JBCスプリント2022の予想です。
JBCスプリント2022の出走馬は、JRAからレッドルゼル、ラプタス、ダンシングプリンス、ヘリオス、リュウノユキナ、テイエムサウスダン、スマートダンディーが出走。地方勢は、コパノフィーリング(船橋)、キラットダイヤ(岩手)、プライルード(大井)、イグナイター(兵庫)、ティーズダンク(浦和)らが迎え撃ちます。盛岡競馬場ダート1200mで行われるJpnI戦です。このレースは勝負度D(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)を予定しています。ギシギシが不在なのは少し寂しいですが、JRA、地方勢ともに役者が揃い、目移りするようなメンバーですね。
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JBCスプリント2022の予想です
前哨戦の東京盃は大井1200mで行われたが、本番のJBCスプリントは舞台がガラッと変わって盛岡ダート1200m。
一般的に大井1200mは力比べになりやすく、差しが届く一方、盛岡ダート1200mは隊列や位置取りがカギになるケースが多く、先行なだれ込みが多い。
東京盃ではレッドルゼルが外から豪快に差し切ったものの、盛岡ダート1200mでは前に行く馬も速い上りでまとめるため、差し届かずのシーンは十分にあるだろう。8頭立ての8枠から14頭立ての最内枠に変わり、不確定要素はグッと多くなる。ここは南部杯の◎ヘリオス(6番人気2着)同様、ある程度の位置で流れに乗れるかを重視したい。それでは予想にいきましょう。本命はついにG1制覇のチャンスが巡ってきた…
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ダンシングプリンスの逃走劇に期待したい
前走クラスターカップでは最内枠から出遅れてしまい、自分の形に持ち込めず。スタート後に押してなんとか先団に取り付いたものの、追って味があるタイプではないので、前に馬を置く形ではなかなか本馬の良さが生きなかった。今回もスタートが決まるかがカギになるものの、前走は一過性のポカの印象が強く、2走前の北海道スプリントカップでは門別の快速馬アザワクとの先行争いを制しており、ここもスタートさえ決まれば、ハナか最低でも外目2番手に収まるのではないか。とにかく行き切ってくれるか早め先頭の形に持ち込めれば、そのまま惰性で粘り込めると見た。
相手は一応、レッドルゼルを信頼したい
本格化して以降、1200~1400mではコース関係なく崩れておらず、ドバイゴールデンシャヒーン2年連続2着を考えても、現ダート界のスプリント王と言っていい存在。それでも今回は冒頭に書いた通り、8頭立ての8枠から14頭立ての最内枠に変わることで不確定要素が多くなっており、前走東京盃の鮮やかな差し切りのイメージを持ち過ぎるのは危険だろう。直線でギアを踏み遅れたり、コース取りの変更などがあった場合、ゴールまでに前の馬を捕らえ切れないシーンは十分にある。
3番手は堅実駆けのイメージが浮かぶリュウノユキナ
コーナー4回の昨年のJBCスプリントを除けば、ダートグレードでは【2.5.1.0】と複勝率100%をマーク。前走クラスターカップは勝ち馬に楽をさせ過ぎたのが敗因で、決して力負けではなかった。今回は強気に乗れる横山武史騎手に乗り替わり。スタート後に押して外目3、4番に収まれば、そこからしぶとく伸びて馬券圏内に加わってくるのではないか。
テイエムサウスダンは同型が多数いる中での8枠13番ゲートはやや乗り難しさがありそう。年齢を重ねて良い意味で距離が持つようになっており、現状だと盛岡ダート1200mは忙し過ぎるかもしれない。速い上りに対応できるタイプではないので、なるべく前々で運びたいところだろう。
