エーデルワイス賞2022の予想です。
エーデルワイス賞2022の出走馬は、JRAからニーナブランド、マルカラピッド、エコロアイ、トモジャミが出走。地方勢は、スティールグレイス、アサクサロック、ライトニングブルー、アンフォラ(以上、北海道)、フユノソラ(盛岡)らが迎え撃ちます。門別競馬場1200mで行われるJpnIII戦です。このレースは勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。
昨年は
●21年エーデルワイス賞(【エーデルワイス賞2021予想】門別1200mのJpnIII戦です)
1着〇スピーディキック(3番人気)
2着×ヒストリックノヴァ(1番人気)
3着◎エイシンヌプリ(5番人気)
で的中。今年もエイシンヌプリのような馬を見つけ出したいですね。
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エーデルワイス賞2022の予想です
エーデルワイス賞は地方ダートグレードの中で珍しく、地方勢(北海道勢)が圧倒的に優位なレース。
過去5年のエーデルワイス賞出走馬をJRA勢と地方勢で分けると、
JRA勢【0.3.0.17】(勝率0%、連対率15%、複勝率15%、単回収率0%、複回収率24%)
地方勢【5.2.5.44】(勝率9%、連対率13%、複勝率21%、単回収率80%、複回収率79%)
とほぼすべての数字で地方勢がJRA勢を上回っている。
近年ではさすがに以前ほどJRA勢に人気が集中することはないものの、馬券的な妙味は依然として地方勢にあると言っていいだろう。
今年も昨年の◎エイシンヌプリ(5番人気3着)同様、地方勢中心に攻めていきたい。それでは予想にいきましょう。本命は…
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リリーカップで圧勝したスティールグレイスで仕方ない
デビュー以来、ソエ気味で力を出し切れなかった栄冠賞を除けば、ここまで4戦4勝。とりわけ前走リリーカップは大外枠から流れに乗りやすかった面があったとは言え、2着リコシェに余力を残して3馬身差をつけており、文字通りの完勝劇だった。今回は3枠6番。前走より乗り難しさはあるものの、道営勢ではアタマひとつ抜けた存在なのは間違いなく、スムーズに立ち回ってくれば、自ずと勝ち負けに加わってくるのではないか。
相手には大外枠のサワヤカローズを狙いたい
前走リリーカップは差し、追い込み決着の中、4コーナー2番手からの粘り込みで、着順以上に評価していい内容。今回はレース運びがしやすい大外枠に入ったので、前走以上のパフォーマンスを期待していいのではないか。またエーデルワイス賞は外枠勢優勢のレースで、過去5年の結果を振り返ると、
21年6→8→7枠
20年6→5→3枠
19年8→6→8枠
18年8→8→6枠
17年5→6→6枠
と6~8枠勢が毎年馬券に絡んでいるレース。枠順を味方につければ、さらなる前進があるはずだ。
3番手も外目の枠に入ったアンフォラ
前走リリーカップは2番ゲートを引いてしまい、やや乗りづらさがあった印象。今回は7枠13番に入り、スムーズに末脚を伸ばせそうで、前走以上のパフォーマンスを期待していいのではないか。昨年の◎エイシンヌプリのように追って味があり、エーデルワイス賞でいかにも走ってきそうなタイプだ。
メイドイットマムは前走サファイア特別は直線で内に入って伸び切れずの敗戦。デビュー2戦目にはスペシャルエックス(イノセントカップ1着、鎌倉記念2着)とタイム差なしの競馬をしており、決して弱い馬ではないだろう。今回は好枠を引けたので、巻き返しがあってもいい。
アサクサロックは前走フルールカップが圧巻の勝ちっぷり。当時、負かしたリコシェはリリーカップで2着に入っており、リコシェを基準に考えると、スティールグレイスにもそこまでヒケを取らないかもしれない。ただ今回は休み明けでの一戦。1200mはまだ一度も走ったことがなく、期待より不安の方が大きいか。
トモジャミはデビュー3戦目の中山ダート1200mをタイムランクBで勝利。当時の3着トラネスハープ、8着サノノエスポは次走未勝利で勝ち上がっており、メンバーレベル自体も高かったのではないか。追って味があるので、JRA勢でも舐めない方がいいだろう。
エーデルワイス賞2022の印です
◎⑥スティールグレイス
〇⑯サワヤカローズ
▲⑬アンフォラ
△⑮メイドイットマム
△⑨アサクサロック
△⑭トモジャミ
1番ニーナブランド…血統的にダートで走っても不思議ではないが、ダートでこそというタイプではない。外枠有利のレースで1枠1番。完成度の高い門別勢相手では歯が立たないのでは。
2番エムオーチロ…前走は鮮やかな差し切り勝ちも、相手にやや恵まれた面があったか。相手強化、捌きづらい1枠2番で厳しいレースを強いられそう。
3番キューティロメラ…まだキャリア2戦で上昇の余地を残しているものの、ここまで逃げ一手なのは割り引きだろう。仮にハナを主張できても、スティールグレイスが早めに動いてくれば、踏ん張り切れないのでは。
4番ラビアータ…重賞で栄冠賞13着、リリーカップ6着と苦戦。後方から進んでバテた馬を交わすだけのレースになりそう。
5番マルカラピッド…ダート替わりで文字通り一変したが、メンバーレベルはそこまで高くなかった印象。そこまで人気を集めないなら無理に嫌う必要はないかもしれないが、強力な門別勢相手に上位争いするイメージが湧かず。
7番フユノソラ…盛岡のフジラプンツェルが参戦するなら好走のチャンスはあったかもしれないが、重賞で壁にぶつかっている本馬では厳しいだろう。
8番サヤオンニ…前走リリーカップで3着に好走するも、展開の恩恵を受けていた。追って味のあるタイプも、リリーカップ以上の結果を求めるのは酷なのでは。
10番レモンアイカー…地元の短距離重賞ではフルールカップ11着、リリーカップ11着。このメンバーでは荷が重いだろう。
11番エコロアイ…ダートでは1戦1勝とまだ底を見せていないが、新潟ダート1200mの新馬はタイムランクEで平凡な走破時計だった。血統的に一本調子の面があり、タフな追い比べになりやすいエーデルワイス賞向きではないのでは。上位人気に推されるならバッサリと切りたい。
12番ライトニングブルー…前走リリーカップは1枠1番を引いてしまい、言い訳の利く敗戦ではあるものの、2走前にはアンフォラに完敗。このメンバーではワンパンチ足りないイメージ。
エーデルワイス賞2022の買い目です
ここは当初、◎スティールグレイスから印を打った馬へ馬連&馬単を各5点買う予定だったのですが、予想以上にJRA勢が人気を吸ってくれているおかげで、印上位でレース傾向的に絶好枠を引けたサワヤカローズ、アンフォラ、メイドイットマムの3頭がかなり過小評価されているように見えるので、その3頭が3着以内に入る馬券を買いたいと思います。
【参考買い目】
ワイド&馬連&馬単:◎ー〇▲△(3点)
3連複:◎ー〇▲△△ー〇▲△△(6点)
馬券はワイド&馬連&馬単でスティールグレイスからサワヤカローズ、アンフォラ、メイドイットマムへ。あとはボーナス的な扱いで3連複でスティールグレイスから2、3列目にサワヤカローズ、アンフォラ、メイドイットマム、アサクサロックを置いた組み合わせを買いたいと思います。
以上、エーデルワイス賞2022の予想でした。