さきたま杯2019(浦和)の予想です。
さきたま杯2019の出走馬は、JRAからモーニン、サクセスエナジー、サンライズノヴァ、ウインムートが出走。地方勢は、キタサンミカヅキ、コウエイエンブレム(以上、船橋)、ブルドッグボス(浦和)、コスタアレグレ(高知)らが出走を予定しています。浦和競馬場1400mで行われるJpnII戦です。このレースは勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆)を予定しています。
※メルマガ読者の方は「先週の重賞回顧」にパスワードが掲載されています。
先週の地方重賞は、
●大井記念
1着△モジアナフレイバー(4番人気)
2着○タービランス(2番人気)
3着△センチュリオン(1番人気)
5着◎ヤマノファイト(7番人気)
でハズレ。
モジアナフレイバーの強さにただただ圧倒されました。◎ヤマノファイトは後方追走でさすがにあの位置では厳し過ぎましたね。最後、よく伸びていただけにもったいないレースでした。
5月最後の地方重賞は・さきたま杯。スカッと当てていい形で6月に繋げたいものです。
さきたま杯2019の予想と見解です
さきたま杯は地方ダートグレードの中でも地方馬の台頭が目立つレース。
過去5年のさきたま杯では、
18年2着キタサンミカヅキ
18年3着アンサンブルライフ
16年1着ソルテ
15年3着リアライズリンクス
14年2着トキノエクセレント
らが3着以内に好走。
近年はJRA→南関東の移籍が活発になり、JRA/地方と明確に線引きすることにあまり意味はなくなっているが、トキノエクセレント、アンサンブルライフでも好走できてしまうのがこのさきたま杯の特徴を表しているといえる。
さきたま杯の舞台は癖の強い浦和1400m。能力差よりもコース適性の差が結果を左右することが多く、地の利のアドバンテージはファンが思っている以上に大きいのだろう。今年はキタサンミカヅキvsJRA勢という図式だが、果たしてどんな結末になるのだろうか。それでは予想にいきましょう。本命は…
noteよりユーザー名、パスワードをご購入して頂ければ、閲覧できます(新規の方はnoteへの登録が必要です)。
※レースが終わったので無料公開しています。
キタサンミカヅキに好走の条件がそろった
まず見て頂きたいのは、昨年のさきたま杯の結果。
◆2018年のさきたま杯の結果
昨年は1枠1番から後方追走し、4コーナーでマクり気味に進出して2着に好走。今年も昨年に続いて1枠1番を引き、すぐ外にサクセスエナジーがいるという枠順の並び(サクセスエナジーは昨年が2枠2番で、今年は3枠3番)。能力上位のサクセスエナジーの真後ろをピッタリと通っていけば、あとは直線でそのサクセスエナジーを交わすだけになりそうで、レース運びのしやすさを考えても、ここは確実に上位争いに加わってくるだろう。そもそも鞍上の森騎手はインベタからのちょい差しが十八番。騎手キャラを考えても、ここは確実に仕事をしてくれそうだ。
相手はサクセスエナジーが今年も有力か
昨年のさきたま杯では内で揉まれた上、4コーナーでキタサンミカヅキに交わされる苦しい展開だったが、直線に入るとそのキタサンミカヅキを差し返して優勝。振り返れば、コーナー4回のダート1400mでは【3.1.0.0】と連対率100%を維持しており、この条件が最も合っているのだろう。同型・ウインムートとの兼ね合いはカギになるものの、昨年の兵庫ゴールドトロフィーではサクセスエナジーが1番ゲート、ウインムートが6番ゲートで、本馬がハナを主張できているので、この枠の並びなら再び本馬が主導権を奪えると判断したい。
3番手は期待あり不安ありのサンライズノヴァ
一連の実績からこのメンバーに入れば能力上位は明らか。キタサンミカヅキやサクセスエナジーよりも1キロ軽い斤量56キロで出走できるのは大きなアドバンテージだろう。それでも近走でややズブさを見せていること、出遅れ癖あり、エンジンのかかりが遅いなど、浦和1400mに対応するハードルは高い。戸崎騎手の乗り方がカギになってくるか。
ウインムートは被されずに運べる外枠を引けたのは魅力も、昨年の同舞台で行われたオーバルスプリントで1番人気8着と人気を大きく裏切っているのが気になるところ。昨年の兵庫ゴールドトロフィーではサクセスエナジーを差し切っており、能力的にヒケを取ることはないが、ムラ駆け傾向が強く、サクセスエナジーほど信頼を置けない。
モーニンはとにかく揉まれ弱いなので、向上面から外に持ち出せるかがすべて。その意味で2枠2番を引いてしまったのは痛いが、このメンバーなら隊列がバラける可能性が高く、どこかで外に持ち出すチャンスは巡ってくるかもしれない。17年さきたま杯で2着に好走しており、コース適性自体は問題ない。
最後に地元のアンサンブルライフまで。さきたま杯は3年連続の出走で、過去2回が17年4着、18年3着と健闘。昨年のオーバルスプリントでも4着に入っており、浦和1400mならダートグレードでもJRA勢と差のない走りを見せている。今年のさきたま杯はJRA勢がやや骨っぽいものの、溜めるだけ溜めて終い勝負に徹すれば、流れひとつでチャンスは出てくるだろう。
さきたま杯2019の印
◎①キタサンミカヅキ
○③サクセスエナジー
▲⑤サンライズノヴァ
△⑨ウインムート
△②モーニン
△⑧アンサンブルライフ
さきたま杯2019の予想ファイル
さきたま杯2019の買い目
まず印を以下の通りに変更します。
◎①キタサンミカヅキ
○②モーニン
▲③サクセスエナジー
△⑤サンライズノヴァ
△⑨ウインムート
△⑧アンサンブルライフ
本命はキタサンミカヅキで変わりませんが、対抗にはサクセスエナジーではなく、モーニンを抜擢します。これまで振り返ると、1400mでは【4.1.0.1】(馬券圏外は今年の根岸ステークス4着のみ)と大崩れなく走っていますし、このメンバーならこの枠でも上手く外に持ち出せる可能性が高く、力を発揮できると見ます。サクセスエナジーは行き切れば堅実に走れそうですが、1番人気の逃げ馬というのはやはり怖いなと。ウインムートも今回は行ければ行きたいようなコメントも出しているので。
【本線】
3連複:◎ー○ー▲△△△(4点)
3連複でキタサンミカヅキ、モーニンから印を打った馬へ(ワイド1点でもOK)。本線はウインムートまでです。
【ボーナス】
3連単:◎○→◎○→▲△△△(8点)
3連単を少点数で買うとすれば、キタサンミカヅキ、モーニンのワンツーで決まり、3着に印を打った馬が入る組み合わせです。
以上、さきたま杯2019の予想でした。