関東オークス2019（川崎）の予想です。
関東オークス2019の出走馬は、ＪＲＡからエリーバラード、ローザノワール、マドラスチェック、ラインカリーナが出走。地方勢は、トーセンガーネット（浦和）、アークヴィグラス（大井）、リトミックグルーヴ（川崎）らが迎え撃ちます。川崎競馬場2100mで行われるJpnII戦です。このレースは勝負度Ｃ（自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆）を予定しています。
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先週の地方重賞は、
●東京ダービー
１着▲ヒカリオーソ（３番人気）
２着◎ミューチャリー（１番人気）
３着○ウィンターフェル（２番人気）
●北海道スプリントカップ
１着▲ヤマニンアンプリメ（１番人気）
２着メイショウアイアン（８番人気）
３着○ノボバカラ（４番人気）
５着◎シュウジ（２番人気）
で東京ダービーが印上位３頭で当たり。ヒカリオーソのアタマ固定も買えたのがまずまずの回収に繋がりました。
今週は３歳牝馬クラシック最終戦の関東オークス。トーセンガーネットの三冠なるか注目ですね。
直前の変更などもあれば、ＬＩＮＥでお知らせいたします。
関東オークス2019の予想と見解です
南関東の３歳牝馬クラシック最終戦の関東オークス。
12年にアスカリーブル（船橋）が勝利して以降、ＪＲＡ勢が６連勝中だが、地方勢にも大いに出番のあるレースで、昨年は１着ハービンマオ（ＪＲＡ）→２着ゴールドパテック（川崎）→３着クレイジーアクセル（大井）で決着。過去５年の３着以内馬15頭の内訳を見ても、ＪＲＡ勢９頭、地方勢６頭なので、地方勢もよく健闘しているレースと言えるだろう。
今年は桜花賞→東京プリンセス賞と二冠を達成したトーセンガーネットがＪＲＡ勢のマドラスチェック、ローザノワール、ラインカリーナらを迎え撃つ構図。果たして今年もＪＲＡ勢が勝利するのか、それともトーセンガーネットが06年チャームアスリープ以来、史上二頭目の三冠馬に輝くのか。早速、予想にいきましょう。本命は…
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トーセンガーネットに三冠のチャンスありと見た
昨年の兵庫ジュニアグランプリではＪＲＡ勢に後塵を拝したが、今年に入ってから明らかに本格化。今年初戦のニューイヤーカップではのちのダービー馬ヒカリオーソを下し、続くユングフラウ賞こそ２着に敗れたものの、その後は桜花賞→東京プリンセス賞と横綱相撲で二冠を達成。桜花賞では歴代二番目に速い勝ち時計を計測（歴代三番目に速い時計を計測したチャームアスリープが唯一の三冠馬）。東京プリンセス賞は時計こそ威張れないが、終始外目３番手を進み、アークヴィグラスの勝ちパターンの中、差し切ったのだから字面以上に評価していいだろう。テンよし、中よし、終いよしの自在型。ＪＲＡ勢はすべて先行タイプなので、それらの馬を前に見ながら運べる利点もありそうだ。１番人気をマドラスチェックに譲るなら勝ち切りまで期待したい。
相手はＪＲＡ勢ならラインカリーナが面白い
前走伏竜ステークスは１着デアフルーグ（今週のユニコーンステークスで１、２番人気濃厚）、２着マスターフェンサー（ケンタッキーダービー６着→ベルモントステークス５着）ではさすがに相手が悪過ぎた。４着ブラックウォーリア以下には４馬身差をつけており、牡馬の２勝馬がそろう中、あそこまで走れたのは大きな収穫だろう。ガルヴィハーラ、メイクハッピー、ケイアイターコイズ、デアフルーグなど、牡馬の一級線相手に揉まれてきた経験は大きな武器。人気はマドラスチェック、ローザノワールに譲ることになりそうだが、能力的にはその２頭にもそん色ないと見た。稍重以上【2.0.0.0】なので道悪も歓迎だろう。