イグナイターは前走南部杯で勝ち馬カフェファラオから0.2秒差の4着と見せ場十分。鞍上が直線で窮屈な内ではなく外に持ち出していれば、馬券圏内に加わっていても不思議ではない走りだった。これまで1200mは未経験なので前走のパフォーマンスを鵜呑みには出来ないものの、高知1300mの黒潮スプリンターズカップでは圧勝劇を演じており、1200mでも対応してくるかもしれない。
スマートダンディーは2走前の北海道スプリントカップで勝ち馬ダンシングプリンスから0.1秒差の2着に好走。このメンバーでも通用するポテンシャルを秘めているが、基本的に外からの差しが届きにくい盛岡ダートなので、前が残る展開では掲示板までが精いっぱいかもしれない。逆に前が崩れるなら馬券圏内に加わるチャンスはあるだろう。
ヘリオスは前走南部杯で本命に推したが、今回は同型がズラッと揃っており、まずハナに行けるかが怪しいところ。決して逃げ一辺倒ではないが、馬券的には前走が買い時だった印象はある。
プライルードは距離を短くして素質開花。前走アフター5スター賞の走りは圧巻で、ダートグレードでも通用しそうな感触があった。ただ今回はJRA勢7頭が混じってのスプリント頂上決戦。上位に食い込むにはもう一段上のパフォーマンスが求められるだろう。
最後にラプタス。前走コリアスプリントで韓国馬に差されたのは残念だが、当時は内が伸びづらい馬場だった印象も。惰性で粘り込みやすい盛岡ダート自体は合っているはず。ここは同型が揃っており、本馬の出脚ではハナに行けない可能性大と見ているが、行き切れた時には粘り込みがあってもいいか。
JBCスプリント2022の印です
◎⑥ダンシングプリンス
〇①レッドルゼル
▲⑫リュウノユキナ
△⑬テイエムサウスダン
△⑤イグナイター
△⑭スマートダンディー
×⑧ヘリオス
×⑦プライルード
×④ラプタス
2番コパノフィーリング…決して弱い馬ではないが、ダートグレードではさすがに荷が重いだろう。内枠から行き切れても4コーナーでは飲み込まれているはず。
3番キラットダイヤ…地元の大将格ではあるが、JRA2勝クラスだった馬。ダートグレードそれもJpnIではさすがに厳しいだろう。
9番ワールドリング…昨年の東京盃では勝ち馬サクセスエナジーから0.6秒差の5着に健闘するも、その後はパフォーマンスがやや落ちている印象。前走アフター5スター賞の走りを見ても、このメンバーでは荷が重い。
10番キモンルビー…今年の船橋記念ではカプリフレイバー、コパノフィーリングを下して勝利を収めるも、その後はなかなか勝ち切れず。小回りの900~1000mでこそのイメージがあり、盛岡ダート1200mでは最後まで息が持たないのでは。
11番ティーズダンク…さきたま杯2着、オーバルスプリント3着のダートグレード実績を考えると、絶対ないとは言い切れないものの、コーナー4回の小回り戦でこそ良さが生きるタイプ。盛岡ダート1200mは合っていないだろう。
JBCスプリント2022の買い目です
ここは◎ダンシングプリンスが予想よりやや売れているので、オッズ的に妙味を感じるリュウノユキナ、イグナイターから入るか少し考えましたが、初心貫徹でいきたいと思います。逃げ馬なのでスタートを五分に出てハナか最低でも2番手(理想はハナ)を取れるかがすべてですね。
リュウノユキナはワンターンのダートグレードでは一度も崩れていないですし、普通に上位争いに加わってきそう。あとは鞍上のひと押しがあれば、アタマまであってもいいでしょう。イグナイターはもう少し外目の枠なら勝つチャンスもりましたが、外に前に行きたい馬が多いので、乗り難しさはあるでしょうか。鞍上が南部杯の敗戦を生かして直線で上手く外に持ち出せればチャンスあり。
【参考買い目】
馬単:◎→〇▲△△△×××(8点)
ここはダンシングプリンスの単勝を買うつもりで、馬単で同馬から印を打った馬へ。本線はイグナイターまでです。
以上、JBCスプリント2022の予想でした。