アメリカジョッキークラブカップ2016予想マイネルのワンツーに期待

@h_r_p_studio さんの写真)

アメリカジョッキークラブカップ2016の予想です。

アメリカジョッキークラブカップ2016の出走馬は、マイネルフロスト、ライズトゥフェイム、ディサイファ、サトノラーゼン、スーパームーンなど16頭。中山競馬場芝2200mで行われるGII戦です。今年も波乱の匂いがしますね。

先週も書きましたが、未勝利戦&2歳馬同士の戦いはホントに予想力が結果に反映されるので予想していて楽しいです。以下、馬券生活共同組合で配信した土曜日の勝負レースの一部です。

≪京都5レース 未勝利戦 自信度★★★★☆ 妙味度★★★☆☆≫

◎②フォーアライター
〇⑥ディープエクシード
▲⑬ナーウル
△⑩ゼットマックイーン
△⑭グルーヴィタイム
△⑤アイアンマン
×①グランプリアクセル

新馬戦のメンバーレベルが高かったフォーアライター。3着キアロストローク、4着ツーエムレジェンドはすでに未勝利戦を勝ち上がっており、本馬もこのメンバーなら勝ち負け濃厚だろう。引き続き浜中騎手が騎乗するなら取りこぼしはないはず。相手は人気でもディープエクシードが有力。

【参考買い目】

単勝:2(1点)…4倍以上つけば 的中!

3連複:2-6-1、5、10、13、14(5点)的中!

≪中京1レース 未勝利戦 自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆≫

◎①カレンコマンドール
〇⑮シゲルクロダイ
▲④ボンナヴァン
△⑧カフジプリンス
△⑩タマモアルム
△⑫サウンドスプレッド
×⑥ヤマタケジャイアン
×⑪オースミマルス

近2走は上位勢が手強すぎたカレンコマンドール。いかにも中京に合いそうなタイプで、主導権さえ奪えれば、ここは押し切りがあるだろう。相手はシゲルクロダイ、ダート合いそうなボンナヴァン。ワイドで流しても配当が安そうなので3連複で。

【参考買い目】

単勝:1…4倍以上つけば買う。

3連複:1-4、15-4、6、8、10、11、12、15(11点)的中!

≪京都10レース 若駒ステークス 自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆≫

◎⑤マカヒキ
○⑦キンショーユキヒメ
▲①ノーブルマーズ
△⑧ブラックスピネル
△③ロスカボス
△⑥アメリカンヘブン

毎年、スローペースからの加速力勝負になるレース。サンデーサイレンス系がとにかく走るレースなので、軸はディープインパクト産駒のマカヒキで良さそう。新馬戦は圧巻の勝ちっぷり。このメンバーならポテンシャルがアタマひとつ抜けているだろう。問題は相手。ロスカボス、ブラックスピネルはスローペースからの加速力勝負に向いておらず、人気ほど信頼は置けないか。狙って妙味はキンショーユキヒメ、ノーブルマーズ。相手をこの2頭に絞って買ってみたい。

【参考買い目】

単勝:5…3倍以上つけば買う。的中!

馬連:5-1、7(2点)的中!

未勝利戦、2歳限定戦は能力比較をしっかりできれば当たるので予想のし甲斐があります。

なお明日は東海ステークスも勝負レースにする予定です。

予想と見解です

繰り返し書いていることだが、現代競馬は立ち回りがすべて。昨年、中山芝2200mで行われた重賞を振り返っても、3レース中2レース(アメリカジョッキークラブカップとセントライト記念)は4コーナー1、2番手の行った行ったの決着だった。今年のアメリカジョッキークラブカップでハナを主張したいのはスズカデヴィアスのみ。常識的にはスローペース想定の結論に行き着くだろう。

ただ個人的に今年の1回中山開催の重賞は差し有利の見解を続けており、最終週で一転して逃げ、先行馬を買い漁るのはギャンブルの流れとしてあまり好ましくない。本来は持久力勝負で差しがきまりやすい中山芝2200m。馬場が悪化すれば、単調なスピード決着に終わることもなさそうだ。ここは自分の軸を最後までブラさず、差し馬から入る。

本命はマイネルディーン

この馬の最大の長所は持久力勝負に強いこと。未勝利勝ち以降、勝利を挙げたコースを振り返ると、福島芝2000m2勝、中京芝2000m1勝、札幌芝2000m1勝、中山芝2200m1勝。勝ち鞍は明らかに持久力が問われるコースに偏っており、中山芝2200mはベスト条件といってもいい。同条件で行われたグレイトフルステークスでは当時無敗のトーセンマタコイヤを差し切り勝ち。昨年のアメリカジョッキークラブカップはラスト100mくらいまで前が塞がっていたが、上りは3位をマーク。ゴール手前の伸びを見るともったいない競馬で、スムーズにさばけていれば4着マイネルフロスト、5着ディサイファとも差はなかっただろう。

近2走の七夕賞→中山金杯は立ち回りがすべての決着で参考外。それでも中山金杯は直線でじりじりと差を詰めており、次走に期待が持てる走りだった。3歳時には不良馬場で行われた東京スポーツ杯2歳ステークスで3着(勝ち馬がのちのダービー馬ディープブリランテ、4着はジャスタウェイ)。馬場悪化は間違いなくプラスに働くだろう。鞍上の大野騎手はサウンドトゥルー、スノードラゴンなどタフな持久力型の差し馬と相性がいい印象。展開さえ向けば、チャンスは十分にあるはずだ。

相手はマイネルフロスト

中山金杯だけ見るとスローペースを味方につけて粘り込んだだけだが、G2でたびたび上位争いをしており、能力通りの好走と見ていい。阪神芝1800mの毎日杯、福島芝2000mの福島民報杯の走りを見ると、持久力型のタイプ。展開的には厳しくなると見ているが、それでも粘り込めるのが本馬の良さ。立ち回りタイプは総じて評価を落としたものの、本馬に関しては無理に嫌わないほうがいいだろう。

3番手にはフラガラッハを挙げる。

アメリカジョッキークラブカップは14年5着(勝ち馬から0.1秒差)、15年6着(勝ち馬から0.5秒差)と2年連続で見せ場のある走り。特に昨年は展開が全く向かない中、5着ディサイファとは0.1秒差。レースで見せたパフォーマンスとしては明らかにディサイファ以上だった。スタートに不安が残り、リスクのある馬だが、この人気は舐められ過ぎ。能力的には一発があっても驚けない。

以下も持久力型の差し馬を上位に評価。いかにもこの条件で走りそうなスーパームーン、中山金杯が負けて強しの4着だったライズトゥフェイム(ただ馬場悪化が心配)、キタサンブラックの半兄で中山へのコース替わりは良さそうなショウナンバッハはマークしておきたい。

あとは展開不向きになりそうだが近走は力を出し切れていないスズカデヴィアス、立ち回り型も実力は確かなディサイファサトノラーゼン、持久力豊富でコース替わりはプラスなステラウインド、相手強化がカギもレースセンスに長けるヤマニンボワラクテまで挙げておく。本命馬の人気が全くなさそうなので、2列目、3列目は無理に絞らず、しっかりとフォローしたい。

印です

◎⑮マイネルディーン
○①マイネルフロスト
▲⑫フラガラッハ
△⑪スーパームーン
△⑨ライズトゥフェイム
△⑦ショウナンバッハ
×⑭スズカデヴィアス
×③ディサイファ
×⑥サトノラーゼン
×⑧ステラウインド
×⑬ヤマニンボワラクテ

アメリカジョッキークラブカップ2016の予想でした。