ゴールドジュニア2020(大井)の予想です。
ゴールドジュニア2020の出走馬は、マカベウス、アランバローズ、セイカメテオポリス、ファルキートなど13頭。大井競馬場1400mで行われるSIII戦。このレースは勝負度D(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)を予定しています。
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珍しくJRAの3日間開催に被る形で大井開催があり、しかも重賞・ゴールドジュニアが組まれているんですね。このレースは今年からSIIIに格上げされた新設重賞。果たして初代チャンピオンに輝くのはどの馬でしょうか。
ゴールドジュニア2020の予想と見解です
ゴールドジュニアは昨年まで準重賞として行われていたが、今年からSIIIに格付け。
直近3年だけで見てもこのレースからヴァケーション、ラプラス、クリスタルシルバー、クロスケらがのちの重賞ウィナーに輝いており、準重賞→格付け競走は自然な流れと言えるか。
今年は2戦2勝のマカベウス、アランバローズ、セイカメテオポリスらが人気の中心になりそうだが、まだキャリアの浅い2歳馬同士の対戦であり、実績はそこまでアテにならない。ここは初戦の走りに非常にセンスを感じた伏兵の1勝馬から入ってみたい。それでは予想にいきましょう。本命は…
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荒山厩舎が送り出すパルヴニールに期待してみたい
初戦は全体的にフワフワと走っている感じで、3コーナーではやや外に行くなど全体的に若さを見せた一戦。それでも直線で外に持ち出されてゴーサインが出されると、あっという間に前の馬を交わし、リードが見る見る広がるワンサイドゲーム。走破時計1分14秒3が優秀なのに加え、非常に奥の深さを感じさせる走りだった。
近親にはクラフトマンシップ、クラフトワークなどがいる血統で、ひとつ上の兄・クラスザルビコンはJRA芝の中距離で活躍。本馬自身も短距離専門という印象が全くなく、距離延長に関しても楽しみの方が大きい。鞍上で人気はないかもしれないが、馬自身の素質はここに入ってもヒケを取らないはず。
相手はマカベウスが有力だろう
前走はやぶさ特別ではセブンゴーとの一騎打ちを制して勝利。走破時計1分27秒7は過去のはやぶさ特別と比較しても非常に優秀な部類で、7着に敗れていたウェイキーが次走つばめ特別で3着と巻き返したことを考えても、全体的なメンバーレベルも高かったと判断していいのではないか。逃げ切りや番手から抜け出して勝利を挙げてきた馬が多い中、控えて終いに脚を伸ばす競馬を経験しているのも強みだ。
3番手はアランバローズが怖い
新馬、月下香特別ともに圧巻の内容で、新馬で3馬身差をつけたトーセンウィリアムがその後、2連勝を挙げていることを考えても、本馬のポテンシャルは相当だろう。いかにもヘニーヒューズ産駒らしいスピードタイプではあるが、前走のゴール前の脚色を見ても、1400mまでなら息切れすることはなさそう。初の大井コースに戸惑わなければ、先手を主張してそのまま押し切りがあっても驚けない。
サウスワールドは門別の新馬をレコードで大差勝ちしている馬。今回は転入初戦なので何とも言えない面はあるが、一般的にこの時期の2歳戦は門別勢>南関東勢なので、レースが終わった時に「門別デビュー組恐るべし」となるかもしれない。サウスヴィグラス産駒で血統的にも奥が深い。
ファルキートは1戦1勝も、新馬の走破時計1分27秒6は、前日のはやぶさ特別(1分27秒7)を上回っており、このメンバーに入ってもヒケを取らないはず。リーチザクラウン産駒でやや前向きなところはあるが、コントロールは利きやすいタイプに見えたので、新馬と違う形になっても対応できそうだ。
マテーラフレイバーは派手さこそないものの、いかにも勝負強そうなイメージ。矢野騎手はセイカメテオポリスの方を選んだのかもしれないが、鞍上の指示に対して従順なこちらの方が意外と上位に食い込むチャンスはあるのではないか。
セイカメテオポリスは2戦2勝とまだ底を見せていないが、前走は2歳45万円以上のレースで今回と比べると、相手に恵まれたのは明らか。走破時計も決して速くなく、積極的に買いたいほどではない。
ゴールドジュニア2020の印
◎⑦パルヴニール
〇⑬マカベウス
▲②アランバローズ
△⑩サウスワールド
△④ファルキート
△⑪マテーラフレイバー
×⑥セイカメテオポリス
1番ソウマトウ…前走はやぶさ特別でマカベウスに完敗。2走前のレースレベルは低く、前走で底が割れたと判断していいのでは。
3番フォルメッシ…前走つばめ特別はメンバーレベルがいまひとつ。ロージズインメイ産駒で距離短縮もマイナスだろう。
5番トーセンウォーリア…浦和、川崎で連勝中も、大井で走っている馬に比べると、どうしても格落ちする感が否めない。小久保厩舎の主戦・左海騎手がアランバローズを選んだことを考えても、ここでは厳しいと判断されたのでは。
8番ツエンダー…川崎の特別戦で3着止まりでは苦戦必至だろう。
9番サブノキコウシ…前走はやぶさ特別では勝ち馬マカベウスから1.3秒差の5着に完敗。このメンバーでは荷が重いだろう。
12番ライヴマカロン…前走は地元・川崎で相手に恵まれた印象がある。このメンバーに入るとさすがに見劣りするのでは。
ゴールドジュニア2020の買い目
パルヴニールは単勝15倍前後とそこそこ売れているように見えますが、馬連や3連複などを見る限り、同馬絡みの馬券はそこまで売れていないので、ハッキリと穴と言っていいでしょう。3着までに入ればOKのスタンスで3連複で勝負します。
【参考買い目】
3連複:◎ー〇▲ー〇▲△△△×(9点)
3連複で1列目にパルヴニール、2列目にマカベウス、アランバローズ、3列目に印を打った馬へ(ワイド2点でもOK)。本線はマカベウス絡みです。
馬連:◎ー〇▲(2点)
馬単:◎→〇▲(2点)
あとは馬連&馬単でパルヴニールからマカベウス、アランバローズに流します。
ゴールドジュニア2020の予想でした。