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フェブラリーステークス2020の予想です。

フェブラリーステークス2020の出走馬は、モズアスコット、インティ、サンライズノヴァ、アルクトスら16頭。地方からはモジアナフレイバー、ミューチャリー、ノンコノユメが参戦します。東京ダート1600mのG1戦です。

2月23日(日)の平場の勝負レースはこちらから。

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フェブラリーステークス2020の予想です

フェブラリーステークスは末脚勝負になりやすいレース。昨年こそインティが逃げ切り勝ちを収めたが、あれはレアなケースで、18年ノンコノユメのような差し、追い込みが決まりやすいのが同レースの特徴。今年は明確に逃げたい馬がいないものの、インティ&武豊騎手が逃げれば、ペースはそこまで落ち着かないはずで(ワイドファラオが思い切って行く可能性も)、直線はフェブラリーステークスらしい追い比べになるのではないか。人気はダートのキャリア1戦のモズアスコット、一本調子のインティが中心も、他馬にも勝利のチャンスは大いにあるはずだ。

本命はミューチャリーの末脚が爆発すると見た

前走川崎記念は決して得意条件とは言えなかったが、正攻法の競馬で挑んであわや馬券圏内かという走り。メンバーレベルは高くなかったものの、年明け初戦としては上々の内容だった。今回、相手は一段と強くなるが、強調したいのはマイルに変わる点。2歳時の鎌倉記念の異次元のパフォーマンス、血統背景(ゴッドインチーフの系統はオヤコダカ、ゴッドバンブルビーなどマイル以下で最も高いパフォーマンスを見せる)から距離短縮でパフォーマンスを一段と上げてくるのではないか。3走前のセントライト記念では上り2位をマーク。芝スタートも悪くないだろう。人気は地方勢の中で最もないものの、この条件に替わっての伸びシロは本馬が一番のはずだ。

相手は追い比べならヴェンジェンスが有力のはず

昨年、オープン特別を連勝したあたりから本格化の気配を見せ、過去1年間では16番ゲートを引いたチャンピオンズカップ以外、しべて3着以内に好走。前走東海ステークスではインティに先着を果たしており、地味な存在で売れていないが、ここも堅実に走ってくるのではないか。元々は1400m中心に走っていたので、距離短縮は何ら心配いらないだろう。

3番手はまさかの1番人気だが、モズアスコット

内枠を引けば、軽視したかったが、理想的な6枠12番をゲット。この枠なら前走根岸ステークスのパフォーマンスを素直に信頼していいだろう。それでもダートのキャリア1戦でここまで売れるのは感覚的に少し嫌なところがある。前走は出遅れを上手くリカバリーできたが、再び出遅れた時に同じように運べるかは何とも言えない。

モジアナフレイバーはミューチャリー同様、この条件は合っているはず。走るたびにJRA勢との差が詰まっており、もうワンランク上の走りが出来れば、優勝しても何ら不思議ではない。

ノンコノユメは地方に移籍してから中距離仕様になっており、ミューチャリー、モジアナフレイバーと比較すると、適性面でやや劣るか。2年前のフェブラリーステークス勝ち馬だが、今はあそこまで切れないはず。

サンライズノヴァは前走武蔵野ステークスが斤量59キロ、ハイペースに泣かされての敗戦。2走前の南部杯では吉原騎手の好アシストがあったとはいえ、アルクトス、ゴールドドリームを封じ込めており、能力的には全く見劣らない。

デルマルーヴルは近走中距離を使っているものの、2歳時には1400mの兵庫ジュニアグランプリを圧勝しており、マイルでもパフォーマンスは落ちないはず。今年に入ってから復調ムードのM・デムーロ騎手も不気味。

ワンダーリーデルは前走根岸ステークスが案外だったものの、3走前の武蔵野ステークスが強い内容。当時並みのパフォーマンスを出せれば、G1でも面白いかもしれない。

アルクトスは乗り難しい枠順だが、東京ダート1600mでは4戦4勝。まだ底を見せていない面があるので、無理に嫌う必要はないだろう。

インティは追い比べになると判断するなら、当然評価は下になる。それでも同型が手薄なのは事実で、念のため押さえておきたい。

最後にケイティブレイブ。長岡騎手というだけで消したくなるが、2走前の東京大賞典ではオメガパフューム、ゴールドドリームと3強を形成していた馬。それが今回は最低人気まで落ちており、ここまで舐められるなら押さえておいても損はないだろう。

