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桜花賞2018（浦和）の予想です。
桜花賞2018の出走馬は、プロミストリープ、エターナルモール、ストロングハート、グラヴィオーラら11頭が出走。浦和競馬場1600mで行われるSI戦。このレースは勝負度Ｄ（自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆）を予定しています。
一足先に南関東の牝馬クラシック路線が開幕。牡馬は羽田盃→東京ダービー→ジャパンダートダービーと進み、牝馬は桜花賞→東京プリンセス賞→関東オークスと進みます。果たして牝馬クラシック第一冠を制するのはどの馬でしょうか。
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桜花賞（浦和）2018の予想と見解です
今年の桜花賞のポイントはとにかく
ＪＲＡからの転入馬プロミストリープを信頼できるかどうか
にすべてがかかっているか。
昨今の南関東クラシックはＪＲＡからの転入がややトレンド化しており、２年前の東京ダービーではＪＲＡの500万下勝ち直後のバルダッサーレが７馬身差の圧勝劇。昨年の羽田盃ではやはりＪＲＡ500万下勝ちの経験があったキャプテンキングがヒガシウィルウィンを下して勝利を収めた。バルダッサーレやキャプテンキングの活躍を見ていると、
ＪＲＡ３歳500万下勝ち＝南関東クラシック勝ち負け
の公式が成り立つといっていいだろう。
プロミストリープは新馬→３歳500万下と２連勝中。バルダッサーレ、キャプテンキングの流れをくむと、ここは勝ち負け濃厚と見るのが正解か。
ただ桜花賞の舞台は南関東で最もトリッキーな浦和1600m。同コースは能力差よりもコース適性の差が結果に反映されやすく、どんなに能力で抜けていてもコース適性がなければ、あっさりと敗れることがある。果たしてプロミストリープは浦和コースに対応できるのか。新馬、３歳500万下の走りからその答えはうっすらと見えてくる。それでは予想にいきましょう。本命は…
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アンジュキッスの逃走劇に期待したい
南関東に転入後、目下３連勝。そのうち２勝がこの浦和コース。内からスルスルと進出した３走前。逃げて直線で一度、後退しながら再び盛り返した前走若盛特別。小柄ゆえに手先が軽く、スッと反応できるレースセンスが最大の武器。この浦和コースでこそのタイプだろう。
前走若盛特別の勝ち時計は１分30秒５。翌日同条件のユングフラウ賞の勝ち時計が１分28秒８。単純な時計比較では分が悪いものの、若盛特別は序盤のペースが明らかに遅く、全体の走破時計が遅くなってしまったのは仕方ない。ペースが上がって対応できるかは未知数も、浦和1600mで絶対的に有利な内枠をゲット。このメンバーならスタートさえ決まれば（ゲートの中で少し落ち着きがないのでスタートがやや不安）、主導権を奪える可能性が高く、人気がないなら狙う価値はあるはずだ。
相手は堅実な走りを続けているグラヴィオーラ
昨年の東京２歳優駿牝馬は９番人気の低評価だったが、１頭だけ抜け出して完勝といえる走り。前走ユングフラウ賞は勝ち馬エターナルモールと斤量２キロ差があったことを考えると、実質的に勝ちに等しく、ユングフラウ賞組では最も評価していいだろう。差し馬ながらコーナーでの動きが非常にスムーズなので、トリッキーな浦和1600mでも不発に終わる可能性は少ないと見た。
３番手は能力断然のプロミストリープ
すでに述べた通り、バルダッサーレやキャプテンキングの活躍見ると、本馬もここはあっさりがあってもいい。不安な点はスタートが非常に遅いこと。新馬、２戦目の３歳500万下ともにスタートで出遅れており、今回も出遅れると見たほうがいいか。１枠１番から出遅れれば、中団の内に包まれるはずで、コーナー～直線で捌けずに敗れる可能性はありそう。２戦２勝、１枠１番と人気を集める要素がそろっており、断然人気になるなら少しだけ疑ってみたい。
シングンレガシイは東京２歳優駿牝馬の内容からユングフラウ賞上位勢と差はない。その東京２歳優駿牝馬はグラヴィオーラが動いたところで息を入れてしまい、持ち前のしぶとさが生きなかった感じ。今回の鞍上は赤岡騎手。コース形態を考えても強気に騎乗してくるはずで、グラヴィオーラより前で早めに動ければ、着順が入れ替わっても不思議ではないか。
ゴールドパテックは前走ユングフラウ賞はやや距離不足だったか。東京２歳優駿牝馬は直線で伸びづらい内目を通りながら勝ち馬グラヴィオーラから0.3秒差の３着。能力自体はグラヴィオーラと差はない。
エターナルモールは前走ユングフラウ賞がハイペースで飛ばしながら押し切る強い内容。浦和へのコース適性も高く、有力なのは間違いないが、外目の枠を引いてしまったのがネック。距離延長自体もプラスにはならないか。
ストロングハートは成長力にいまひとつ欠けるのが心配。全姉アップトゥユーは完全な早熟だったので、この馬も同じ道を辿るかもしれない。ユングフラウ賞はエターナルモールについていきながら失速したのが完敗といえる内容。大幅な上積みがない限り、上位争いは難しいか。
最後にハタノサンドリヨンは人気がないなら押さえておきたい。前走ユングフラウ賞では見せ場を作れなかったが、２走前のローレル賞ではゴールドパテックと差のない競馬。前が勝手に潰れる展開になれば、漁夫の利的に馬券圏内に加わってきてもいい。
桜花賞（浦和）2018の印
◎②アンジュキッス
○⑦グラヴィオーラ
▲①プロミストリープ
△⑤シングンレガシイ
△⑥ゴールドパテック
△⑧エターナルモール
×④ストロングハート
×⑨ハタノサンドリヨン
桜花賞（浦和）2018の予想ファイル
桜花賞（浦和）2018の買い目
今開催の浦和は結構チェックしているのですが、とにかく前が止まらない傾向。今日も１～３レースでは逃げた馬がすべて３着以内に好走しています。アンジュキッスはスタートでごとごとするのが不安ですが、行き切れることは願いたいですね。逃げて潰れれば悔いなし。
【本線】
３連複：２ー１、５、７－１、４、５、６、７、８、９（15点）
３連複で１列目にアンジュキッス、２列目にプロミストリープ、シングンレガシイ、グラヴィオーラ、３列目に印を打った馬への組み合わせ。本線は２列目がプロミストリープ、グラヴィオーラ、３列目がストロングハートまで。３連単ボーナスは買いづらいので代わりに３連複の印上位で決まる組み合わせを重ねていきます。
以上、桜花賞（浦和）2018の予想でした。
