クラウンカップ2024の予想です。

クラウンカップ2024の出走馬は、ミチノアンジュ、プリンセスアリー、シトラルテミニ、モノノフブラック、ミスカッレーラなど12頭。川崎競馬場1600mで行われる3歳限定のSIII戦です。このレースは勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。

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クラウンカップ2024の予想です

クラウンカップは羽田盃、東京ダービーと全く異なる条件だが、意外とクラシック好走馬を輩出しているレース。

16年には同レースで2着だったプレイザゲームが東京ダービーで14番人気ながら2着に激走し、大波乱を演出。20年には同レースで4着だったエメリミット、2着だったマンガンが東京ダービーでワンツーフィニッシュを果たした。22年には同レースでシンガリ負けを喫していたライアンが次走羽田盃で2着に入り、波乱の立役者に。クラウンカップで敗れた馬が本番のクラシックで激走するというのがひとつの穴パターンになっている。

今年は羽田盃、東京ダービーがJRA勢に開放されたので、クラウンカップからクラシックで好走するにはハードルがより高くなってしまったが、ここから雲取賞を制したサントノーレに続く馬が出てくるかもしれない。それでは予想にいきましょう。本命は…

ここより下は有料記事です(川崎記念、兵庫女王盃と合わせて600円です)。

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シシュフォスが強いはず

転入初戦のアクアマリンカップは6頭立ての少頭数でもメンバーレベルが高く、船橋で特別戦を連勝していたマコトロクサノホコ、ダートグレードのブルーバードカップで5着に健闘したソレナ、平和賞2着の実績があるキタノヒーローらに完勝。スローペースの楽逃げだったとは言え、門別時代から馬体重が大きく増え、馬自身の成長を感じさせる走りだった。今回は重賞になるが、ネクストスター東日本の敗退馬が中心の組み合わせ。この顔ぶれなら内から先手を奪い、そのまま押し切るシーンがあってもいいのではないか。3走前には控えて差す競馬で勝利しているので、馬群の後ろで我慢する形でも力を発揮できる。

相手にはアジアミッションを挙げたい

前走ネクストスター東日本では勝ち馬ギガースに完敗も、中団から上り最速の脚を繰り出して3着に好走。レースセンスが良く、また追っての良さもあり、戦績が示す通り、大崩れしないのが魅力。1ハロンの距離延長は問題なく、引き続き上位争いに加わってきそうだ。

3番手はゴールデンブザーが不気味

前走スターバーストカップではJRAから転入してきたマッシャーブルムとタイム差なしの競馬。そのマッシャーブルムは次走京浜盃で6着に健闘しており、本馬もダートグレードで掲示板級の走りができると仮定すると、地方馬同士の重賞なら勝ち負けに持ち込めていいだろう。距離短縮は決して歓迎ではないものの、このメンバーなら能力でカバーできる。

アムクラージュはルーキーズサマーカップ勝ち後、苦戦しているが、全日空2歳優駿を除けば、鎌倉記念4着、ニューイヤーカップ4着、ネクストスター東日本4着と常に掲示板に入る走り。今回は近走で出走した重賞と比べると、メンバーレベルがやや落ちるので、展開さえ向けば、馬券圏内に加わってくるだろう。

ライゾマティクスは前走ネクストスター東日本で6着に終わるも、内枠からやや強引な逃げになった上、勝ち馬に徹底マークされてしまい、展開的に厳しかった。今回は外目の11番ゲートを引けたので、自分のリズムで走れば、パフォーマンスを上げてくる可能性はあるだろう。必ずしも逃げ一辺倒ではない。

チャダルクンは前走ネクストスター東日本で4着アムクラージュから0.1秒差の5着に健闘。今回は前走と比べると、メンバーレベルがやや落ちており、前走並みのパフォーマンスを発揮すれば、自ずと馬券圏内が見えてくるのではないか。

クラウンカップ2024の印です

◎②シシュフォス
〇⑤アジアミッション
▲⑧ゴールデンブザー
△③アムクラージュ
△⑪ライゾマティクス
△⑫チャダルクン

1番パンセ…前走ネクストスター東日本ではアジアミッション、アムクラージュ、チャダルクンらに先着を許しての9着。このメンバーでは荷が重いか。

4番ツキシロ…前走椿賞ではクニノトキメキに敗退。重賞では力不足だろう。

6番クニノトキメキ…前走椿賞を制すも、2走前のスターバーストカップではゴールデンブザーに完敗だった。本馬を買うならゴールデンブザーを買った方が良さそう。

7番クリコマ…前走椿賞では勝ち馬クリコマから0.3秒差の4着に敗退。このメンバーでは荷が重そう。

9番ギンユウシジン…川崎で3勝を挙げるも、今回は一気の相手強化。このメンバーでは苦戦必至のはず。

10番ウインアザレア…前走椿賞では勝ち馬クニノトキメキから0.2秒差の3着。ここはクニノトキメキも通用しないと見ているので、本馬は買いづらい。

13番ビスマルク…船橋転入後は堅実な走りを続けるも、今回は相手が一段と強くなっており、壁にぶつかる可能性が高そう。

クラウンカップ2024の買い目です

ここは1番人気でもシシュフォスの能力がアタマひとつ抜けていると見ているので、同馬のアタマ固定の馬券を買います。

【参考買い目】

馬単(or枠単):◎→〇▲△△△(5点)

馬券は馬単(or枠単)でシシュフォスから印を打った馬へ流したい。

以上、クラウンカップ2024の予想でした。