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中山記念2018の予想考察です。
中山記念2018の出走馬は、ペルシアンナイト、ヴィブロス、マルターズアポジー、アエロリットなど。中山競馬場芝1800mで行われるG2戦です。
今年最初のG1、フェブラリーステークスは◎テイエムジンソクがまさかの大敗。ここまで負けるか…と思いましたが、レース後にラップを見て納得。前後半の800m通過は45.8-50.2と4秒近くの差があったんですよね。ノンコノユメはレース映像を見ると、直線入り口ではほぼ最後方。それでも差し切っちゃうのですから、馬が強かったのもありますが、前に行った馬には最悪の展開になってしまいました。
しかし、前日に羽生君が金を取り、金タマ取ったノンコノユメとゴールド(金)ドリームで決まるとは…
勝負レースのほうはボチボチ当たり、徐々に流れが良くなってきた感じ。3月は毎年好調なことが多いので、ここからエンジンを上げていきましょう!
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中山記念2018の予想のポイント
その1.海外遠征の前哨戦としてレベルアップ
中山記念といえば、古くはアメリカンボス、バランスオブゲーム、ローエングリンなど、G2らしいG2馬が勝利することが多かったのですが、近年はG1級の馬が多数出走することにより、普通にG1馬が勝利するようになりました。
中山記念の性質が変わったのは、海外遠征が身近になったからでしょう。近年は日本からドバイミーティング、香港のクイーンエリザベス2世カップに遠征するのが当たり前になっており、そのステップレースとしてこの中山記念が選ばれている印象。直近3年の出走馬を見ても、
17年1着ネオリアリズム(クイーンエリザベス2世カップ1着)
17年5着ヴィブロス(ドバイデューティーフリー1着)
16年1着ドゥラメンテ(ドバイシーマクラシック2着)
16年3着リアルスティール(ドバイターフ1着)
16年6着ラストインパクト(ドバイシーマクラシック3着)
15年3着ステファノス(クイーンエリザベス2世カップ2着)
が次走でドバイか香港のクイーンエリザベス2世カップで3着以内に好走。今年は近年ほどレベルが高くない印象を受けますが、出走馬10頭のうち3頭はG1馬。ヴィブロスは次走ドバイデューティーフリーに出走予定です。
その2.中山芝1800mらしく立ち回り力が問われる
次に過去5年の中山記念の3着以内馬を見ていきましょう(以下参照)。
◆過去5年の中山記念3着以内馬(13~17年)
近年の中山記念の勝ち馬を見ると、ドゥラメンテ、ヌーヴォレコルト、ジャスタウェイなどG1級の馬がズラッと並んでいますが、昨年はアンビシャス、リアルスティールが差し届かずに敗戦。必ずしも人気馬が結果を残しているとは言えません。
カギを握るのはやはり中山芝1800mに対応できる立ち回り力。過去のレースを振り返ると、ペースが極端に上がることは少なく、最後は立ち回り力や加速力が問われる印象。昨年は極端過ぎる立ち回り勝負でしたが、ジャスタウェイ、ヌーヴォレコルトのイン突きなどを見ても、外を回すよりも内をロスなく立ち回ってシュッとした脚を使える馬に向いているレースといっていいでしょう。
中山記念2018の予想オッズ
予想オッズも書いていきます。
人気 | 馬名 | 単勝オッズ |
---|---|---|
1 | ペルシアンナイト | 2.6 |
2 | アエロリット | 4.7 |
3 | ヴィブロス | 4.8 |
4 | ウインブライト | 7.2 |
5 | マルターズアポジー | 8.0 |
6 | マイネルハニー | 8.6 |
7 | サクラアンプルール | 12.0 |
8 | ディサイファ | 45.1 |
9 | ショウナンバッハ | 80.8 |
10 | マイネルサージュ | 95.1 |
1番人気はペルシアンナイトでしょう。実績的にはそこまで抜けているわけではありませんが、前走G1勝利+M・デムーロ騎手騎乗で人気を集めるのは間違いないか。ただ玄人層からはやや嫌われそうなので、単勝は2倍台後半と見ています。
2番人気はアエロリット。前走秋華賞は1番人気に推されながら7着に敗れましたが、ペースが向かなかったのは明らかでそこまで人気を落とすことはないか。いかにも芝1800m向きのタイプですし、脚質的にも人気を集めることになりそう。単勝は4倍台後半と予想します。
3番人気はヴィブロス。実績的には本馬がナンバー1ですが、近走の取りこぼしと昨年の敗戦のイメージで人気は落ち着きそう。単勝はアエロリットとほぼ並び、4倍台後半と予想します。
以下、ウインブライト、マルターズアポジー、マイネルハニー、サクラアンプルール、ディサイファ、ショウナンバッハ、マイネルサージュと続くでしょうか。
中山記念2018のイチオシ馬は…
パッと見た瞬間は能力的にも脚質的にもマルターズアポジーが狙い目かなと思ったのですが、鞍上がヨシトミ先生なんですね…武士沢騎手でもヨシトミ先生でも大差ないと思いますが、それでもこの乗り変わりは嫌ですね。現時点での本命候補は、
サクラアンプルール
です。
昨年は展開に恵まれたといってもロゴタイプ、アンビシャス、ヴィブロス、ヌーヴォレコルト、リアルスティールの強豪を抑えての2着。勝ち馬ネオリアリズムは次走クイーンエリザベス2世カップを勝利しており、昨年のメンバーと比べれば、今年は遥かに戦いやすいメンバーでしょう。
その中山記念、その後に勝利した札幌記念は完全にフロックと見ていましたが、天皇賞(秋)が予想外の健闘。決して弱い馬ではなさそうです。前走有馬記念はスワーヴリチャードが内にもたれた影響をモロに受けて大ブレーキ。中山芝はその有馬記念を除けば【3.1.1.0】とパーフェクトな成績。ここは絶好の狙い目な気がします。
以上、中山記念2018の予想考察でした。