フェブラリーステークス2020の印です

◎⑭ミューチャリー
○⑦ヴェンジェンス
▲⑫モズアスコット
△⑪モジアナフレイバー
△⑩ノンコノユメ
△⑨サンライズノヴァ
×⑬デルマルーヴル
×⑯ワンダーリーデル
×②アルクトス
×⑤インティ
×⑮ケイティブレイブ

以上、フェブラリーステークス2020の予想でした。

先週の勝負レースのプチ回顧のコーナー

≪東京8レース 2勝クラス 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎②サクラアリュール(1番人気1着
○④ミラクルブラッド
▲⑫メスキータ
△⑥キタサンヴィクター
△⑪ロードリバーサル(2番人気3着
△③マックスアン
×⑨フィストバンプ(7番人気2着
×⑤ベルウッドカザン

本命はサクラアリュール。ダート2000m以上のレースに限れば、【0.1.5.0】の安定株。勝ち切れない面はあるものの、崩れ知らずでここも上位争いに加わってくるだろう。ただ戦績通り詰めが甘いので、差し損ねて2、3着の方がイメージはしやすい。

相手はまずミラクルブラッド。近走は芝中心に使われているが、元々はダートで2勝を挙げた馬。2走前の菅名岳特別では展開不向きの中、上り最速の脚で5着に健闘。昨年の同時期の東京ダート2100mではアドマイヤビクター、リゾネーターという強敵相手に3着に好走しており、この条件に適性があるのは間違いない。今回は紅一点の存在になるが、能力的にヒケを取らないはず。

メスキータの巻き返しも怖い。前走蹴上特別こそ案外だったものの、2走前の五条坂特別が久しぶりに見どころのある走り。鞍上強化、コース替わりで巻き返しがあってもいいのではないか。

馬券は3連複で1列目にサクラアリュール、2列目にミラクルブラッド、メスキータ、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。本線はロードリバーサルまで。あとは馬連、馬単を押さえる。馬単は2着付けで。

【参考買い目】

3連複:◎ー○▲ー○▲△△△××(11点)…本線はロードリバーサルまで

馬連:◎ー○▲(2点)

馬単:○▲→◎(2点)

ここは◎サクラアリュールが勝ち切るも、2列目で狙った穴馬ミラクルブラッド、メスキータが不発に。蓋を開けてみれば、完全な前残り決着になってしまいました…東京ダート2100mは割と相性のいいイメージがあるのですが、今回はダメでした。

≪東京10レース バレンタインステークス 勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑯ブルベアイリーデ(2番人気5着)
○⑭ロードグラディオ
▲⑧ショーム<次走注目>(4番人気1着
△⑮ベストマッチョ(10番人気3着
△⑫ドリュウ
△⑦ノーブルサターン
×⑤イーグルバローズ(9番人気2着
×⑥サヴィ
×①クリノケンリュウ
×③ラプタス

本命はブルベアイリーデ。前走根岸ステークスは相手関係を考えれば、よく健闘しているといえるだろう。今回は相手弱化のオープン特別。これまでダートの重以上は【2.2.0.0】なので(青梅特別、銀嶺ステークスともに道悪だった)、日曜日の雨予報は本馬にとってプラスに捉えていい。3走前の勝ち上がりと同じルメール騎手が騎乗できるのも心強い。

相手はまずロードグラディオ。リボン賞勝ち後、やや壁にぶつかっていたが、距離短縮で挑んだ前走銀蹄ステークスが好内容。時計はまだまだ詰まりそうで、昇級初戦でも低レベルなオープン特別なら能力的にヒケを取らないだろう。

ショームは近2走が物足りないものの、前走ギャラクシーステークスは序盤に脚を使ったことで伸びを欠いたと見ていいか。今回は親父の横山典弘騎手に乗り替わり。後方ポツンになる可能性はあるものの、本馬の良さを最大限に生かす騎乗をしてきそうで、上手くハマれば、突き抜けても驚けないだろう。

馬券は3連複で1列目にブルベアイリーデ、2列目にロードグラディオ、ショーム、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。本線はサヴィまで。あとは馬連を押さえる。

【参考買い目】

3連複:◎ー○▲ー○▲△△△××××(15点)…本線はサヴィまで

馬連:◎ー○▲(2点)

ここは直線半ばで◎ブルベアイリーデがまだ抜群の手応えで、前に△ベストマッチョが粘り、外から▲ショームが来ていたので、当たったかと思いましたが、肝心の◎ブルベアイリーデが追い出されてから反応がひと息。次走注目馬のショームから入ることも考えただけに残念な結果でした。

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