道営記念2021(門別)の予想です。

道営記念2021の出走馬は、ルールソヴァール、リンノレジェンド、サンビュート、リコーワルサー、クインズサターンなど15頭。門別競馬場2000mで行われるHI戦。このレースは勝負度D~C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。オッズ次第では勝負度を上げるかもです。

JBCデーお疲れ様でした。

勝負度Cの3つのうち、JBCレディスクラシック、スプリントはダメでしたが、JBC2歳優駿が昨年の◎トランセンデンス(13番人気2着)に続き、本線で的中することが出来ました。

●JBC2歳優駿(【JBC2歳優駿2021予想】門別1800mのJpnIII戦です
1着×アイスジャイアント(2番人気)
2着◎ナッジ(1番人気)
3着○リコーヴィクター(4番人気)

正直、もう少しつくかな?と思ったのですが、リコーヴィクターも地味に売れちゃってましたね。ほぼ2頭軸の予想でしたが、相手も堅く、昨年の◎トランセンデンスほどの一撃回収とはならず、でした。

11月4日(木)はいよいよホッカイドウ競馬のシーズン最終日。

道営記念、道営スプリントは毎年予想しているので、今年も予想していきましょう。

昨年の道営記念は、

●道営記念(【道営記念2020予想】門別2000mのHI戦です
1着○クインズサターン(1番人気)
2着◎ルールソヴァール(2番人気)
3着▲ヤマノファイト(5番人気)

今年もJBC2歳優駿→道営記念と連勝したいですね。

道営記念2021の予想と見解です

道営記念は、JRAの有馬記念に値するシーズンの掉尾を飾る一戦。

昨今のホッカイドウ競馬の古馬中長距離路線は絶対王者・スーパーステション不在の中で行われており、過去1年の古馬中長距離重賞(牝馬限定重賞除く)は、

●道営記念
クインズサターン

●コスモバルク記念
クインズサターン

●赤レンガ記念
リンノレジェンド

●旭岳賞
クインズサターン

●瑞穂賞
リンノレジェンド

でクインズサターンとリンノレジェンドが勝ったり負けたりを繰り返している。

それでも2強というイメージはなく、道営記念の前哨戦である瑞穂賞では以下の通り、1~4着まで0.4秒差の接戦だった。

◆瑞穂賞の結果

この大一番・道営記念でクインズサターン、リンノレジェンド以外が勝っても何ら驚けないだろう。それでは予想にいきましょう。本命は意外に舐められそうな

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ルールソヴァールを狙い撃つ

前走瑞穂賞はクインズサターン同様に明らかに仕掛けが遅れての3着。それでもリンノレジェンド、リコーワルサーに肉薄し、長らく休んでいたが、長期休養明け2戦目で復活を予感させる走りだった。キョウエイトゥルースの仔と言えば、10歳で金盃&東京記念を制したサウンドトゥルーや5歳で重賞初制覇を果たしたアナザートゥルースなど、老いてますます盛んな傾向。本馬も前走の走りならまだ能力の衰えはないだろう。

昨年の道営記念ではクインズサターンに敗れたものの、差し、追い込み決着の中、自分から逃げ馬を潰しに行き、4コーナー先頭で2着に粘り込む非常に強い内容。展開ひとつでクインズサターンに雪辱を果たす可能性は十分にある。

相手は前年王者のクインズサターンが有力だろう

前走瑞穂賞はルールソヴァール同様に完全に仕掛けが遅れての敗戦。道営記念は毎年、ザ・消耗戦になりやすいので、無尽蔵のスタミナを持っている本馬の良さが最大限に生きるレースになるのではないか。なぜか近走は内枠ばかり引いていたが、今回は外目の枠をゲット。ここなら自分のタイミングで動き出しを開始できるだろう。

最大の惑星はタービランスの全弟・サンビュートだろう

JRAからホッカイドウ競馬に転入後、ポンポンと2連勝を挙げると、旭岳賞で勝ち馬クインズサターンからタイム差なしの2着に好走。一級線相手でも十分に通用するメドが立った一戦だった。ただその旭岳賞は体勢的に勝たなければいけなかったレースで、それでも負けてしまったのは着差以上にクインズサターンとの能力差を感じたのも事実。まだ4歳で上昇の余地はあるので、前走からどこまで上積みがあるかだろう。

リコーワルサーは旭岳賞3着→瑞穂賞2着と善戦。ここも有力馬の1頭であるのは間違いないものの、南関東時代のイメージからマイル前後がベストのはずで、1ハロンの距離延長は決してプラスではないだろう。実際に2000mで行われた2走前の旭岳賞はクインズサターン、サンビュートに完敗だった。

最後にリンノレジェンド。前走瑞穂賞では鮮やかな逃げ切り勝ちを収めたが、後続のクインズサターン、ルールソヴァールが全く追いかけてこず、展開に恵まれたのが最大の勝因だろう。ここは昨年の道営記念のようなロングスパートからの消耗戦を想定しているので、その展開だと苦しい立ち回りを強いられるのではないか。

道営記念2021の印

◎①ルールソヴァール
○⑬クインズサターン
▲⑦サンビュート
△⑫リコーワルサー
△⑥リンノレジェンド

2番ガッツポーズ…2走前にルールソヴァールを下しているが、当時のルールソヴァールは長期休養明けだった。このメンバー、舞台でのガチンコ勝負では厳しいのでは。

3番クオリティスタート…過去の道営記念は、18年5着、19年9着、20年5着。今年も恵まれて掲示板までだろう。

4番グランシュマン…今年の赤レンガ記念では勝ち馬リンノレジェンドから2.0秒差の6着に敗退。重賞では荷が重いだろう。

5番ヤマノファイト…昨年の道営記念3着馬も、今シーズンがサッパリの成績。今年は苦戦必至だろう。

8番サニークラウド…本質的に2000mは長い。

9番ネーロルチェンテ…2走前のブリーダーズゴールドカップでは5着に健闘しているが、当時は8頭立てのレースで見た目ほど評価できない。本馬を買うならクオリティスタートも買わないと理にかなわないだろう。

10番テーオーフォース…今シーズンの前半はコスモバルク記念2着、赤レンガ記念3着と重賞で好勝負を演じていたものの、直近の成績が明らかにトーンダウン。ここでガラリ一変するイメージが湧かない。

11番ハーリーバーリー…近走好調も、単純に相手に恵まれただけなのでは。シーズン序盤の重賞ではコスモバルク記念7着、赤レンガ記念7着と全く通用しなかった。

14番オウケンインザサン…地元の非重賞で苦戦続きで…

15番オタクインパクト…将来性のある3歳馬も、前走の勝ちっぷりでは古馬の一級線相手にかなわないだろう。

道営記念2021の買い目

ここは◎ルールソヴァール○クインズサターンのワイドが50%くらいの確率で当たると見ており、その確率以上にオッズ妙味がありそうなので、勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)でいきます。

【参考買い目】

3連複:◎ー○ー▲△△(3点)

ワイド:◎ー○(1点)

3連単:◎○→◎○→▲△△(6点)

馬券は3連複でルールソヴァール、クインズサターンから印を打った馬へ(ワイド1点でもOK)。ワイドも3倍以上つくなら押さえたいですね。あとは3連単でルールソヴァールとクインズサターンのワンツーで決まり、3着に印を打った馬が入る組み合わせを買います。

道営記念2021の予想でした。