(@h_r_p_studio さんの写真。)
根岸ステークス2019の予想考察です。
根岸ステークス2019の出走予定馬は、サンライズノヴァ、コパノキッキング、マテラスカイ、ケイアイノーテック、ユラノト、クインズサターンなど。東京競馬場ダート1400mで行われるG3戦。フェブラリーステークスの前哨戦です。
早いもので1回中山、京都開催が終了しました。
先週は土曜日がサッパリでしたが、日曜日にリベンジに成功。土曜日の結果がいい意味で惜しくなかったので(惜しいハズレは“当たりを逃した”ともいえるため、惜しくないハズレの方が次に期待できるという意味で)、日曜日はいい結果が出るだろうと思っていたので良かったです。
ただ全体的には1回中山、京都開催は総じて本命馬が好走→相手を完璧に拾えず爆発できず…というレースが多かったですね。先週の大須特別もいい例です。
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≪中京12レース 大須特別 勝負度C(自信度★★★★☆ 妙味度★★☆☆☆)≫
◎②ヒロシゲゴールド<堅軸>(1番人気1着)
○⑮スズカグラーテ
▲⑥ハニージェイド(3番人気2着)
△⑨タマモコーラス
△④ブロンズテーラー
△⑪アッティーヴォ
ここは覚醒したヒロシゲゴールドが連勝を決める。前走500万下では◎メイショウジーク○ヒロシゲゴールドの行った行ったを狙い、直線入り口ではほぼ的中を確信したものの、直線に入るとヒロシゲゴールドとメイショウジークの差は広がるばかり。走破時計は1分10秒6。昨年のJBCスプリントの勝ち時計1分10秒4ともそん色がなく、今年に入ってからの京都ダート1200mでは最も早い時計。ひと叩きされて馬が一変したのだろう(ブリンカー着用と逃げる競馬が合っていた可能性もある)。
◆今年の京都ダート1200mで行われたレース
今回は1枠2番の絶好枠を引き当て再び行き切れる可能性大。自分の形に持ち込めば、後続はついてこれないはずだ。
相手は詰めの甘さはあるものの、大崩れなく走っているスズカグラーテ、ヒロシゲゴールドが飛ばす展開は向きそうなハニージェイドが有力。
馬券は3連複で1列目にヒロシゲゴールド、2列目にスズカグラーテ、ハニージェイド、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。あとは馬連を押さえる。
【参考買い目】
3連複:◎ー○▲ー○▲△△△(7点)
馬連:◎ー○▲(2点)
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◎ヒロシゲゴールド→▲ハニージェイドで決着するも3着シゲルゴホウサイを拾えず。3連複230倍、3連単712倍の高配当でしたし、こういうのをビシッと仕留めたかったですね。
次開催はヒモの選定(特に人気薄の馬)にもっと注意を払っていくのが課題。競馬は外れることが多いゆえ、「取れるレースをしっかりと当てられるか」が勝負の分かれ目ですからね。先週の大須特別も3連複、3連単でガツンと取れていれば、結果は大きく違っていたでしょう。また今週から始まる開催にご期待ください。
余談ですが、先週はWIN5がかなり惜しかったです…
本命馬が4連勝し、重ね買いがドカンとハマる直前までいきました。WIN5はたまに買う程度ですが、1、2個絞れるレースがあると非常に買いやすいので、また似たような条件の時に購入したいと思います。
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根岸ステークス2019の予想のポイント
その1.決め手が問われるレース
根岸ステークスといえば、とにかく決め手が要求されるレース。
過去5年の根岸ステークス3着以内馬と上り別成績を見て頂ければ、一目瞭然でしょう(以下参照)。
◆過去5年の根岸ステークス3着以内馬(14~18年)
◆過去5年の根岸ステークスの上り別成績(14~18年)
昨年は
1着ノンコノユメ(上り1位)
2着サンライズノヴァ(上り3位)
3着カフジテイク(上り2位)
と上り1~3位をマークした馬がそのまま1~3着に入りました。
