全日本2歳優駿2017(川崎)の予想です。
全日本2歳優駿2017の出走馬は、JRAからハヤブサマカオー、ダークリパルサー、ドンフォルティス、ルヴァンスレーヴ、ビッグスモーキーが出走。地方勢はソイカウボーイ(北海道)、リコーワルサー(大井)、ハセノパイロ(川崎)らが迎え撃ちます。川崎競馬場1600mで行われるJpnI戦。このレースは、勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)を予定しています。
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12月1週目のクイーン賞は、
1着○プリンシアコメータ(1番人気)
2着△アンジュデジール(2番人気)
3着▲ラインハート(4番人気)
4着◎タガノヴェローナ(5番人気)
でハズレ。JBCレディスクラシックで大変お世話になったラインハートに邪魔されてしまいましたね(苦笑)。ただガチガチの結果でしたし、妙味を取りに行っての結果なので後悔はありません。
今週は全日本2歳優駿&名古屋グランプリの二本立て!12月は楽しみな地方重賞が多いですが、まずは今週当てておきたいですね。
全日本2歳優駿2017の予想と見解です
今年の全日本2歳優駿のポイントは、ルヴァンスレーヴ、ドンフォルティスの存在だろう。2頭ともにスタートの出が悪く、前哨戦を早めに動いて勝利。今回、前にハヤブサマカオ―という目標がいる以上、再度自分から動いていくはずで(向上面からのロングスパートだろう)、かなりタフな競馬になりそう。
そもそも全日本2歳優駿は前傾ラップになりやすいレース。まさに2歳ダート王者を決めるのにふさわしい究極の消耗戦、ポテンシャル勝負になるのではないか。JRA勢、地方勢と目移りするようなメンバーだが、最後までバテずに伸びてこれるような馬を狙いたい。それでは予想にいきましょう。本命は…
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ルヴァンスレーヴの能力を信頼する
新馬、プラタナス賞とほぼ馬なりのまま圧勝。それも新馬ではもちの木賞勝ち馬ビッグスモーキー、プラタナス賞では北海道2歳優駿2着フィールシュパースを全く寄せ付けず、現2歳のダート馬では能力ナンバー1といっていい。
問題は出遅れ癖だが、仮に出遅れても自分から動けばいいだけ。6枠9番なら自分からも動きやすいだろう。向上面からロングスパートを打ち、3~4コーナーでハヤブサマカオ―を射程圏に入れ、直線入り口で抜け出す競馬に期待したい。
相手は大物感が漂うハセノパイロ
首を上手く使っての全身走法からは数字では表れない強さをヒシヒシと感じる馬。前走ハイセイコー記念は終始外々を回る競馬で完勝。着差自体はそこまでつかなかったが、レース内容を考えると、1頭だけ能力が違っていたといっていい。
レースぶりや能力だけではなく、血統的にも魅力を感じる馬。全日本2歳優駿はナスルーラ系種牡馬の子の活躍が目立っており、過去3年だと
16年2着シゲルコング(父シニスターミニスター)
15年2着レガーロ(父Bernardini)
14年1着ディアドムス(父ジャングルポケット)
14年2着タップザット(父Tapit)
14年3着タイセイラビッシュ(父カンパニー)
が3着以内に好走。父パイロはナスルーラ系。消耗戦になってもバテないのがこの系統の良さなので、レース傾向にも合っている。佐藤賢調教師いわく、トーシンブリザードやヒガシウィルウィンにもヒケを取らない馬とのこと。ここは潜在能力の高さを買ってみたい。
3番手はソイカウボーイをもう一度買いたい
兵庫ジュニアグランプリは3着に敗れたが、スタート後に思ったほど位置を取れず、向正面からは外々を回る競馬。4コーナーではやや外に膨れるロスもあり、力を出し切っての敗戦ではない。当時、ハヤブサマカオ―とは0.4秒差。消耗戦の中、内でじっとしていれば、ハヤブサマカオ―との逆転はあってもいい。
