンのイメージで、内、前でロスなく立ち回れそうな馬を狙いたい。

本命は1枠1番に入ったウインアグライアを狙う

オープン特別2勝の実績とは裏腹にどうも地味なイメージが付きまとうものの、前走若駒ステークスは淀みのないペースを2番手追走から押し切っており、馬場の恩恵があったとは言え、決して舐められたパフォーマンスではなかった。3走前のアルテミスステークスでは苦手なマイルのスピード勝負にも関わらず、2着ククナから0.3秒差の6着。勝ち馬ソダシに早めに交わされたことを考えても、よく粘っていると言えるのではないか。

今回は得意の中距離戦で、絶好の1枠1番をゲット。鞍上が引き続き和田騎手ならフローラステークスのヴィクトリーポジションを取れるのは間違いなく、上位人気勢が差し込んでくる前にゴール版に飛び込む可能性は十分にありそうだ。

相手は同じ「マイネル・コスモ」軍団のユーバーレーベン

昨年の札幌2歳ステークスでは勝ち馬ソダシからタイム差なしの2着に好走した馬。暮れの阪神ジュベナイルフィリーズでも勝ち馬ソダシから0.1秒差の3着に入っており、後の無敗の桜花賞馬ともポテンシャルではそこまでヒケを取らない。レースベタな面があるので、位置取りはカギになるが、この枠で鞍上がデムーロ騎手なら前々の意識はあるはずで、ウインアグライアについていくような形を取れれば、亡き総帥に捧げる軍団のワンツーフィニッシュも夢ではないだろう。

3番手は2連勝中のパープルレディー

未勝利、ゆりかもめ賞ともに地味な勝ち方だったが、どちらも馬群の間を割ってしぶとく伸びてくるセンス溢れる走りで、重賞でも相手なりに走れそうな感触がある。全兄ミッキーグローリー(関屋記念1着など)、カツジ(スワンステークス1着など)はどちらも重賞勝ち馬。本馬もここできょうだいの仲間入りを果たす可能性はありそう。

メイサウザンアワーは前走赤松賞でアカイトリノムスメの2着に好走。立ち回りが生きる中山の方が向いている印象はあるものの、内、前で流れに乗れそうなので注意しておいた方がいいだろう。

ルースは前走フラワーカップがスタートで出遅れて流れに乗れずの敗戦。本来は半兄ヤマカツエースのように立ち回り上手なので、スタートさえ決まれば、逆襲があってもいいだろう。

クールキャットは新馬勝ち後、足踏みが続いているものの、フェアリーステークスは早仕掛け、フラワーカップは後方追走から直線だけの競馬になってしまい、どちらも消化不良だった。外目の枠に入ったが、大型馬らしく器用な競馬が苦手なので、この枠は本馬にとってプラスかもしれない。

オヌールは新馬、アルメリア賞と2戦2勝。血統的に素質が高いのは間違いないものの、輸送がある今回は馬体重をさらに減らしそうで、そもそも力を発揮できるかが不安。淀みのないペースもまだ経験していない。

アンフィニドールは新馬をタイムランクAで勝利するも、同日はほかのレースでレコードが出るなど、時計が出やすい馬場だった。本命のウインアグライアと真逆の位置取り、鞍上が川島騎手なら大外ぶん回しになるのはほぼ間違いなく、積極的には買いづらい。

オメガロマンスは前走ミモザ賞で大敗してしまったが、特殊な重馬場で度外視して良さそう。新馬が非常に印象に残る追い込みで、前走の敗戦で人気を落とすなら、鞍上・横山武史騎手を加味しても一枚押さえておくべきだろう。

フローラステークス2021の印です

◎①ウインアグライア
○③ユーバーレーベン
▲⑨パープルレディー
△⑦メイサウザンアワー
△⑥ルース
△⑮クールキャット
×⑧オヌール
×⑯アンフィニドール
×⑭オメガロマンス

以上、フローラステークス2021の予想でした。