昨年は極端な例だとしても毎年、速い上りをマークした馬が上位を占めており、前より後ろのイメージで臨んだ方がいいレースといえるでしょう。
非根幹距離の1400mは芝でもそうですが、適性が出やすいので距離適性も重要になりますね。
その2.層が厚い現4歳世代
先週の東海ステークスでは、新興勢力のインティが好時計で逃げ切り勝ち。インティの強さに驚愕させられた一方、2、3着に入ったのは4歳馬で、改めて4歳勢の層の厚さを再確認させられたレースでもありました。
以下にまとめたのは、古馬ダート重賞における現4歳世代の成績ですが、4歳世代は出走すれば、馬券に絡むという結果が続いています。
◆古馬ダート重賞における現4歳世代の成績
通算【3.2.1.3】(勝率30.0%、連対率50.0%、複勝率60.0%、単回収率103%、複回収率91%)ですからとても優秀ですね。
毎回馬券に絡んでいるどころか、毎回2着以内に好走しています。
地方ダートグレードでも同様の傾向が続いており、象徴的なのは昨年の東京大賞典。古馬大将格のゴールドドリームを破って勝利したオメガパフュームは現4歳世代のナンバー2的存在。それでもゴールドドリームを破ってしまうのですからこの世代は本当に層が厚いのでしょう。
今年の根岸ステークスに出走予定の現4歳世代は、
クロスケ
ケイアイノーテック
コパノキッキング
の3頭。
この中から1頭は連対馬が出てくるかもしれませんね。
根岸ステークス2019の予想オッズ
予想オッズも書いていきます。
人気 | 馬名 | 単勝オッズ |
---|---|---|
1 | サンライズノヴァ | 2.7 |
2 | コパノキッキング | 3.7 |
3 | マテラスカイ | 4.0 |
4 | ケイアイノーテック | 8.5 |
5 | ユラノト | 9.0 |
6 | モーニン | 9.7 |
7 | クインズサターン | 14.2 |
8 | キタサンミカヅキ | 17.0 |
9 | サトノファンタシー | 20.3 |
10 | ワンダーリーデル | 27.6 |
1番人気はサンライズノヴァ。東京コースに実績抜群ですし、特にダート1400mは【2.2.0.0】と連対率100%。チャンピオンズカップもよく頑張ったほうですし、ここは普通に売れるでしょうね。単勝は2倍台後半くらいでしょうか。複系の方はより被りそうです。
2番人気はコパノキッキング。3連勝で前走カペラステークスを勝利。差す競馬を覚えてから競馬に幅が広がりましたし、今なら距離もこなせそなイメージがありますね。現4歳世代が強いのも周知の事実ですし、コース替わり関係なく売れるでしょう。単勝は3倍台後半と予想します。
3番人気はマテラスカイ。前走兵庫ゴールドトロフィーでは5着に敗れましたが、初のコーナー4回のコースでしたし、それほど割り引かれることはないはず。今回、鞍上は武豊騎手に戻りますし、ここでも人気を集めるでしょう。先週のインティ&武豊騎手の鮮やかな逃げ切りのイメージを重ねる人も多そうです。単勝は4倍前後と予想します。
以下、ケイアイノーテック、モーニン、ユラノト、クインズサターン、キタサンミカヅキ、サトノファンタシー、ワンダーリーデルと続きそうです。
根岸ステークス2019のイチオシ馬は…
上位はやや抜けた人気になりそうですが、
コパノキッキング⇒積極策がウリのマーフィー騎手とのコンビ?
マテラスカイ⇒レース傾向と真逆の脚質
ケイアイノーテック⇒初ダート
と不安要素があり、ひと波乱あっても不思議ではなさそう。サンライズノヴァはまあ普通に来るよねってレベルなので、ほかに買いたい馬を挙げておくと、
モーニン
です。
一時期、淡白な走りが続いていましたが、位置取りショックが馬に活力を与えたのか、コーラルステークス、コリアカップ、JBCスプリントと怒涛の追い込みを披露。特に前走JBCスプリントは反則気味の内有利馬場で、実際に6→5→4番ゲートで決着する中、14番ゲートから大外ぶん回しで4着。めちゃくちゃ強い競馬でした。ダート1400mは【4.1.0.0】と一度しか負けていない条件。フェブラリーステークスでは距離が伸びて伸び負けしそうですし、買うなら今回でしょう。サンライズノヴァは決して抜けた存在ではないので、こちらがアタマで来ても驚けないですね。
以上、根岸ステークス2019の予想考察でした。