ドバイゴールデンシャヒーン2023の予想です。

ドバイゴールデンシャヒーン2023の出走馬は、日本からレモンポップ、レッドルゼル、リメイク、ジャスティンが遠征。海外勢は、ガナイト、ホプキンズ、スイッツァランド、シベリウスらが出走します。メイダン競馬場ダート1200mで行われるG1戦。このレースは勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。

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ドバイゴールデンシャヒーン2023の予想です

ドバイゴールデンシャヒーンは、ドバイの主要4競走の中で日本勢がまだ勝利を挙げていないレース。

過去29回の勝ち馬の国別成績は、

アメリカ…13勝
UAE…13勝
そのほか…3勝(シンガポール、バーレーン、香港)

でアメリカとUAE勢がほかを圧倒。

シンガポール、バーレーン、香港から勝利を挙げた3頭は、すべてドバイゴールデンシャヒーンがオールウェザーで実施されていた時で、ダートで行われたドバイゴールデンシャヒーンに限れば、アメリカとUAEが各12勝。アメリカvsUAEの2強図式になっている。

日本勢は長らく苦汁をなめていたが、過去3年(20年は開催中止)は19年2着マテラスカイ、21年2着レッドルゼル、22年2着レッドルゼルと3年連続で2着に好走。勝利まであと一歩のところまで来ている。

今年は日本からフェブラリーステークス勝ち馬レモンポップらが参戦し、悲願のドバイゴールデンシャヒーン制覇なるかが焦点になるのではないか。それでは早速、予想にいきましょう。本命は米国から遠征してくる…

ここより下は有料記事です(ドバイワールドカップデーの4競走で800円です)。

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能力最上位のガナイトを狙いたい

米国調教馬でも、前走はサウジアラビアのリヤドダートスプリントに出走し、リメイク、ジャスティン、ダンシングプリンスらに先着を果たして2着に好走。同レースは格付けの上ではG3も、1着賞金が日本円で1億を超えており、勝ち馬が前年のブリーダーズカップスプリント勝ち馬エリートパワーだったことを考えても、実質G1と言っていいほどのハイレベル戦だった。今回はエリートパワー不在で行われる一戦。国内オッズではレモンポップ、レッドルゼル、リメイクの方が売れそうだが、ハイレベルな前哨戦で最先着を果たしているガナイトが舐められるなら、素直に同馬から入るのが期待的には正解なのではないか。

相手にはレッドルゼルを挙げたい

ドバイゴールデンシャヒーンで2年連続で2着に好走している実力馬。前走フェブラリーステークスではレモンポップに敗れたが、舞台がメイダンのダート1200mに変われば、着順が入れ替わる可能性は大いにあるだろう。ドバイゴールデンシャヒーンは毎年、タフな消耗戦になるので、今年も直線で確実に追い込んでくるイメージが浮かぶ。

3番手はリメイクが怖い

前走リヤドダートスプリントでは2着ガナイトから0.4秒差の3着に好走。勝ち馬エリートパワーには完敗だったものの、ガナイトとは逆転可能な範囲と見ていいだろう。レッドルゼルが差し込んでくる展開なら本馬も上位争いしているはず。武豊騎手とは手が合うタイプだろう。

スイッツァランドは昨年のゴールデンシャヒーン勝ち馬。今年初戦のドバウィステークスを順当に勝利しており、9歳でも衰えは全くなく、今年も侮ることはできない。

レモンポップは初のダート1200mで生粋のスプリンター相手に勝ち切れるかはやや半信半疑。まだ日本馬が勝利していないレースでもあり、断然の1番人気に推されるなら疑ってかかった方がいいだろう。

ジャスティンは前走リヤドダートスプリントで4着。ガナイク、リメイクには先着を許したが、頭数が増えて立ち回りが生きるレースになれば、前述の2頭に先着するシーンがあってもいいか。

サウンドマネーは前走がメイダンのダート1200mで行われたマハブアルシマールで完勝。実績的には見劣るものの、相手なりに走りそうなタイプなので、一枚押さえておいても損はないだろう。

シーズィーロケットは昨年のブリーダーズカップスプリント2着を評価。当時、直線でラチ沿いを突いてコース取りに助けられたように見えたが、エリートパワー不在のメンバーならガチンコ勝負でも通用していいのではないか。

ドバイゴールデンシャヒーン2023の印です

◎⑬ガナイト
〇⑦レッドルゼル
▲⑧リメイク
△⑬スイッツァランド
△⑤レモンポップ
△④ジャスティン
×⑪サウンドマネー
×①シーズィーロケット

3番ホプキンズ…前走G3・パロスヴァーディスステークスで重賞初勝利を挙げるも、6頭立ての低レベル戦だった印象が強い。名門・バファート厩舎所属でデットーリ騎手騎乗には怖さがあるものの、中途半端に売れるなら軽視したい。

6番ムーヒーブ…近2走でスイッツァランド、サウンドマネーに敗戦。このメンバーでは荷が重いだろう。

9番ロードブロック…前走でリステッド競走のジェベルアリスプリントを制すも、目立った実績がない。レーティングは最下位。

10番シベリウス…まだ一級線相手に戦っておらず、レーティングは下から2番目。戦績の良さとムーア騎手騎乗で人気を集めるなら静観したい。

12番スーパーオチョ…昨年のブリーダーズカップスプリントでは勝ち馬エリートパワーから0.7秒差の6着。決して弱い馬ではないが、本馬を買うならブリーダーズカップスプリント2着シーズィーロケットを買った方がいいだろう。

14番タズ…3走前のドバウィステークスではスイッツァランド、前走マハブアルシマールではサウンドマネーに敗戦。このメンバーでは荷が重そう。

ドバイゴールデンシャヒーン2023の買い目です

ここは◎ガナイトから2列目に〇レッドルゼル▲リメイクを置いて勝負します。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇▲ー〇▲△△△××(11点)…本線はレモンポップまで

3連複で1列目にガナイト、2列目にレッドルゼル、リメイク、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。本線はレモンポップまで。

以上、ドバイゴールデンシャヒーン2023の予想でした。