(@h_r_p_studio さんの写真。)
新潟記念2019の予想考察です。
新潟記念2019の出走予定馬は、レイエンダ、ユーキャンスマイル、サトノキングダム、フランツ、カヴァル、カデナなど。新潟競馬場芝2000mで行われるハンデ・G3戦です。
先週の話題といえば、ワールドオールスタージョッキーズでしょう。
馬券的にも全レース参加したので、レースを見終えた感想を少し書くと、
川田騎手…地の利があるとはいえさすがの一言。特に第2戦のゴールドフラッグ(8番人気3着)、第4戦のプレシャスブルー(6番人気1着)は馬自身、距離不足だったはずで、騎手の腕で持ってきた感じでしょう。個人的には勝負した◎ヴォカツィオーネ(5番人気5着)で来て欲しかったですが、騎乗自体に不満はありません。というか川田騎手でダメなら仕方ないと思える面がありますね。
吉村騎手…シリーズ4戦中2戦でハナを主張。結果は伴いませんでしたが、一発を狙う姿勢は馬券を買っていたファンを楽しませてくれたと思いますし、本人も悔いなく騎乗されたんじゃないでしょうか。個人的にはシリーズ2戦目の◎オブリゲーション(13番人気6着)は園田の吉村騎手らしさ全開でしたし、一瞬、夢を見させてもらいました。
ミシェル騎手…女性騎手の中ではひときわ存在感がありましたね。結果が出たのはもちろんですが、札幌のコースについてかなり研究している印象を受けました。フランスではこの手の小回りコースは珍しいと思うのですが、上手くフィットしていました。
的場騎手…モチベーションの高さは伝わってきましたが、いろいろと空回りしていましたね(苦笑)
三浦騎手…出場していたのでしょうか。
キーンランドカップの結果しかり、本格的に川田・ルメールの二強時代に突入したなと改めて感じさせられるシリーズでした。
個人的な馬券の方は日曜日の前半に小倉6レースの◎トウケイココノエ(7番人気1着)→○ラハイナヌーン(1番人気1着)→×ブラボーフェスタ(13番人気3着)ほか固め打ち出来たものの、後半にもうひと押しが欲しかった。
重賞はどちらも勝負度低めだったので、ハズれたこと自体にダメージはなかったのですが、朱鷺ステークスの◎ツーエムマイスター(9番人気3着)から相手の選択ミスをしてしまったのが痛かった。複勝は770円、△1ストーミーシーとのワイドでも4120円もついたので、あそこを決めていれば、文句なしだったのですが、詰めが甘かったです。
今週が夏競馬最終週。ぜひいい形で終えて秋競馬に繋げていきたいと思います!
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新潟記念2019の予想のポイント
1.中~外伸びゆえに前残りに警戒すべき!?
先週の新潟芝は馬場の中~外を通っての差しがよく届く状態でしたが、メインの新潟2歳ステークスは馬場の内を通って伏兵の逃げ、先行勢が粘り込む形に。
◆新潟2歳ステークスの直線入り口
勝ち馬ウーマンズハートは中団から馬場の中ほどを通っての差し切りでしたが、これは馬の能力が抜けていたから出来た芸当。掲示板に入った5頭のうち4頭は4コーナー4番手以内、内をロスなく立ち回った伏兵が3頭も掲示板内に残り、レースの結果は傾向とは真逆でした。
これは競馬ではよく起こることで、「傾向がハッキリする→騎手の意識もそちらに偏る→結果的に傾向とは真逆の決まり手になる」パターンといっていいでしょう。
先週の小倉芝もまさにそうで、個人的に午前中に外枠の差し馬狙いでコウエイバクシン、トウケイココノエで美味しい思いをしたものの、後半のレースになると逆に前が残ってハズれる形に。思い切って外に振ったことは正解でしたが、それが1日中続くほど甘くありませんでした。
新潟記念は開催最終週の最終日の最後に行われる外回りのレース。馬場自体は先週に続いて間違いなく中~外伸びでも、騎手の意識もそちらに偏るため、だからこそ内をロスなく立ち回れる逃げ、先行勢の激走に注意した方がいいといえそうです。
新潟記念2019の予想オッズ
予想オッズも書いていきます。
人気 | 馬名 | 単勝オッズ |
---|---|---|
1 | レイエンダ | 2.7 |
2 | ユーキャンスマイル | 4.9 |
3 | サトノキングダム | 5.9 |
4 | カデナ | 6.3 |
5 | フランツ | 6.9 |
6 | カヴァル | 8.2 |
7 | センテリュオ | 10.4 |
8 | ダイワキャグニー | 11.0 |
9 | ジナンボー | 12.4 |
10 | サトノワルキューレ | 16.1 |
1番人気はレイエンダでしょう。前走エプソムカップで待望の重賞初制覇。レースの中身としては?でしたが、引き続きルメール騎手騎乗、ブランド力からも1番人気に推されるはず。単勝は2倍台後半と予想します。
2番人気はユーキャンスマイル。今年のダイヤモンドステークスで重賞初制覇を成し遂げ、天皇賞(春)では5着と善戦。今回は天皇賞(春)以来の実戦になりますが、近走では安定した成績を残していますし、上位人気に推されるでしょう。単勝は4倍台後半と予想します。
3番人気はサトノキングダム。長らく1勝クラスで足踏みが続いていましたが、ここに来てトントン拍子でオープン入り。重賞初挑戦でも戦績の良さ、ブランド力で人気の一角を担うでしょう。単勝は6倍台後半と見ています。
以下、カデナ、フランツ、カヴァル、センテリュオ、ダイワキャグニー、ジナンボー、サトノワルキューと続きそうです。
新潟記念2019のイチオシ馬は…
今年の新潟記念は逃げ、先行勢が手薄なので、前述の通り「前々で立ち回った伏兵勢が粘り込む」パターンも考えられますが、ブラックスピネルは2走前の鳴尾記念が上手く行き過ぎた感があり、積極的に買いたいかと言われれば、少し違うような気も。
出走予定馬の中に人気を集めそうな昇級組が何頭かいるので、その馬たちの取捨がカギを握るんじゃないでしょうか。現時点で本命候補として考えているのは、
カヴァル
です。
今年に入って負けなしの3連勝。完全に本格化しましたね。前走マレーシアカップは差しが全く利かない馬場での差し切り勝ち。今の新潟芝の馬場は合うでしょうし、「昇級即通用レベル」とメモしていたので、ここは素直に本馬から入るつもりです。
以上、新潟記念2019の予想考察でした。