３番手はピンかパーかのイメージでローザノワール
前走500万下が逃げてタイムランクＡをマークする破格のパフォーマンス。勝ち時計１分51秒４は、同日の古馬1000万下・與杼特別（１秒51秒７）よりも速く、前週に行われた鳳雛ステークス（１分53秒１）をはるかに凌ぐ数字。前走で突如にパフォーマンスを大きく上げたのでどこまで信用していいか微妙だが、逃げれば相当強い馬なのかもしれない。ここは同型がそろっており、決して楽な展開は見込めないものの、行き切ることさえ出来れば、そのまま押し切りがあってもいいだろう。
マドラスチェックはダートに替わって500万下→鳳雛ステークスと２連勝。キャリアが浅い分、まだ上積みも見込めそうだが、グリグリの１番人気になるほど能力が抜けているとはとても思えない。単純に前走の走破時計でもローザノワール＞マドラスチェックで、ブランドでやや人気先行している感がある。
アークヴィグラスは距離が伸びてパフォーマンスを上げるとは思えないが、森騎手の腕と１枠１番のアドバンテージを生かせば、上位進出のチャンスが巡ってくるか。森騎手はこのレースで勝ち星こそないものの、16年７番人気２着ミスミランダ―、17年６番人気３着ステップオブダンスと伏兵に騎乗して馬券圏内に持ってきている。
ゼットパッションは前走東京プリンセス賞の走りが案外も、桃花賞１着、桜花賞２着の走りは本物で、前走の敗戦で人気が落ちるなら押さえておきたい。今回は山崎騎手もさすがに勝ちに行かないだろう。
最後にリトミックグルーヴ。東京プリンセス賞は１、２着馬に完敗と言える内容も、キャリアが浅いことを考えれば、まだ上積みがありそう。アークヴィグラスよりは距離の融通が利きそうで、インベタで回ってこれれば、再び３着くらいならチャンスはあるか。
関東オークス2019の印
◎⑥トーセンガーネット
〇⑭ラインカリーナ
▲⑨ローザノワール
△⑬マドラスチェック
△①アークヴィグラス
△④ゼットパッション
×③リトミックグルーヴ
関東オークス2019の予想ファイル
関東オークス2019の買い目
まず３番手以下の印を少しだけ変更。
◎⑥トーセンガーネット
〇⑭ラインカリーナ
▲①アークヴィグラス
△③リトミックグルーヴ
△④ゼットパッション
△⑨ローザノワール
×⑬マドラスチェック
今の川崎の馬場は内をロスなく立ち回れた方が有利で、内枠の地方勢（アークヴィグラス、リトミックグルーヴ、ゼットパッション）がどれか１頭は馬券に絡みそうな予感。ラインカリーナの評価を下げるかも迷いましたが、道悪適性は高いはずで、外目２番手なら問題なしと見てそのままの評価でいきます。コーナー６回のコースですし、立ち回りが明暗を分けそう。例年、ひと波乱あるレースですし、３着以内は「地方勢２頭、ＪＲＡ勢１頭」の決着に期待したいですね。
【本線】
３連複：◎ー○▲△△（リトミックグルーヴ、ゼットパッション）－○▲△△△×（14点）
３連複で１列目にトーセンガーネット、２列目にラインカリーナ、アークヴィグラス、リトミックグルーヴ、ゼットパッション、３列目に印を打った馬へ。本線は２列目がラインカリーナ、アークヴィグラスです。
【ボーナス】
３連単：◎→○⇔▲△△（リトミックグルーヴ、ゼットパッション）（６点）
少点数のボーナスは難しいですが、トーセンガーネットが勝ち、ラインカリーナが２、３着に入り、相手にアークヴィグラス、リトミックグルーヴ、ゼットパッションが入る組み合わせは買っておきたいですね。
以上、関東オークス2019の予想でした。
