アルテミスステークス2022の予想です。
アルテミスステークス2022の出走馬は、リバティアイランド、ラヴェル、マラキナイア、デインバランス、アリスヴェリテなど10頭。東京芝1600mで行われる牝馬限定のG3戦です。
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アルテミスステークス2022の予想です
アルテミスステークスは14年にG3に格上げされて以降、レッツゴードンキ、メジャーエンブレム、リスグラシュー、ラッキーライラック、ソダシ、ユーバーレーベン、サークルオブライフと後のG1ホースが7頭も誕生している出世レース。昨年はサークルオブライフが優勝し、年末の阪神ジュベナイルフィリーズも制した。
今年は10頭立ての少頭数だが、例年通り素質豊かな馬が揃い、年末の阪神ジュベナイルフィリーズ、さらにその先のクラシックに向けて目の離せない一戦になりそう。予想のカギになるのはキャリアの浅い馬たちの純粋なポテンシャルの見極めだろう。
本命は人気でもリバティアイランドから入る
新潟芝1600mで行われた新馬は前後半の800mが51.3-44.5の超スローペースだったが、直線で大外から1頭だけ抜けた上りを使い、余力を残しつつの完勝。上り31秒4は古馬を含めてもJRA史上最速上りで、それを2歳の新馬でマークした本馬は間違いなく重賞級のポテンシャルを秘めていると言っていいだろう。当時の2着クルゼイロドスル、3着エマヌエーレが次走で未勝利を勝ち上がっていることを考えても、上りだけではなく、負かした相手でも評価できる。中内田厩舎で完成され過ぎている面があるので、同厩舎のリアアメリアやダノンファンタジーの跡を辿りそうだが、少なくても2歳のうちは主役を張れる素材だろう。
相手にはアリスヴェリテを狙いたい
前走野路菊ステークスでは勝ち馬ファントムシーフに完敗だったものの、3着馬には6馬身差をつけており、単純に相手が悪かっただけと捉えて良さそう。今回は初のマイル、ワンターンコースで未知の面はあるものの、前走同様にマイペースの逃げに持ち込めれば、菊花賞を制した鞍上を背に粘り込みがあってもいいのではないか。キズナ産駒の牝馬と言えば、ソングライン(安田記念1着)、ファインルージュ(ヴィクトリアマイル2着)らが東京マイル重賞で好走。舞台設定は決して悪くないはずだ。
3番手はラヴェルが強そう
小倉芝1800mで行われた新馬はスタートで遅れて終始外々を回る形になったが、直線に入ってから力強く伸びて完勝と言える内容。当時の2着サンライズサラーは次走未勝利で2着、3着シルヴァーデューク、4着ロードラディウスは次走未勝利を勝ち上がっており、負かした相手を考えても評価できる走りだった。近親にトライアンフマーチ(マイラーズカップ2着)、ナミュール(チューリップ賞1着)らがいる血統。気の勝ったスピードタイプが多く、本馬の新馬の走りを見ても、マイルへの距離短縮は不安より期待の方が大きいのではないか。
マラキナイアは中京芝1600mで行われた新馬をタイムランクBで勝利。血統的に大物感こそないものの、良い意味で癖がないタイプで、ここも堅実に走ってきそう。半兄ステイフーリッシュは長距離で素質開花したが、近親にブラックホーク(安田記念1着)、ピンクカメオ(NHKマイルカップ1着)の東京マイルG1勝ち馬がいる。
マスキュリンは前走サフラン賞が内で動くに動けない位置にハマってしまい、明らかに脚を余しての敗戦。サフラン賞自体はレースレベルが低かったので、このメンバーに入ってどこまで戦えるか疑問はあるものの、少なくても前走以上のパフォーマンスは見せてくれるだろう。
デインバランスは新潟芝1600mの新馬で勝ち上がり。デインバランス組の次走成績は【0.1.1.8】なのでメンバーレベルにはやや疑問が残るものの、伸びづらい内から差し切っており、数字では表れない強さを感じさせる走りだった。デビュー2戦目でパフォーマンスをグッと上げてくる可能性はあるかもしれない。
ミシシッピテソーロは新馬→ダリア賞と連勝中。唯一の2勝馬ではあるが、このメンバーに入ると素質で一枚見劣るイメージがあり、連勝をさらに伸ばすのは難しいか。それでも追って味のあるタイプで、新馬でコース経験があることを考えても、堅実には走ってきそうだ。
アルテミスステークス2022の印です
◎③リバティアイランド
〇⑥アリスヴェリテ
▲⑩ラヴェル
△⑨マラキナイア
△⑧マスキュリン
△⑤デインバランス
×⑦ミシシッピテソーロ
以上、アルテミスステークス2022の予想でした。