地方勢が続くが、リコーワルサーも怖い存在。鎌倉記念では門別2勝のマッドドッグ相手に勝利。それも向正面からのロングスパートで押し切っており、見た目通りの完勝だった。コーナーでスピードを落とさずに上がっていく走りはいかにも川崎向き。今回はスパートをなるべく我慢するはずで、ルヴァンスレーヴ、ドンフォルティスが早めに動いたところを漁夫の利的に突っ込んでくる可能性は十分にある。
JRA勢の2番手はドンフォルティス。ルヴァンスレーヴ同様にレースセンスはないものの、消耗戦の追い比べになれば、そのレースセンスのなさもそれほど気にする必要はないか。向上面からルヴァンスレーヴと一緒に動き、最後までバテずに伸びてくるのではないか。
どこまで強いか分からないが、ダークリパルサーは不気味な存在。前走オキザリス賞は直線で前が壁になるも外に進路を変更してからスッと加速して差し切り勝ち。センスの良さを感じさせる馬で、時計や相手関係だけでは強さを図れない面がある。父ハードスパンは12年1着サマリーズを輩出。このレースへの適性も高そうだ。
ビッグスモーキーも底を見せていない1頭。近親にワイルドフラッパー、半兄にスモークフリーがいる血統で、バテずにじわじわと伸びてくるタイプ。消耗戦の全日本2歳優駿には合っているだろう。530キロを超える大型馬なので揉まれない外枠は歓迎だ。
ハヤブサマカオーはやや危険視。1コーナーまではマイペースの逃げを打てそうだが、向上面からルヴァンスレーヴ、ドンフォルティスが動いてくれば、これまで体験したことのないプレッシャーを受けそうで、逃げ馬特有の脆さが出るのではないか。
サザンヴィグラスは北海道2歳優駿が早め先頭に立たされる厳しい競馬。距離短縮自体はプラスで、ドンフォルティスとの着差はもっと詰まってもいい。
ハッピーグリンは北海道2歳優駿が案外も、サンライズカップではサザンヴィグラス、ヤマノファイトと接戦。サザンヴィグラスを押さえるなら本馬も買っておいたほうがいいだろう。
全日本2歳優駿2017の印
◎⑨ルヴァンスレーヴ
○⑪ハセノパイロ
▲⑥ソイカウボーイ
△⑦リコーワルサー
△⑧ドンフォルティス
△③ダークリパルサー
×⑭ビッグスモーキー
×②ハヤブサマカオー
×⑫サザンヴィブラス
×④ハッピーグリン
全日本2歳優駿2017の予想ファイル
全日本2歳優駿2017の買い目
ここは予想通り、JRA勢5頭が中心に売れており、地方勢が1頭でも絡めば、配当はそれなりに見込めそう。ハセノパイロ、ソイカウボーイ、リコーワルサーの食い込みに期待します。
【本線】
3連複:9-6、7、11-2、3、4、6、7、8、11、12、14(21点)
3連複で1列目にルヴァンスレーヴ、2列目にソイカウボーイ、リコーワルサー、ハセノパイロ、3列目に印を打った馬への組み合わせです。
2列目はソイカウボーイ、ハセノパイロ絡みを厚めに、3列目はドンフォルティス、ダークリパルサー>ハセノパイロ、ソイカウボーイ、リコーワルサー、ビッグスモーキー、ハヤブサマカオ―>サザンヴィグラス、ハッピーグリンという形で強弱をつけようと思います。
馬連:9-6、7、11(3点)
馬連でルヴァンスレーヴからソイカウボーイ、リコーワルサー、ハセノパイロに流した組み合わせ。馬連でもそれなりにつきそうなので買っても良さそうです。
【ボーナス】
3連単:9→6、11⇔3、8(8点)
3連単ボーナスを絞って買うとすれば、3連複大本線の延長の1着ルヴァンスレーヴ、2、3着にソイカウボーイ、ハセノパイロが絡み、相手にダークリパルサー、ドンフォルティスが入る組み合わせでしょうか。普通に◎→○▲→○▲で決まってハズすのはもったいなのでそこも押さえたほうがいいかもです。
以上、全日本2歳優駿2017の予想でした。